Fuki - Bloody Rain
このFukiさんという女性ボーカルメタルの声好き。
息を出し切ってそうな部分でも、まだ余力がありそうな感じがあるし、安定感あって力強い。kalafinaをごり押しメタルにした感じかな。(…は、ちょっと違うか)
ビブラートの感じが陰陽座がよぎる。
ボーカルパートが終わり、ブレイクが入って…さぁギターかキーボードかのソロパート始まるかと思いきや、ヴァイオリンががっつりマウントしてきてビックリ!
これは…wかっこいい!上手い。
続いて、キーボードソロ。
音色チョイスが元Dream TheaterのDerek Shrenianみたい。
この間のベース(ダーーダーーダッ ダーーダーーダッ)かっこいい。
そしてギターソロ。
音いい。終盤の音階を駆け上がって、天空に伸びあがっていくようなメロディは、筋肉少女帯の1,000,000人の少女を思い出してしまった。
少女が降ってくるのかと思った。
絶対、橘高さんのギターソロで育ったはず。
プロモの映像もかっこいい。
演出も凄く研究されているんだなぁ。
こういうビジュアルカットって、結構、CGにもある不気味の谷みたいなのがあるのに、
全体的にスマートな感じで、ヴィジュアル系の独特の気持ち悪さがない。
化粧も、撮影手法も研究されつくされてる感じ。
妄想が現実化してる感じがする。
映画アニメ・パプリカみたい。
にしても、ヴァイオリンのポジションめっちゃおいしい。
ベースよりメロディアスにベースして、ギターでは出すぎてしまう華やかさを最適な音域で補ってる。
居なくても曲になるけど、いないと普通のスピードメタル的で寂しい、
いるとめっちゃ華やかになる。
依存物質的な存在。
このポジション、おいしすぎ。
ほんと、この曲かっこいい。
いいぞ、ジャパメタル。
(というかジャパメタルって単語を変えてほしい。)
ドイツがジャーマンメタルだから
極東で、ハイエンドアースメタルとか…。
全てが集まる国だから、ハイミクスチャーメタルとか。
演奏技術もとても高い。
・・・
あれ、なんか他の曲もすごいな。
録音もいい。
たぶん、ドラムは生録とRolandの電子ドラムトリガーと混ぜてるはず。
たぶん…。
演奏(スクリプト読み上げ)して、脚色を後で自在にできるようにしている…はず。
ヴォーカルのFukiさんも声色をいくつも変えられるのか。
この人のアルバムもっと聞きたいなぁ。
ヴォーカル名で出してるから、収録曲ごとに演奏メンバー毎回かわるのかなー。
だったら嫌だなぁ。
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