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2020年10月19日04:46

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伊賀上野の旅

まなにゃーさんが「日曜日は何処か行きたいんだよ」と云うから、伊賀上野へ行って来た。
四条7時27分発の地下鉄竹田行きで出発。
京都で降りず、そのまま終点の竹田迄行く。
7時38分に到着。
普通橿原神宮前行きをやり過ごし、7時47分発の橿原神宮前行き急行に乗車。
まあまあ空いている。
新田辺を過ぎた辺りで、霧が結構濃くなって来る。
遠くの山々も、白く覆われている。
奈良県に入り、大和西大寺に到着。
ようやく晴れて来た。
辺りが明るくなり、朝の気配が消え失せる。
奈良盆地を走り8時43分、大和八木に到着。
8時51分発の青山町行き急行に乗り換える。
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撮り鉄が何人か、難波方で待機している。
近鉄で撮り鉄とは、何かあるのだろうか?

八木から名古屋方面に乗車するのは随分と久し振り。
2006年に名古屋遠征の際に乗車して以来だと思う。
桜井を過ぎると、勾配がきつくなって行く。
奈良盆地を越える、ちょっとした山越え。
大和朝倉を過ぎて、山の中腹を走る。
谷に挟まれる集落を見下ろしながら走る。
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長谷寺を過ぎ、トンネルを抜けると榛原。
山に囲まれた高原の町。
駅前は、まだ朝が早いからかひっそりとしている。
「女人高野 室生寺」の最寄り駅である室生口大野を通過すると、更に山が深くなる。
三本松を過ぎ伊賀盆地に入るともう三重県。
「赤目四十八滝」の最寄り駅である赤目口辺りから天気が悪くなる。
どんよりと曇って来た。
そうして、伊賀盆地の中止になる町の一つ、名張に到着。
名古屋行きの名阪特急、賢島行きの阪伊特急の2本の特急に追い抜かれる。
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ここで乗客はほぼ下車し、車内は貸切状態。
美旗で名阪特急「ひのとり」とすれ違う。
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そうして9時37分、ようやく伊賀神戸に到着。

ここで9時44分発、伊賀鉄道伊賀上野行きに乗り換える。
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伊賀神戸の放送で、列車が通過すると云うから、慌ててカメラを構えた。
近畿日本ツーリスト、クラブツーリズム専用の団体列車15400系「かぎろひ」が通過して行く。
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なるほど、大和八木の撮り鉄はこれ狙いだったか。
しかし、名張で通過してくれた方がアングルは取りやすかった。
慌ててカメラを向けたので平凡以下の駄作になってしまったのは残念無念。

気を取り直して、伊賀鉄道に乗車。
車内に忍者がいた。
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伊賀鉄道には、伊賀上野-上野市にしか乗車した事がなく、伊賀神戸からは初めての区間。
伊賀盆地の東端を淡々と走る。
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丸山で伊賀神戸行きと交換。
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田園風景が広がる。
茅町でも伊賀神戸行きと交換。
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上野の町に入り10時10分、上野市に到着した。
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駅を出て、先ずは伊賀上野城へ。
ラコロールのイベントで来て以来、4年振りの伊賀上野城。
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天守閣へ入る。
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藤堂高虎の兜。
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まなにゃーさんに「プロペラ付いてる」と云ったら笑われた。
二階では、川崎克堂展を開催していた。
私財を投じて伊賀上野城天守閣再建に尽力した地元の名士である、川崎克氏の展示会。
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尾崎行雄、浜田国松と並ぶ三重県の大物政治家として、門閥政治、昭和の軍国主義に真っ向から立ち向かい護憲と平和主義を貫く政治家であったそうだ。
川崎克氏着用の大礼服が展示されていた。
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欲しい。
天守閣を見たあと、高石垣に行くも、危険な為、立ち入り禁止になっていた。
この位置から眺める天守閣が、一番絵になる気がする。
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一度、城を出て昼食。
西大手の駅近くにある「田楽座わかや」へ。
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江戸時代の文化年間から続く老舗であり、京大坂から食べに来る人がいる程の、有名な店だったそうだ。
確かに�11時オープンで、11時20分頃に入ったのに、もうほぼ満席だった。
店内は、田楽味噌が炭火で焦げた香ばしい香りに包まれている。
注文して暫し待つ。
私はB定食。
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まなにゃーさんはA定食を頼んだ。
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そしてようやく、焼きたての田楽が来る。
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熱燗も一合だけ注文する。
続いて、秋茄子の田楽。
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なるほど、確かに名物である。
実に旨い田楽であった。

