2020年10月17日18:25
今、日本学術会議についていろんなことが議論されていますが、まずは菅氏がなぜ任命拒否をしたのかを説明するべき。そもそも事の発端は、菅氏が６名を任命拒否したことから始まったことです。首相任命は形式であり任命拒否権がないというのは、暗黙の了解とか、口約束とかではなく、１９８３年の国会答弁で当時首相だった故中曽根康弘氏が認めていること、言わば言質を取っているのです。それをないがしろにしている以上、菅氏は任命拒否した理由を説明する必要があります。総合的、俯瞰的に判断という曖昧な説明では恣意的な判断と疑われても仕方ありません。 人間社会は、法、ルール、決まり事、約束事のうえに成り立っています。国の指導者がそれを守らない、ないがしろにすることは法治国家の根幹を揺るがすことにつながりかねません。学術会議の在り方を検討する前段階にまずは首相が任命拒否しないというルールを守らなければなりません。
■「日本学術会議任命拒否問題」、たった一つの論点。これさえ読めばデマや論点そらしには惑わされない
(HARBOR BUSINESS Online - 10月19日 08:50)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=219&from=diary&id=6273612
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