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2020年10月17日20:54

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ミニチュアゲーム日記 Vol.145

注意:この日記は、『ウォーハンマー・ファンタジーバトル』という絶版ゲームの対戦レポートです。知識が無い方にとっては非常に理解が困難な内容かと思われますので、ご了承下さい(もっとも、ゲームの知識があっても当事者以外には読みづらいかと思いますが)。

2020年10月11日(日)、北千住の足立区生涯学習センターにて開催されたオールドワールドコンベンションに参加。
この日の参加者は、主催のかませやぎさん、Jさん、冬寂(拙者)の3名(参加者の名前はTwitterに準拠)。
今回も参加者が奇数なので、例によって拡張ルール『謀略大全(※)』を使用した3人打ち対戦を行う。

※:複数人で対戦するための拡張ルール(拙訳)。ターン中のプレイ順がランダムに変わる、展開に影響する『謀略カード』を使用できる等の要素が追加される。

この日の取組:ウォーハンマー・ファンタジーバトル ドワーフ対グリーンスキン対ディーモン・オヴ・ケイオス(1,500ポイント)

編成:
●ドワーフ(冬寂)
ロード(ジェネラル、シールドベアラー帯同、アイアンブレイカーに合流)
マスター・エンジニア
ドワーフ・ウォリアー
クォレラー
アイアンブレイカー
スレイヤー
オルガン・ガン

●グリーンスキン(かませやぎさん)
ナイトゴブリン・ウォーボス(1)(ジェネラル、ナイトゴブリン(1)に合流)
ナイトゴブリン・ウォーボス(2)(グレイト・ケイヴスクイッグ騎乗、スクイッグホッパーに合流)
ナイトゴブリン・ビッグボス(1)(アーミースタンダード・ベアラー、ナイトゴブリン(1)に合流)
ナイトゴブリン・ビッグボス(2)(ナイトゴブリン(1)に合流)
ナイトゴブリン・ビッグボス(3)(ナイトゴブリン(1)に合流)
ナイトゴブリン・ビッグボス(4)(ナイトゴブリン(1)に合流)
ナイトゴブリン・ビッグボス(5)(ナイトゴブリン(2)に合流)
ナイトゴブリン・ビッグボス(6)(ナイトゴブリン(2)に合流)
ナイトゴブリン・ビッグボス(7)(ナイトゴブリン(2)に合流)
ナイトゴブリン(1)
ナイトゴブリン(2)
ナイトゴブリン・スクイッグホッパー
マングラー・スクイッグ(1)
マングラー・スクイッグ(2)
ジャイアント

●ディーモン・オヴ・ケイオス(Jさん)
ヘラルド・オヴ・ナーグル(ジェネラル、プレーグベアラー・オヴ・ナーグル(1)に合流)
ヘラルド・オヴ・ナーグル(Lv.1ウィザード(ナーグル)、『腐敗の刃(2・強化系)』、プレーグベアラー・オヴ・ナーグル(2)に合流)
プレーグベアラー・オヴ・ナーグル(1)
プレーグベアラー・オヴ・ナーグル(2)
ナーグリング
ビースト・オヴ・ナーグル
プレーグドローン・オヴ・ナーグル

ドワーフは、そこそこ数を揃えた様に見えるが、アイアンブレイカーとスレイヤーが15体と、ちょっと薄い。自分の傾向としてルーンを多めに盛るため、というのもあるが、そもそも旧モデルを15体ずつしか持っていないというのが根本的な原因。新モデルを持ってはいるので、いずれ増員する予定。
グリーンスキンはナイトゴブリン編制。一見頼りないが、インファントリーの前列にずらっと並ぶキャラクター、隠す気も無いフェナティック、ランダム移動するリアルパックマンのマングラー・スクイッグ、ランダム行動がハマると手に負えないジャイアントと、十分以上に恐ろしい。
ディーモン・オヴ・ケイオスは前回からのポイント変更に伴い、グレイト・アンクリーン・ワンと交代でヘラルド・オヴ・ナーグルが増えてナーグリングが入った編制。ビースト・オヴ・ナーグルとプレーグドローンの存在感に気をとられがちだが、プレーグベアラーも攻4耐4毒攻撃にディーモンセーブのトンデモスペックである。弱いはずがない。


シナリオ:1.戦場中央支配
ゲーム終了時の勝利点を競うシナリオで、毎ターンの終了時に戦場の中央に近いユニットのプレイヤーが100勝利点を得る。
本来のルールでは戦場を24インチ四方で6等分して初期配置エリアを決めるのだが、3人打ちでこれだと一人が二正面作戦を強いられるか、一人だけが取り残されてしまうので、初期配置エリアの広さを半径2フィートの半円(一部欠けるが)にした。詳しい説明は省くが、戦況図を見れば何となく解るはず。

作戦:ディーモン方面はスレイヤー、ゴブリン方面はアイアンブレイカーで迎え撃ち、中央に集まった敵はクォレラーとオルガン・ガンの射撃で減らしつつ、25体のウォリアーで迎え撃つ。


