西之表市は反対表明 残る4町は
10月23日 14時57分
会談のあと屋久島町の荒木耕治町長は「きょうは賛否の表明はしていない。私はずっと屋久島町はそぐわないと言ってきましたので、その気持ちは変わらない」と話し、世界遺産にも登録されている島の近くに軍事施設はそぐわないという考えを示しました。
また西之表市の矢板市長が計画への反対を表明したことについては「私どもがいうことではない」と話すにとどまりました。
南大隅町の森田町長は「漁業や畜産の関係者から計画についての心配材料があるという地元の意見を伝えた」と述べました。
そのうえで「計画によって地元にどのような影響がもたらされるかということが全く未知であり、まだ町の立場を示す段階ではない。今後は、国に対してさらなる情報の提供を求めていきたい」と述べました。
南種子町の小園町長は「西之表市はすでに立場を示しているが、各自治体の考えは、合同ではなく、個別でしっかりと協議するべきだ」と述べました。
そのうえで「今後、いろいろな団体や住民のみなさんからの意見や、さらなる国からの情報が届いた段階で、町としての判断を示したい」と述べました。
自衛隊の誘致を進めている中種子町の田渕川寿広町長は「自衛隊の訓練の受け入れは進めていきたいが、それは馬毛島の問題とは別だ」としうえで、計画への賛否については「私の立場として、西之表市の行政区の問題に対して、賛否を言及できないというのが常識だ。懸念される問題があれば、防衛省に説明をお願いする」と話していました。
一方、西之表市の八板俊輔市長は市として計画に反対する立場を改めて強調しました。
参加した4人の町長に反対姿勢への同意を求めたのかについては「それぞれの立場があるのでそういったことはしていない」としたいえで「馬毛島の行政区は西之表市であり、各町長もその点を踏まえ賛否を差し控えていたと考えている」と述べました。
また計画に先立って防衛省が行う方針を示している周辺海域でのボーリング調査については「漁業者と漁協の判断をしっかり見届けて判断したい」と述べるにとどめ、市長が提出することになっている意見書がどのような内容になるのかについては言及を控えました。
https://www.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/20201023/5050012407.html
知事「首里城の防火対策努める」
10月23日 14時19分
玉城知事は記者会見で、首里城の火災からまもなく1年となることについて「管理者としての責任を重く受け止める」と述べ、防火対策の強化など再発防止に努める考えを強調しました。
玉城知事は23日午前の記者会見で、首里城の火災から今月31日で1年となることについて「現場で焼け落ちた首里城の姿を目の当たりにして、なんとも言えない衝撃を受け、いかんともしがたい喪失感に襲われたことをこの1年忘れることはなかった」と述べました。
そのうえで「管理者としての責任を重く受け止め、このようなことが2度と起こらないよう防火対策の強化や管理体制を構築していく」と述べ、再発防止に努める考えを強調しました。
また、玉城知事は、再建されるまでの間も観光客を呼び込むため、首里城関連の映像を楽しめるシアターや飲食などを楽しめる休憩施設を今月31日から首里城公園内にオープンさせると明らかにしました。
https://www.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20201023/5090012136.html
首里城「大龍柱」修復作業始まる
10月23日 14時19分
去年10月に起きた那覇市の首里城の火災で耐えて残った龍の柱「大龍柱」の修復作業が23日から始まりました。
去年10月に起きた首里城の火災で主要な建物が全焼する中、「正殿」の前にある「大龍柱」と呼ばれる2本の柱は耐え残りました。
しかし、火災による損傷でそれぞれ160か所以上のひび割れが確認されていて、首里城の再建を担う国は、新たに制作する大龍柱の見本とするため23日から一般公開をしながら本格的な修復作業を始めました。
