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2020年12月02日10:30

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何事によらず、つっかからないものは怖い。缶酎ハイと宋代理学と。

「檸檬堂 カミソリレモン」新登場! キレ味抜群ドライタイプのレモンサワー
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=85&from=diary&id=6327076

一年前です。禁煙成功に気をよくして、禁酒を考えたことがあります。
今、週半分は飲んでません。克己心のような良い解釈だけではなく、体力の衰えのような悪い解釈もできます。

そのころ、アル中を克服したというブログをネットで探しました。
日本酒が好きな人やビールが好きな人はありふれていますが、朝から山手線のホームで飲むような人は、コレなんですね。高濃度の果実焼酎系サワー。
値段が安いなどという事情もあります。三割くらいならわかりますが、九割くらいです。

中国隠避思想の恩師佐藤六龍の教えを思い出しました。
ABの間に関係がないということは、関係が際限がないことを意味している。
夫婦間の感情が限度があるのは生々しいから。片思いに限度がないのは、関係がないからです。
(西洋哲学は論理の構築に走ります。証明主義ですが、宋代理学はそうではありません。周敦頤など、空から降ってきたようなアイデアーーまさに ιδέαーーをそのまま祖述しています。だからあらゆるものに当てはまるものが多いですが、この考えもその一つです。
証明があるということと、真実であるということは、全く違います。ヨーグルトの酵母の未知のもののように、証明されたからといって我々に何らの影響ももたらさないものもあります。我々自身の身体のように、存在が証明されないとしても、影響が甚大だというものもあります。ちなみに、デカルトは、精神の存在しか証明していません)

そういえば、昔から「話がうますぎる」「おいしすぎる」「気持ちがよすぎる」などの理由であるものから撤退する人がいます。臆病であり一歩踏み出せばよかったというものも多いでしょうが、一種の生活の知恵でしょうね。一理ある考え方も多いでしょう。

飲むときに引っかかりがない。ビールなどは苦いですし炭酸です。口を通過しても胃腸がありますから、それがブレーキになりますが、高濃度の果実系サワーと、シャンパンはそれがありません。
シャンパンには、大昔から不埒な男が女の子を酔わせて関係するときに使ったという話があります。高いから現実的ではないですが、相当、酒量には自信がある男も二本くらい開けて潰れそうです。

ただ、この檸檬堂はどうですか。天然のレモン果汁とのことですが、マイミクさんが婉曲に示唆していたように、ニセモノくさいです。
こんな味の飲み物が、飲むときに引っかからない味だとしたら、アル中だけではなく、日本人の味覚もダメになったということでしょうか。
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