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2020年10月23日21:57

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異説・金太郎_第2章1幕

棲家に戻った金太郎は金八に寺院での出来事を話しました。
八「そうか・・・、鑑真殿は逝ってしまったか・・・」
金「父さんは知っていたんだね、ジェダイとシスの事や聖堂の事も」
八「あぁ、鑑真殿から聞いた程度だがな、フォースの使い方も鑑真殿から習ったものだ、ライトセイバーは文献を元に独学で身に着けた」
金「父さんと鑑真さんはジェダイじゃないの?」
八「俺も鑑真殿もジェダイではない、ジェダイは数百年前にシスと共に滅びてしまったからな、鑑真殿も文献を元にフォースの扱いを身に着けたと言っていたし、『ジェダイもどき』と言えば正しいかもしれない、だがシスが甦ったのならばジェダイもまた甦る、ジェダイとシスは表裏一体、どちらか片方だけが存在し続ける事は不可能だからな、故にお前こそが新世ジェダイの可能性が高い」
金「でも俺はカイダス卿に手も足も出なかった・・・、鑑真さんは俺の中に強大なフォースが秘められていると言っていたけど・・・」
八「鑑真殿の言っている事は正しい、お前は赤子の時から強大なフォースを秘めていた、しかし物心つく前から強大なフォースを秘めているとふとした事で暴走してしまう危険があった、だから俺はフォースを抑える封印を施して育てたんだ」
金「っ!!その封印を解けばカイダス卿を倒せるはず!!父さん!今すぐ解いてくれ!」
八「金太郎!間違えるな!お前の力は決して敵を倒す為のものではない!ジェダイとは『守りし者』、その力は常に誰かを救う為に振るわなければならないんだ!」
金「っ!ごめん父さん・・・、でもカイダス卿や奴のマスターを止めないとシシ神の森が!いや森だけじゃない、この世界すら危険に晒されてしまう!」
八「慌てるな、今からお前に守る為の力を伝授する、封印はいきなり解くとバックファイアで体を破壊してしまいかねないから段階に分けて解いていく」
金「でもそんな悠長な事は言っていられないよ、カイダス卿と遭遇してしまった以上あの集団が行動を早める可能性があるしカイダス卿も再び現れるかもしれない」
八「何、砦建設予定の場所には仲間の防人が建築の妨害をして食い止めている、しばらくは大丈夫だろう、後これは俺の勘だがカイダス卿は動かない」
金「どうして動かないと言えるの?」
八「聞いた話から察するにカイダス卿はお前の事を知っているようだった、おそらく俺も知らない出生に関する何かを奴は知っている、それに態度からしてお前に対してかなりの執着を持っている可能性が高い、故にお前が動かない限り奴も動かないだろう」
金「そうだといいけど・・・」
八「不安がっていても始まらない、どの道時間が限られている事に変わりはない、直ぐに始めるぞ!」
金「はい!!!」
こうして金八による修行が始まりました。

続く
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