作業は「下之御庭」と呼ばれる広場に設置されたプレハブ小屋で行われ、専門の技術者がひび割れのところに注射器で樹脂を注入するなどしていました。
大龍柱は来月中旬ごろまでに修復が完了し、その後、新たな大龍柱の制作が始まるまでの数年間は、「下之御庭」で展示される予定です。
国営沖縄記念公園事務所の與那嶺盛明建設監督官は「復元に向けた作業を一般公開するので、今しか見られない様子を多くの人に見てもらいたい」と話していました
https://www.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20201023/5090012135.html
JR新山口駅 再開発で新広場
10月23日 12時30分
山口市がJR新山口駅周辺で進めている再開発の一環で、市が整備を進めてきた新しい広場が新山口駅の南口に完成し、23日、記念の式典が行われました。
完成したのは、山口市が整備を進めてきた新山口駅南口の駅前広場です。
23日は、市やJR西日本などの関係者が出席して完成を祝う式典が行われ、山口市の渡辺純忠市長が「山口の玄関口として快適で親しみやすい空間として末長く愛されてほしい」とあいさつしました。
続いて、初代総理大臣の伊藤博文など、明治維新ゆかりの人物5人の名前を記して新たに設置された石碑を除幕して、広場の完成を祝いました。
山口市は10年前からJR新山口駅周辺の再開発を進めていて、完成した広場はおよそ5億5000万円かけて整備されました。
一部はすでに運用が始まっていましたが、9600平方メートルの敷地にタクシーやバス専用のロータリーが整備されたほか、利用者がくつろげる休憩スペースなどが設けられています。
山口市都市整備課の山根智成課長は、「多くの人に利用してもらい、駅前がにぎわってくれれば」と話しています。
https://www.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20201023/4060007456.html
訓練参加の米軍戦闘機が順次到着
10月23日 12時21分
新富町の新田原基地には、日米共同訓練に参加するアメリカ軍の戦闘機が順次到着しています。
沖縄のアメリカ軍嘉手納基地に所属するF15戦闘機。
午前11時半すぎから次々に滑走路に着陸しています。
今日中に訓練に参加する12機すべてが揃う予定で、ホテル宿泊の問題で県などが強く反発する中、日米共同訓練の態勢が整うことになります。
https://www.nhk.or.jp/lnews/miyazaki/20201023/5060007717.html
災害救助犬の拠点で大町町が協定
10月23日 12時08分
九州で大規模な災害が発生した際に災害救助犬を現地に派遣するための拠点事務所が大町町に開設されることになり、23日、災害救助犬の育成や派遣を行うNPO法人と大町町役場が協定を結びました。
災害救助犬は、地震や台風など災害が起きた際にがれきや土砂に埋まっている人を捜索する、特別な訓練を受けた犬です。
災害救助犬の育成や派遣を行うNPO法人「日本レスキュー協会」は、九州で大規模な災害が発生した際に災害救助犬を現地に派遣する拠点事務所を、来年9月、大町町に開設することになり、23日、大町町役場と協定を結びました。
協定式には「日本レスキュー協会」と大町町、それに県の関係者のほか、ラブラドールレトリバーの災害救助犬、太陽くんが出席し、水川一哉町長が「昨年の佐賀豪雨ではたくさんの助けをいただきました。感謝と縁を感じ、この協定が災い転じて吉となるよう町民一同期待しています」とあいさつしました。
「日本レスキュー協会」は今後、佐賀県内から職員を1人雇用し、来年の開設に向けて準備を進めていくということです。
「日本レスキュー協会」の吉永和正理事長は「佐賀豪雨ではペット同伴の人に避難所を提供したり、災害救助犬が警察と共に街のパトロールをしたりして、大町町との繋がりができました。一刻も早く人々を助けるためにこの事務所を使いたいと思います」と話していました。
https://www.nhk.or.jp/lnews/saga/20201023/5080007267.html
職員の飲酒不祥事 知事が陳謝
