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2020年10月18日05:11

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観た映画 「エル・シド」 1961年イタリア・アメリカ

久しぶりに3時間大作歴史巨編「エル・シド」を観ました。時代は1070年のスペイン。国内はキリスト教国とイスラムの勢力争い、それにアフリカのイスラム勢力がスペインを支配しようと狙っていた頃の英雄伝説物語。タイトルは有名なので知っていましたが、観たのは初めてでした。私の好きな映画「ベン・ハー」の2年後の作品で、チャールトン・ヘストンが脂が乗っているし、ソフィア・ローレンも若くて美しいです。映画はたっぷりエキストラを使って荘厳・華麗ですし、セットも豪華。時代考証のしっかりした衣装や武器のデザインが優れていました。撮り方は舞台劇風で、それぞれの場面が絵になっていました。

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「エル・シド」 1961年イタリア・アメリカ
チャールトン・ヘストン&ソフィア・ローレン共演。11世紀、スペインをムーア人の侵略から救った英雄エル・シドの生涯を壮大なスケールで描いた歴史スペクタクル大作。原題:El Cid
番組内容:11世紀後半のスペイン。狂信的な回教徒ベン・ユーサフはアフリカからヨーロッパ侵略の機会を窺い、ムーア人の有力者を煽動してはカスティール国の周辺を脅かしていた。そんな中、カスティール国の若き武将ロドリーゴは、捕らえたムーア人の大公たちを温情により全員釈放したことから、ムーア人によって"エル・シド"の称号を贈られる。
ストーリー:狂信的な回教徒ベン・ユーサフ(ハーバート・ロム)は、アフリカからヨーロッパ侵略の機会を窺っていた。彼はムーア人の諸公を煽動しては、カスティール国境の村を脅かした。ある小競り合いの折、ムーア人の大公たちはカスティールの若き武将ロドリーゴに捕らえられたが、彼の思いやりから全員釈放された。感激した大公の1人は彼にエル・シドの称号を贈った。だが、ムーア人を釈放したことから、彼は王をはじめ恋人シメン(ソフィア・ローレン)からさえ非難を受けた。そのことでエル・シドと争ったシメンの父ゴルマスは、彼の剣にかかって死んだ。息をひきとる父から復讐を頼まれたシメンは苦しんだが、父を殺された憎しみは愛を押し流すのだった。それからのエル・シドは、戦うごとに勝利を勝ち取り勇名を馳せるのだったが、ことごとにシメンが自分をおとし入れようとするのを知り心が重かった。だが、シメンを思いきれないエル・シドは、王に彼女との結婚を願い出た。婚儀の日、心を固く閉ざしたままのシメンは夫にすべてを許さないことこそ復讐と、翌朝修道院へこもってしまった。そのころ、王の急逝により王子サンチョとアルフォンソ(ジョン・フレイザー)の間で王位継承の争いが起こった。やがて王位に就いたアルフォンソは、事の真相を知るエル・シドを追放しようとはかった。追われたエル・シドは寂しく城を旅立ったが、彼の偉大さを知ったシメンは後を追った。それから数年、エル・シドは再び勇将として返り咲いた。一方、バレンシアでは、ベン・ユーサフが侵略に余念がなくアルフォンソ王にも挑戦してきた。旗色の悪くなった王は、エル・シドを呼び戻した。彼の働きでバレンシアは陥落し、エル・シドはバレンシアの大公から王冠を受けた。城外ではベン・ユーサフの率いる一隊が待ちかまえていた。やがてエル・シドの軍と戦闘が始まり、愛馬にまたがり指揮するエル・シドは胸に矢を受けた。英雄エル・シドはついに生涯を閉じたのだが、その翌朝馬上にまたがる彼の勇姿をみた敵は浮足立った。彼の遺言により死体が馬上にすえられていたのだ。かくて戦いは勝利に終わり、スペインの国土からは侵略者が一掃された。そして、エル・シドの名は歴史の流れに輝かしく残ったのであった。
出演者:チャールトン・ヘストン、ソフィア・ローレン、ラフ・ヴァローネ、ジュヌヴィエーヴ・パージュ、ジョン・フレイザー、ゲイリー・レイモンド、ハード・ハットフィールド、マッシモ・セラート、ハーバート・ロム、マイケル・ホーダーン 監督:アンソニー・マン 脚本:フレドリック・M・フランク、フィリップ・ヨーダン 制作:1961年/イタリア・アメリカ合作
映画 2020/10/16(金) 18:00 2時間54分00秒 BS 141CH BS日テレ ファインロング(HD) 4,820 MB

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