展開:
●開始前
『斥候部隊』のルールをもつナーグリングがドワーフの陣地の後ろに配置される。

●1-1ターン(ドワーフ)
フォト

クォレラーがジャイアントに太矢を放って2ダメージを与える(残り【傷】4)。
オルガン・ガンがスクイッグホッパーを砲撃するも、ディーモン・オヴ・ケイオスが使用した謀略カード『密かな襲撃』により成功したヒットロールを振り直し、2体を倒すのみ。

●1-2ターン(グリーンスキン)
グリーンスキンがジャイアントに謀略カード『奇襲』を使用。【移】に+D3してジャイアントがクォレラーに『突撃』。『迎え撃て』によるダメージは無し。
マングラー・スクイッグ(1)がアイアンブレイカーを蹂躙して6体を倒す(※)。

※:ランダム移動によりユニット(敵味方問わず)を通過すると【攻】6ヒットを2D6回与える。一度何かのユニットを通過すると、その後は移動の方向もランダムになる。

ジャイアントの特殊攻撃(※1)は『大声でわめきちらす(※2)』で、クォレラーの反撃は無し。更に『踏み荒らし攻撃』で6体のクォレラーを倒す。

※1:ジャイアントは通常の攻撃を行わず、そのラウンドの攻撃をランダムに一つ選ぶ。
※2:ジャイアントのランダム攻撃の一つ。ジャイアント自身と、ジャイアントとベースが接触している兵全員は(まだ攻撃していなければ)そのターン攻撃できず、戦闘はジャイアント側が『戦闘結果』2点差で勝利する。なお、ジャイアントも喚いた後は攻撃できないので、本来は『踏み荒らし攻撃』も無効と思われる。

●1-3ターン(ディーモン・オヴ・ケイオス)
ビースト・オヴ・ナーグルがスレイヤーに『突撃』。

『魔力の風判定』の出目は7。ディスペルダイスは5個。
『渾沌の影響力チャート』の結果は『嵐の眼』で、何も起きない。
ヘラルド・オヴ・ナーグル(2)が『腐敗の刃(※)』をプレーグベアラー(1)に使用。

※:対象のユニットに『毒攻撃』を与える。元から『毒攻撃』をもつ場合、出目5以上が『毒攻撃』となる。

同時攻撃で、ビースト・オヴ・ナーグルが8体のスレイヤーを倒し、4ダメージを受けて1体が倒れる。更にスレイヤーの『最期の一撃(※1)』により3ダメージを受ける。ドワーフが謀略カード『隠された達成事項(※2)』を使用して、銅貨1枚(50勝利点)を得る。

※1:接近戦の攻撃や『踏みつけ攻撃』で【傷】を全て失った時点で、ベースが接している相手を攻撃する。これは通常の接近戦攻撃と同様に処理される。
※2:右(或いは左)に初期配置したプレイヤーが戦闘に勝利した際に、銅貨1枚を得る。

1ターン終了時点で、ドワーフ・ウォリアーが戦場の中央に最も近いので、ドワーフが100勝利点を得る。

この時点の勝利点:
ドワーフ 300
ディーモン・オヴ・ケイオス 200
グリーンスキン 200

●2-1ターン(ディーモン・オヴ・ケイオス)
フォト

ナーグリングがオルガン・ガンに『突撃』。

『魔力の風判定』の出目は7。ディスペルダイスは6個。
『渾沌の影響力チャート』の結果は『嵐の眼』で、何も起きない。
ヘラルド・オヴ・ナーグル(2)が『腐敗の刃』をプレーグベアラー(1)に使用するタイミングで、ドワーフが謀略カード『ペテン師の指輪(※)』を使用。スペルは普通に発動するもディスペルされる。

※:魔法発動判定でゾロ目が出た場合、6以外でも『魔力の暴走』が発生する。ただし、6以外では『抗えぬ大魔力』にはならない。

同時攻撃で、ビースト・オヴ・ナーグルが4体のスレイヤーを倒し、3ダメージを受けて1体が倒れる。更にスレイヤーの『最期の一撃』により2ダメージを受けてビースト・オヴ・ナーグルが全滅。
ナーグリングがオルガン・ガンのクルーを1体倒し、反撃で1ダメージを受ける。

●2-2ターン(グリーンスキン)
マングラー・スクイッグ(1)がアイアンブレイカーを蹂躙して4体を倒す。
スクイッグホッパーが『ランダム移動』によりドワーフ・ウォリアーに『突撃』。

ジャイアントの特殊攻撃は『こん棒を振り回す(※1)』で、3体のクォレラーを倒し、反撃は徹らず。『踏み荒らし攻撃』で最後のクォレラーを倒して全滅させる。
スクイッグホッパーとドワーフ・ウォリアーの戦闘の前に、ディーモン・オヴ・ケイオスが謀略カード『油膜』を使用(※2)。ナイトゴブリン・ウォーボス(2)がドワーフ・ヴェテラン(チャンピオン)を倒し、ナイトゴブリンは戦果無し、スクイッグは2体のウォリアーを倒し、反撃で1騎が倒れる。