10月23日 11時54分
飲酒に絡んだ県職員の不祥事が相次いでいることについて、山口知事は23日の記者会見で「県民におわび申し上げたい」と陳謝し、県を挙げて再発防止策に取り組んでいく考えを示しました。
先月、園芸課の30代の職員が酒を飲んだ後、車を運転して自損事故を起こし懲戒免職になったほか、今月17日には、酒に酔った県民環境部の30代の職員がディスカウントストアの駐車場で車を蹴って傷を付けたとして逮捕されました。
県職員の飲酒がらみの不祥事が相次いでいることについて、山口知事は23日の定例の記者会見で「飲酒運転の件は本当に県民におわび申し上げたい。今回の場合は物損だが、飲酒運転は人をあやめる可能性があるので許してはいけない」と陳謝しました。
そのうえで、山口知事は「職員には『お酒を飲んだあとにトラブルにならないよう、最初から車の鍵を持ち歩かないとかタクシーで帰ると決めるとか、事前の防衛策が大事だ』という話しをしている」と述べたうえで「新型コロナウイルスで県民が苦しんでいて『支え合いが大事』と言っている中でのことであり、しっかり反省して、しっかりとおわびして対策を考えていきたい」と述べ、今後、県を挙げて再発防止策に取り組んでいく考えを示しました。
https://www.nhk.or.jp/lnews/saga/20201023/5080007266.html
アスリート用料理学んで合宿誘致
10月23日 11時48分
佐伯市では、スポーツ選手の合宿の誘致に力を入れようと、飲食店の経営者にアスリート向けの料理を教える講座が開かれています。
この料理講座は、アスリートに適した食事を提供できる飲食店を増やすことで、スポーツ選手の合宿を誘致する際のアピール材料の一つにしようと、佐伯市が昨年度から始めました。
22日、今年度の4回連続の講座のうち初めての回が市内で開かれ、飲食店の経営者8人が、管理栄養士の講師から合宿中のアスリートに出す食事の注意点などについて講義を受けました。
この中で、揚げ物やカレーライスは消化に時間がかかるため昼食には向かないことや、海外の選手は宗教上食べられない食材があるため、十分な下調べが必要だといった話がありました。
また、北京オリンピックの陸上競技で出場した地元出身の成迫健児さんがアドバイザーとして参加し、食事によってパフォーマンスは変わることなどを伝えていました。
市によりますと、昨年度、市内では学生やアマチュアなど国内外の25団体、合わせて1500人が合宿を行ったということです。
佐伯市ブランド推進課の高次秀爾副主幹は「地元の豊かな食材を活かしたアスリート料理を合宿中に提供してもらい、選手が活躍してくれたらうれしい」と話していました。
https://www.nhk.or.jp/lnews/oita/20201023/5070008232.html
田んぼにユニークなかかしの展示
10月23日 11時45分
鹿児島市郊外の田んぼでは「かかし」コンクールが行われ、人気漫画「鬼滅の刃」の主人公のかかしや、新型コロナウイルスの感染拡大といった、世相を切り取ったユニークなかかしが並んでいます。
鹿児島市郊外の東俣町の県道沿いでは、稲刈りを終えたこの時期に毎年「かかし」コンクールが行われていて、今年も過去の作品とあわせて40体が並んでいます。
このうち、中学生以下の子ども部門で優勝した「南ちゃんの交通安全」は、「パトロール中です」と書かれた看板を持ち、手首には反射材がつけられた交通安全を呼びかける作品です。
また、高校生以上の大人部門で優勝した「コロナこわ〜い!!」は、大きな赤いマスクをつけ、手前にはアルコール消毒が置かれていて世相を切り取った作品になっています。
このほか、人気漫画「鬼滅の刃」の主人公、竈門炭治郎のかかしなどいま話題となっている漫画などをモチーフにしたものも並んでいます。
南方まちづくり協議会の北村省三さんは、「ことしは、話題になっている鬼滅の刃や、コロナに関する作品など、世相を反映したものが多かったです。車を止めて見ていただければと思います」と話しています。
かかしの展示は、11月7日まで行われています。
