「ガッテン!」を観る。ビデオ通話特集。
・30年前は、10秒かけて静止画を送るものだった。TV会議は1時
間5万円ほど通信費がかかった。
今では1000人アンケートで42%が使用経験アリ。
・ビデオ会議だと議論が深まらなかったり、様々な悩みがある。こ
れは、カメラと画面の位置が違うことが一因。
リモートだとうなずきの回数が激減する。これは絶対に相手と
目線が合わないから。話者に見られるとうなずく。これが空気が
分からないことに繋がる。リズム同調が減るから。
オンライン授業などでは、うなずき担当を置くと臨場感が増す。
他の人もつられてうなずきだしたり、表情も豊かに。
・ジェスチャーが映らないことも一因。ラッパーも、動きを制限さ
れると韻を踏める数が激減する。これも、対面でリズムを取ると
踏める韻の数も回復する。
初めに手を振ったり、身振り手振りを映したりすると、ビデオ
会議等も一体感が生まれ円滑になる。
→ 私がリモート会議することはもう絶対ないでしょうけど、人間の心理は興味深い。私がコミュ障なのは、うなずきが少ないことも一因かしら。私って表情も身振り手振りも少ないし。
「日本人のおなまえっ」を観る。外国人の疑問特集。滞在5年以上の150人の外国人アンケートから。
・「大林さんは森さん?」
森姓は全国各地にルーツがある。
大林は香川や愛知など由来。例えば愛知では、原野を切り開いて
田畑を作った松平家の人が、その後、大林と名乗った。
森は神的、木も様々な種類もあり高さもまちまち。一方、林は人
工。人が植えたので、同じ木で高さも揃っていることが多い。な
ので、どんなに大きくなっても林は林。ただし雑木林もある。
→ 森と林の違いは知ってたよ!
・「名字にある"々"って何?」
漢字でも文字でもない。なので辞書にも載っておらず。「同の字
点」という呼び名もある。句点や読点と仲間。中国では”(ちょ
んちょん、と点を打つ)。漢字から仮名を生み出した感覚で、ど
んどん変化していった。携帯では「同じ」と打って変換すると出
てくる。
→ IMEによっては「のま」と打って変換しても出てくるよね。記号
だ、というのは小学校で習ったっけ。
・「富田と冨田がいるのは何故?」
トミタの3割は点がない冨田。
由来は、タケノミナカタの刀美の尊。トミの尊の田んぼで富田。
飛鳥時代以降、税として集められるようになった米は富の象徴だ
った。
冨田は富田の分家。不作のときに、年貢が納められないので、う
ちは豊かでないので納められません、と名字の点を取った家もあ
ると言う。納税圧力が和らいだとか。
字を変えるのは斉藤などもそう。斉藤は85種類ある。戸籍を明治
に作ったとき、筆で書いたので、間違えてもそのまま登録された。
ちなみに斎宮に伝えた藤原さん、が由来。
→ 分家で字を変える、というパターンは多いね。
・「東野さんの読み方が、トウノとヒガシノと分かれているのはなぜ?」
茨城県では最初はトウノだった。中世にあった遠野村が由来。そ
こに小瀬氏が移り住んだ。元居た地域の東だったので、東野と名
乗るようになった。
その後、佐竹家の一族の争いに巻き込まれた東野家。破れた東野
さん、落ち武者狩りにヒガシノと名乗り難を逃れたという。
全国的にはヒガシノの方が9割で、ヒガシノの方が先も多い?
逆に、アベ姓は読みが同じなのに漢字は多種ある。安倍、安部、
阿部、阿倍等々。奈良県桜井市のアベという地名が先にあり、漢
字を後でアテた。
→ 昔は字を気にしなかった、音優位だったのね。
「ブラタモリ」を観る。「飛騨」の回。お題は「アゲアゲの飛騨!そのヒミツは?」。
・高山、昨年の観光客は400万人以上。幾つも古い町並みが保存。
・米の収穫が少なく、かつては朝廷から下とランク付けされていた。
・戦国時代に金森長近が高山城を築城。武家地は坂の上にある。町
人の住居は坂ノ下。坂は2つの川の浸食崖。舌状台地。築城に適
した地形。
・北の神岡町にはヘデンベルグ輝石(鉄鉱石)があり、他の鉱石も
多く産出する。鉱山の宝庫。金銀銅。米だけなら3万8千石だが鉱
山も含めると10万石。明治以降の神岡鉱山は東洋一の亜鉛鉱山。
戦国時代、飛騨が栄えた理由。今では鉱山跡にカミオカンデやス
ーパーカミオカンデがある。
・坑道の中には飛騨片麻岩があり、コンクリの5倍硬い。超古代に
パンゲア大陸が衝突し圧力と熱がかかった痕跡。
・スーパーカミオカンデの中には直径38mほどの穴の中に、光電子
増倍管が1万個並び、5万トンの水で満たされている。ニュート
リノ検出装置。人の身体を1秒間に数百兆個通り抜けているが、
水と反応し発光するのは1日30個程度。
なお、2027年にハイパーカミオカンデ(より大きい)が出来る予
定。スーパーの10倍の大きさ。
→ お城と、カミオカンデ観光の回だなー。お題とそぐわず、違和感あるね。
ただ、昨日訃報が伝えられた小柴さんの追悼番組に期せずしてなっていて、そういう意味では良かった。
「世界ふしぎ発見」を観る。寿司の回。
・ワールド寿司カップが数年前から開催されている。
・ブラジルには裏巻き海苔巻きを揚げて火を点ける寿司がある。
・チェコにはヅケの醤油にビールを混ぜるものもある。
・欧州ではマグロとチョコの寿司がある。日本人女性の作。
・ポルトガルではイチコとチョコロール寿司がある。
・メキシコでは発酵唐辛子の寿司がある。
・フルーツの寿司もある。
・モナコではマンゴーソースをかけた寿司もある。
・タイではマグロと炙りフォアグラを合わせた寿司がある。
・千葉の太巻き。断面で絵を描く。昔は嫁入りに必要な技術。
・プロが寿司で絵を描く寿司もある。数千円から2万円くらい。
・京都の手まり寿司。数千円。また、湯葉で巻いたお稲荷さん的な
狸寿司もある。
・京都ではシャリのことをシマという。
・京都では押し寿司、箱寿司や巾着寿司も伝統。
・大阪ではどじょうの押し寿司もある。
・江戸前寿司はファストフード、関西寿司は保存食。
・京都には蒸し寿司がある。暖かいチラシ寿司。
・豪州では稲荷寿司にたこ焼きをトッピングするのが流行。その他、
海草さらだやイイダコなどが乗るものも。
・大阪ではウナギとバターを合わせる寿司がある。
・お寿司でドーナッツを象った寿司が豪州から逆輸入されている。
→ どれも美味しそうで、アリとは思うけど、でも一部には、「これって寿司じゃないよね」という物も多く含まれているような?まぁ多様性は繁栄の証かな。
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