カラヤン氏のブルックナー

https://www.youtube.com/watch?v=7gAc1nUmGCU
随分と久方ぶりにカラヤン氏がBPOと1971年に録音したブルックナー交響曲 第4番を聴いた。アナログディスク時代に数え切れない程聴いた演奏である。
演奏の評価はこのyoutube1975年BPOとの再録や1984年VPOとの方が高いが、私はとにかくこの1971年の録音が好きだ。
氏がBPOの音楽監督に就任して18年目であり、自在にBPOを操り、アゴーギグの使い方、クレッシェンドの激しさ、パウゼの取り方等まさにカラヤン節満開である。
また最後のイエスキリスト教会録音であり、その為全体がオルガン的な響きに仕上がっているのがまた素晴らしい。
録音から50年が経過しているわけだが、その輝きは失われていない。