https://www.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/20201023/5050012405.html
延岡の工場火災 ようやく鎮圧
10月23日 11時42分
今月20日の夕方に延岡市の旭化成グループの工場で起きた火災は、発生から丸2日半たった23日午前9時ごろ、ほぼ消し止められました。
この火災は、今月20日午後4時40分ごろ、延岡市の半導体集積回路の工場「旭化成マイクロシステム」の4階のクリーンルームから発生したとみられ、22日未明には5階の壁や屋上の一部が崩落するなど火が広がりました。
23日朝からは煙の勢いも弱まったため、消防隊員がはしご車に乗って建物の屋上や窓から内部を調査し炎が収まっていることを確認したとして、消防は午前9時5分に「火災は鎮圧した」と発表しました。
消防によりますと、火災によるケガ人はいないということです。
今回、鎮圧までに丸2日半かかりましたが、旭化成延岡支社によりますと、延岡市内にあるグループの工場で起きた火災としては、最も時間がかかったということです。
また、この火災では工場周辺で異臭が発生し「頭痛がひどい」などの相談が市に77件寄せられるなど、市民生活にも影響が出ました。
このあと火を完全に消し止めたうえで、警察と消防が火災の原因について詳しく調べることにしています。
https://www.nhk.or.jp/lnews/miyazaki/20201023/5060007714.html
ブランド魚「かぼすブリ」旬入り
10月23日 11時18分
大分県特産のカボスを餌に混ぜて養殖したブランド魚「かぼすブリ」の本格的な出荷が始まるのに合わせ、23日朝、大分市で旬入り宣言のセレモニーが行われました。
「かぼすブリ」は、大分県特産のカボスの果汁と皮を餌に混ぜて養殖した大分のブランド魚で、秋の深まりとともに脂がのって旬を迎えます。
23日朝、大分市の公設地方卸売市場でセレモニーが開かれ、県漁業協同組合の山本勇組合長が生産者など50人ほどを前に「味よし、香り良し、見た目よしのかぼすブリのおいしさがいっそう増してくる季節を迎えました」と述べ、旬入りを宣言しました。
このあと、試食が行われ、関係者たちが刺身を味わいました。
県によりますと、県内の養殖ブリの生産量は平成30年に1万7000トン近くに上り、全国2位となっています。
このうち10年前に出荷が始まったかぼすブリは、まだ数%と少ないものの、年々徐々に増え全国的にも認知度が上がっているということです。
今後、旬入りに伴い、競りを通さない相対取引で、県内をはじめ関東や関西などのスーパーや飲食店に本格的に出荷されます。
県漁協の山本組合長は「ことしは新型コロナの影響で需要が芳しくないが、これから年末年始に向け、かぼすブリのおいしさを味わってほしい」と話していました。
https://www.nhk.or.jp/lnews/oita/20201023/5070008231.html
熊本城特別公開来場者10万人に
10月23日 11時13分
熊本城の天守閣の復旧工事の様子などを間近で見られる、「特別公開」の来場者が、6月の公開開始から10万人に達しました。
4年半前の熊本地震で大きな被害を受けた熊本城では、ことし6月から特別見学通路を設けて、崩れたままの石垣や天守閣で行われている復旧工事の様子を、間近で見られる特別公開を行っています。
23日その来場者が10万人に達しました。
10万人目となったのは、東京から家族3人で訪れた平野大夢さん(42)で、「熊本城おもてなし武将隊」のメンバーから、10万人目となったことを告げられたあと、記念パネルの前で武将隊と一緒に記念撮影をしました。
続いて、武将隊の案内で特別見学通路を歩きながら、工事で400年前の石垣が新たに見つかったことや、天守閣の復旧状況などの説明を受けていました。
平野さんは「いい思い出になりました。まだ復旧が進んでいないところがあると感じたので、今後も熊本城に訪れることで力になれたら思います」と話していました。
熊本城は現在、大天守と小天守内部の工事を行っていて、来年の春ごろ天守閣内部の見学ができるようになるということです。
