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2020年11月28日18:11

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小説「星をつなぐ手 桜風堂ものがたり」村山早紀

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あらすじ
桜野町にある桜風堂書店を託され、仲間たちとともに『四月の魚』をヒットに導いた月原一整。
しかし地方の小さな書店だけに、人気作の配本がない、出版の営業も相手にしてくれない、などの困難を抱えることに。
そんな折、かつて在籍していた銀河堂書店のオーナーから受けた意外な提案とは。
そして桜風堂書店を愛する人たちが集い、冬の「星祭り」の日に、再び優しい奇跡が巻き起こる。

月原一整って、本当絵に描いた好青年だなぁ。
こういう好青年だからこそ、書店は巡っていると言ってもよい。
小さな書店だけに、立ちはだかる壁はあまりにも大きい。
だが、周囲の助けにより、この桜風堂書店は何とか営業を続けていられるのだ。
こういうのを持ちつ持たれつって言うんだろうなぁ。
本当味わい深い作品で、とても優しい物語だ。
こういう作品を紡げるって凄いなぁ、と感嘆。
本好きならば必読と言っても良いだろう。
満足感を胸が満たす――。
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