mixiユーザー(id:6785066)

2020年11月20日07:03

78 view

18960823  NO4262  明礼宮修繕に関する件

18960823  NO4262  明礼宮修繕に関する件
http://db.history.go.kr/item/level.do?sort=levelId&dir=ASC&start=1&limit=20&page=1&pre_page=1&setId=-1&prevPage=0&prevLimit=&itemId=jh&types=o&synonym=off&chinessChar=on&brokerPagingInfo=&levelId=jh_009_0030_0450&position=-1
009_0030_0450 駐韓日本公使館記録 9巻 三. 機密本省往 一•二 (45) 明礼宮修繕に関する件
文書題目 (45) 明礼宮修繕に関する件
文書番号 機密第六三号
発信日 明治二十九年八月二十三日 ( 1896年 08月 23日 )
発信者 公使 原 (*原敬)
受信者 外務大臣 西園寺 (*西園寺公望)

(45) 明礼宮修繕に関する件
機密第六三号
本月初旬より明礼宮(ミョンイエグン)修繕の事に着手致しておりますが、去る二十三日において
「陰暦七月晦日を以って同宮の先妣(ソンビ *前代国王の母、か)の殯殿(ヒンデン *死者を棺に入れて祭る宮殿)を旧闕(*旧王宮)より移し、同時に歴代国王の御影を安置せよ」
と勅令が発表され、これはいよいよ国王還御の準備にでたものと聞き込みましたので、去る二十四日「電報」で具報に及びました。
ところがこの還宮のことはロシア国公使の心情もあり、また李時宇などの上疏のような一般世論の熱望するところであるので、政府においても行き掛り上黙っていることが難しい場合にやや立ち至りましたので還御の準備に着手しましたように推察されます。
しかしその裏面より観察するときは、陛下はなお(*日本軍の干渉に対する)恐怖の念を抱き自国兵の護衛のみでは満足されないので今日まで遅延しているわけですので、あるいは殯殿移置の後において殯殿の祭典などを機会として還御を装い一時同宮へ行幸される事もありそうですが、同宮の永遠還御の住居になりますかどうかは従来の成り行きを見ても予言しにくいことであります。この件「電報写」を添えて重ねて具報に及びます。敬具
明治二十九年八月二十三.日
原 公使
西園寺 外務大臣 宛

0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する