https://www.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/20201023/5000010367.html
捕獲動物をジビエ料理に有効活用
10月23日 10時48分
野生動物による農林業への被害を減らすとともに、捕獲した動物をジビエ料理として有効活用し地域の活性化にもつなげようと、防府市の飲食店で、イノシシを使った肉料理を、インターネットで販売する取り組みが始まりました。
山口県によりますと、野生の動物などによる農林業への被害は、昨年度、金額にして4億3000万円余りに上っていて、県は被害を減らそうと捕獲を進めています。
一方で捕獲した動物を有効活用し、地域の活性化にもつなげようと、ジビエ料理として普及させることを目指しています。
こうしたなか防府市にある飲食店が、県や市の呼びかけに応じてイノシシの肉の煮込み料理を考案し、今月19日にインターネット販売を始めました。
店では地元産のタマネギを使ったソースとともに、イノシシの肉を10時間以上煮込んだ料理を真空パック状態にして冷凍保存し、インターネットを通じた注文に応じて配送するということです。
新たに販売を始めた「洋食堂なか田」の店長の中田佑輔さんは「食べず嫌いな人も多いがイノシシの肉はおいしいので、ぜひ多くの方に食べていただきたい」と話しています。
https://www.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20201023/4060007454.html
岸防衛相が辺野古への理解求める
10月23日 06時05分
就任後初めて沖縄県を訪問している岸防衛大臣は、22日玉城知事と会談し、アメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設を中止するよう求められたのに対し、基地の固定化は避けなければならず、辺野古への移設が唯一の解決策だとして理解を求めました。
岸防衛大臣と沖縄県の玉城知事との会談は、22日夕方、沖縄県庁で行われました。
会談では、アメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設をめぐり、玉城知事は、「県民投票で、埋め立て反対の民意が圧倒的多数で明確に示されたことは極めて重い。民意をしっかりと受け止め、直ちに工事を中断し、県との対話に応じていただきたい」と述べました。
これに対し、岸大臣は、「問題の原点は、基地の危険性を一日も早く除去することで、普天間基地の固定化は絶対に避けなければならない。抑止力と危険性の除去を考え合わせた時には、辺野古への移設が唯一の解決策だ」と述べました。
そのうえで、「地元の理解を得る努力を続け、基地負担の軽減を図るために全力で取り組む」と述べ、移設への理解を求めました。
会談に先立って、岸大臣は、普天間基地のある宜野湾市を訪れ市役所の屋上から基地を視察したあと、松川市長と会談し、「1日も早い全面返還が実現するよう、着実に結果を出していきたい」と述べました。
https://www.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20201023/5090012129.html
ひまわりで街を元気に
10月22日 21時00分
南九州随一の繁華街として知られている鹿児島市の天文館。長引く新型コロナの影響で客足はいまだに戻っていません。
そんな沈みがちになる街の雰囲気を「ひまわり」で明るくしようと考えた男性がいます。花に込められた街への思いを取材しました。
(NHK鹿児島放送局 末廣航カメラマン)
【ひまわりを育てたのは誰?】
天文館の通りを歩くと、あちこちの店先に鉢に植えられた、大きなひまわりが咲いているのに気がついた人も多いのではないでしょうか。
ひまわりを育てたのは天文館で宝石店を営む有馬明治さんです。商店街をひまわりで彩り明るい雰囲気を取り戻そうと考えました。
(宝石店有馬明治さん)。
「会話をしていてもカラ元気というか、ちょっと笑って笑顔で話をするんだけれどつらいんだろうなぁというかひまわりって皆さんが元気をもらえるお花かなと」
【街が崩壊する危機感】。
