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2020年11月05日23:41

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映画「きみの瞳が問いかけている」感想

本当に感動したし、号泣しました。泣くことで日頃のストレスが浄化された感じです。
横浜流星さん演じる主人公篠崎塁の、過去にあまりにも過酷なものを背負い込み、それ故に一時期道を踏み外しながらもきちんと更正し、更に過去に犯してしまった罪に向き合い続けて苦しむ姿とか。健気でひたむきで過去のある出来事で両親を失い、自らも視力を失いかけている(←失明はしていない、ここは重要。ここで[失明している]と誤解すると、以後映画のストーリーが理解できなくなる危険性有り)ヒロイン柏木明香里(吉高由里子さん)等、魅力的なキャラクターが沢山。

そして、意外なのが半グレ集団ウラボロスのリーダー佐久間恭介役の町田啓太さん。彼があそこまで見事に悪役に填まっているのも意外ですし、そもそもキャストを決める段階で、町田さんにオファーをしたのも意外なくらい、恐らく多くの人が持つ俳優町田啓太さんのイメージとはかけ離れた役。それを本当に見事に演じてみせた町田啓太さんの俳優としての実力を見せ付けられます。
なお、過去に塁が犯してしまった罪についても、本来は恭介を始めとしたウラボロスのメンバーによって追い詰められた結果、不運が重なり、塁が犯罪者として3年半も刑に服したというのが正しいのですが。それでもずっと罪の意識を背負い続ける塁の純粋すぎる故の苦しみと、そんな塁を更に利用して苦しめるウラボロスの対比も見所のひとつだと思います。
映画「きみの瞳が問いかけている」、本当に素晴らしい作品です!
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