おもしろい試みだと思う

「宅配ボックス」電柱に設置
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=6274299

私鉄沿線の都心に近い住宅地である我が街では、爆買いなどの商業発展から取り残される一方、駅前広場の花壇が、住民の高齢化により、維持できにくくなったことをキッカケに、区役所の都市整備担当が「駅前広場再開発」を数年前からいい出しているのだが。
区役所の音頭では、住民生活の質的向上につながりそうなアイディアに乏しくて。

例えば、役所側の整理だと、焦点は、コロナ禍の最中でも、国土交通省のインバウンド政策で、何もない住宅地の「観光化」とか、都知事のカラ公約を墨守した「無電柱化」を歌いあげている。

しかし現実には、１日の乗降客が３万人以下の小さな駅の広場は、「不法駐車の密集」で、バス通路の電柱は脚弱老人や車椅子の格好な逃げ場になっていたわけで。

いきなり「バス道の商店街の道路拡張」といわれても、「無電柱化」した我が街の姿は、７５歳のワタシは、実現した姿をまず見ることもないだろうし。

それに比べれば、こうした「街の電柱の活用」案は、「広場のイベント会場化」とか、車社会を無視した「バリアフリー化」とか、「無電柱化」とか、夢見る政治家のキャッチコピーにふりまわされるよりは、住民生活の質的向上に影響してくるかもしれない。