本日は朝ドラ「エール」の最終回でした。
昨年の大河ドラマ「いだてん」、今年の朝ドラ「エール」と、五輪支援をコンセプトとしたドラマが連続してNHKで放送され、なんだ五輪翼賛ドラマかと観なかった人も多数いたようですが、ふたを開けてみたら、どちらも「世の中には五輪で金メダルを取って国民全体で盛り上がるよりも大切なことがある」ということを高らかに歌ったドラマになりました。「いだてん」はおそらく脚本の宮藤官九郎の反骨の嗜好により虚飾と金銭に彩られた茶番五輪は否定され、「エール」はコロナ禍に遭って主要人物をコロナで失い撮影も中断されるなどしておそらく脚本も変更されエールの対象はコロナ禍中の我々であり虐げられる音楽になりました。特にエールはコメディとしてもやや浮薄な印象の滑り出しだったのにどんどん重厚化したのは人の成長を観ているような心地ですらありました。
【エール】最終回は熱唱の嵐 古関メロディーの多彩さと圧倒的だった“岩城さん”
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