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2020年10月25日18:18

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花は根に 鳥は古巣に 帰るなり 春のとまりを 知る人ぞなき

千載集より、崇徳院御製の歌

花は根に 鳥は古巣に 帰るなり

春のとまりを 知る人ぞなき

【春歌下、122】

(はなはねにとりはふるすにかえるなりはるのとまりをしるひとぞなき)

意訳:春が終われば、花は根に、鳥は古巣に帰るという。でも、春の行き着くところを知っている人はいない。(いったいどこへとまっているのだろう)

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春を青春に、置き換えたりすると、読んだことがある。

青春はいったいどこへ行き着くのか、知っている人はいない。

最初の

花は根に 鳥は古巣に 帰るなり

音がきれい、心地よく、
口ずさみたくなる♪

「春のとまり」本の題名みたい

日本語ってとっても綺麗
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崇徳院の歌は、「花は根に、鳥は古巣に」 というリズムがいいですね。一度聞けば記憶に残るだけあって、この言葉だけで“元通りに帰ることのたとえ”、ことわざになっています。そして「とまり」 には、宿泊場所の「泊まり」、季節の移ろいの「停まり」「止まり」、それとも人々の心に「留まり」、の、いったいどの意味をあてればいいのでしょうか。意図されているのかどうかわかりませんが、結果的に掛け言葉になっているようにも思えます。

引用

http://e2jin.cocolog-nifty.com/blog/2013/04/post-2b28.html
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