有馬さんがひまわりを育てようと思ったきっかけは、客足が戻らず寂しげに見える生まれ育った街の姿でした。わかっているだけでも、地元の商店街で26の店が閉店しました。
(宝石店有馬明治さん)
「街が崩壊しちゃうなっていう危惧はありますよね心配しています」
そんな商店街の一角にカウンターを囲む、アットホームな雰囲気が人気のおでん屋さんがあります。
去年に比べて売り上げは半減。消毒液や仕切り板の設置など対策をしていますが、客足が戻らない状態が続き、店長の岩元なつきさんは不安を抱えています。
(店長岩元なつきさん)
「この病気がいつ終わるのかわからないのが不安ですよね。終わりがない感じがするからやり場がわからないです」
【1人で始めたひまわり栽培】
宝石店の有馬さんは、300本のひまわりを通りのお店に手渡すことを決め、7月下旬から栽培を始めました。
起きるのは、毎朝6時。水やりや鉢の植え替えを1人でこなします。黙々と作業をしながら、有馬さんは「大変ですが、見てもらって笑顔になったら、いいなとか思いながらやってます」と話していました。
【広がる商店街のつながり】
有馬さんの取り組みは次第に広がりを見せ始めます。これまでほぼ交流がなかったお店の人などが、自分たちもひまわりを育てたいと集まるようになったのです。ひまわりの手入れをしながら、冗談を交えながら和気あいあいと会話を楽しみます。
(手伝う人たち)
「楽しいですよ息抜きになるっていうか」
「土をいじりながらちょっと癒やされるしみんなで同じ天文館でお互いに励ましあったりできるからね」
【いよいよお店に手渡し】
ひまわりを手渡す日には、平日にもかかわらず飲食店の店員など有馬さんのもとに10人が手伝いに来てくれました。楽しい雰囲気で手渡したいと、有馬さんは着ぐるみを着て1軒1軒、訪ねました。
従業員を守るため店を開け続けている人や、一時は店を閉めることも考えた人もいました。
10月21日時点で80の店にひまわりを贈り、多くの人たちが笑顔で受け取りました。
(受け取った店の人)
「ひまわりはすごく明るくて」
「元気になりますひまわりのような笑顔で」
「クラスターが起きたとき一回閉めようと思ったんですけど元気な花があるとまたあしたもがんばってみようという活力をくれる花だと思います」
(有馬明治さん)
「みなさんの笑顔みてひと言報われたなっていうのはあります。また賑やかな天文館に戻ってほしいなって思います」
笑顔あふれる街の日常が戻るように夜の繁華街に咲くひまわりが街を明るく照らします。
https://www.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/20201022/5050012402.html
覚醒剤所持容疑で暴力団組長逮捕
10月22日 21時02分
田川市の指定暴力団、太州会の組長2人が、営利目的で覚醒剤を持っていた疑いで逮捕され、警察は、密売で得た利益を組織の資金源にしていたとみて、入手ルートなどを捜査しています。
逮捕されたのは、田川市に本部を置く指定暴力団、太州会の組長、浦野正昭容疑者(56)と森元徹容疑者(59)の2人です。
警察は、22日午後、本部事務所を捜索しました。
警察によりますと、2人はことし7月、元組員(54)と共謀し、飯塚市の住宅で覚醒剤115グラム、末端の密売価格でおよそ740万円相当を営利目的で隠し持っていたとして、覚醒剤取締法違反の疑いが持たれています。
2人は、元組員と頻繁に携帯電話で連絡を取っていたほか、住宅の押し入れから覚醒剤や注射器、計量器などが見つかったということです。
警察は、捜査に支障があるとして、2人が容疑を認めているかどうか明らかにしていません。
福岡県内では、特定危険指定暴力団、工藤会の弱体化が進む一方、警察は、ほかの暴力団組織の勢力拡大を警戒していて、太州会が密売で得た利益を組織の資金源にしていたとみて、入手ルートなどを捜査しています。
https://www.nhk.or.jp/fukuoka-news/20201022/5010009775.html
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