食事のあと、日本三大仇討ちの一つで有名な鍵屋の辻へ。
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渡辺数馬と荒木又右衛門が数馬の弟の仇である河合又五郎を討ち取った、伊賀越の仇討ちの舞台となった場所である。
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小学生の頃以来、40年近く振りに来たが、なんとなくひっそりとしていた。

再び、城の方面へと戻る途中、藩校跡である旧崇廣堂の前を通る。
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中には入らず、伊賀上野城高石垣の下に行ってみた。
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藤堂高虎が本丸の西に築いた石垣は、高さ約30メートルと、大阪城と並んで日本一の高さを誇る。
石垣の周辺は上野高校になっているが、木造の、やたらに古い校舎が見えた。
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表に廻ったら説明があり、これは旧三重県第三尋常中学校校舎であると云う。
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場所柄、残念ながら非公開ではある。
旧制中学校建築として現存する数少ない建物であり、中央の玄関ポーチと左右両端の和風入母屋屋根が実に印象的である。
私がここの学生だったら、間違いなくコスロケしていた事だろう。

城に戻り、伊賀流忍者博物館・忍者屋敷を見学する。
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コロナの影響で、どんでん返し等の体験は出来なかった。
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しかし、からくり仕掛はちゃんと展示されている。
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屋敷の後、伊賀流忍者博物館を見学。
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続いて13時から、伊賀忍者特殊軍団阿修羅による忍者ショーを見る。
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なかなか、迫力のあるステージであった。
YouTube登録したら記念品が貰えたので、伊賀組紐をチョイスしたが。
まなにゃーさんに取られた。

忍者屋敷を出て、下界に降りる。
踏切を忍者列車が通過していったが、忍者列車は真横から眺めるのが一番、様になるようだ。
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そうして、上野の生んだ俳聖・松尾芭蕉生家へと赴く。
私とて松尾芭蕉のコスプレ(ギャグマンガ日和)をした者である。
一度は訪れて見たかった。
10分程歩いて、ようやく到着。
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入口は何処かと横路に入ってみたら。
老朽化の為、拝観停止になっていた。
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何とも、残念過ぎる。
仕方なく上野市駅へ戻る。
次の列車まで40分程時間があったが、適当な喫茶店も無い。
商店街をぶらついたりして時間を潰す。
そうして、少し早めにホームに入る。
程なく、上野市止まりの列車が到着。
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折り返し、伊賀上野行きになるようだから、車内で待機する。
青色の忍者列車が洗浄されていた。
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伊賀神戸行きの、緑の忍者列車が発車して行った。
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暫くすると、伊賀神戸方面から上野市止まりの列車が来る。
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乗り継ぎの乗客を乗せて14時46分、伊賀上野行きが発車した。
遠くに伊賀上野城が見える。
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木津川を渡り、14時53分伊賀上野着。
乗り換え時間は6分。
京都迄の切符を買い、ホームで待つ。
キハ120の加茂行きが到着。
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奇跡的にボックスシートを取る事が出来た。
14時59分、発車。
伊賀盆地を走り抜き、山が迫って来る。
木津川の渓谷美が車窓に映える。
島ヶ原で亀山行きと交換。
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ここから、本格的に山越えの路線となる。
三重県を離れ京都府に入る。
梅林で有名な月ヶ瀬口を過ぎ、大河原で再び木津川が現れる。
木津川を渡り、右側に眺めながら走る。
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山の中腹に廃墟の様な建物が見える。
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木津川の流れを愛でながら走る。
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笠置大橋が見えて来て、笠置に到着。
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河川敷には多数の車が止まっており、何とも賑わっている。
笠置は、温泉もあり笠置寺がある。
また、柳生の里への入口にもなっており、一度は下車してみたい駅である。
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笠置の次が終着の加茂。
木津川が離れ土地が拓けて来る。
住宅が増え15時35分、加茂着。
15時39分発の大和路快速天王寺行きに乗り換える。
車輛は勿論、221系。
一駅で木津。
15時46分着だが、次のみやこ路快速京都行きは16時1分発。
余り接続は良く無い。
みやこ路快速も221系。
木津川を渡り、棚倉でみやこ路快速奈良行き交換の為運転停車。
なのでドアは開かない。
後はどうと云う事もなく、16時42分に京都に着いた。

伊勢丹に招徳が来ていたから、一本購入。
まなにゃーさんが甘いものが欲しいと云うので、仙太郎のおはぎを買った。
地下鉄で帰宅。
夜はまなにゃーさんが前々から「豆乳鍋がたべてみたいんだよ」と云っていたから、やってみた。
たまたま、豚の薄切りも安かった。
豚の豆乳しゃぶしゃぶ、満足頂けた様だ。
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