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2020年11月15日10:23

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18960815  NO4254  日本派等の朝鮮人逮浦に関する件

18960815  NO4254  日本派等の朝鮮人逮浦に関する件
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009_0030_0370 駐韓日本公使館記録 9巻 三. 機密本省往 一•二 (37) 日本派等の朝鮮人逮浦に関する件
文書題目 (37) 日本派等の朝鮮人逮浦に関する件
文書番号 機密第五七号
発信日 明治二十九年八月十五日 ( 1896年 08月 15日 )
発信者 京城 特命全権公使 原敬
受信者 外務大臣 候爵 西園寺公望

(37) 日本派等の朝鮮人逮浦に関する件
機密第五七号
昨十四日電報でもって申し上げて置きましたとおり、今回前校理・洪顕哲(ホンヒョンチョル)というものが日本派、大院君派、朴泳孝党と見られるもの五十余名の姓名簿を作り、これに捏造の事実を付加して、一通を侍従・金鴻陸を経て陛下に、一通を法部大臣に差出し、これに縁由して三品(サムプム *上から三番目の地位)警務官を僥倖せん(願おう *「これに縁由して」以下不明)と企てたところ、国王初め各大臣は最初よりこれらの徒党を嫌悪し時機があったら芟除(サンジョ *取り除くこと)しようとの下心があったのだが、近来また政府内の機密を世間に漏洩しては政府非難の説を伝播(デンパ *まき散らす)するのは結局彼らの行為であると妄信しているところであったので、いまが彼らを投げ捨てる機会だとして、名を十月の事変(*閔妃殺害事件)に藉りて昨日十四日よりこれらの捕縛に着手した。今日までに引致されているものは
故金宏集の甥なる前学部協弁・金春熙、
前内部協弁又前中枢院議官・劉世南、
前農商局長又前公州観察使・李淙遠、
前鎮衛隊中隊長正尉又休職一等軍司・鄭鳳林、
前内部主事・李鍾、
前茂山郡守・洪在舜、
故金宏集の従第である前軍部経理局長・金増集
及び兪学柱、李運勝、趙秉昇、趙淵夏
等十八名で、今も逮捕を継続している。このため本邦人に縁故のあるものは一般に恐慌をきたしている。
この捕縛の風説は数日前よりありましただけでなく、日本人もしくは日本人間に出入する朝鮮人を探偵らしい者が追尾する様子もありますので、本使は昨十四日早朝外部大臣に面会の際に、「日本人と交際しているものを理由も無く捕縛しあるいは追尾しているとの風説がある。これは取りも直さず通商貿易の精神に反する不法の処置である」と主張し、看雑談に及置候(*七字不明)。この件は念のため電報写を添えて重ねて具報に及びます。 敬具
明治二十九年八月十五日
京城 特命全権公使 原敬
外務大臣 侯爵 西園寺公望 殿









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