※1:ジャイアントのランダム攻撃の一つ。敵ユニットに【攻】6ヒットをD6回与える。
※2:双方に成功したヒットロールの振り直しを与える。ただ、互いに『憎悪』をもつユニット同士であり、FAQではヒットロールの成功と失敗のどちらを先に振りなおすかは都度ランダムで決めるとあるのだが面倒なので、かませやぎさんと相談の上、効果を打ち消しあうことにした。

●2-3ターン(ドワーフ)
オルガン・ガンがジャイアントへの砲撃を宣言すると、グリーンスキンが謀略カード『痒い粉』を使用。オルガン・ガンが前の移動フェイズに移動したものとして扱われるため、射撃不可に。
マスター・エンジニアジャイアントをハンドガンで射撃するも当たらず。
ドワーフ・ロードがマングラー・スクイッグ(1)をピストルで射撃するも当たらず。

ドワーフが接近戦フェイズの相手としてグリーンスキンを指定したため、ドワーフと接近戦中のディーモン・オヴ・ケイオスのユニットが『停戦(※)』ルールにより離れる。
ナイトゴブリン・ウォーボス(2)に1体、スクイッグに3体を倒されたドワーフ・ウォリアーは、反撃で2騎を倒す。

※:『謀略大全』では各フェイズにどのプレイヤーを敵とするか指名する。接近戦フェイズで、ターンプレイヤーが敵として指名したプレイヤー以外のアーミーは、ターンプレイヤーのユニットから(可能であれば)1インチ離れる。これにより、以降のターンに射撃の対象になったり、再度『突撃』が発生したりする。

2ターン終了時点で、スクイッグホッパーが戦場の中央に最も近いので、グリーンスキンが100勝利点を得る。

この時点の勝利点:
ドワーフ 700
グリーンスキン 500
ディーモン・オヴ・ケイオス 200

●3-1ターン(ディーモン・オヴ・ケイオス)
フォト

プレーグベアラー(2)がナイトゴブリン(1)に『突撃』するも、グリーンスキンが謀略カード『撒き菱』を使用して突撃移動距離が半分になり失敗。更に、マジックスタンダード『悪たれ月の軍旗(※1)』の効果により『危険地形判定』を強いられたプレーグベアラーの2体が倒れる。更にナイトゴブリン(1)から3体のフェナティック(1)が放たれ(※2)、1体がプレーグベアラーを2体なぎ倒し、2体が届かずに止まるも、前進したプレーグベアラー(2)がフェナティック(1)の1体を踏み潰し、3体が倒れる。
プレーグベアラー(1)がスクイッグホッパーに背面から『突撃』。

※1:持ち主と合流先ユニットに『鋼鉄の意思』と『ソフトカバー』を与え、更にこのユニットに『突撃』して接触した敵に『危険地形判定』を強いる。ただ、今回は『突撃』が失敗しているので、本来は適用されない。
※2:敵が8インチまで近づくと、【攻】5ヒットをD6回与える、鉄球を振り回すナイトゴブリンを放出できる(最大3体)。放った後の移動方向はランダムになる。なお、フェナティックが出た時点で、敵はそれ以上進むか否かを選択できる。

『魔力の風判定』の出目は7。ディスペルダイスは6個。
『渾沌の影響力チャート』の結果は『嵐の眼』で、何も起きない。
スペルは使用せず。

プレーグドローンがオルガン・ガンに『死神の頭(※)』を放つも当たらず。

※:『痛烈な一撃(D3)』『毒攻撃』のルールをもつ遠距離攻撃。

接近戦フェイズの敵としてグリーンスキンを指定するも、謀略カード『同盟(※)』を使用されたためにドワーフに変更。ただし、ドワーフとは接敵していないので戦闘は無し。

※:自分が『敵プレイヤー』として指名された時にこれを使うと、相手は別のプレイヤーを『敵プレイヤー』と指名しなければならない。ただし、同じ『陣営(ウォーハンマー・ルールブック参照)』のアーミーにしか使えない。

●3-2ターン(グリーンスキン)
ジャイアントがドワーフ・ウォリアーの側面に『突撃』。
マングラー・スクイッグ(1)がアイアンブレイカーを蹂躙して5体を倒す。アイアンブレイカーは全滅。
フェナティック(1)の1体が番外に消える。
ナイトゴブリン(2)がドワーフ・ロードに近付いたことで3体のフェナティック(2)が放たれ、2体が通過したもののダメージは無く、1体が届かずに止まる。

ナイトゴブリン・ウォーボス(2)の戦果は無く、スクイッグホッパーが2体、スクイッグが2体、ジャイアントが特殊攻撃の『こん棒を振り回す』で1体、『踏み荒らし攻撃』で2体のドワーフ・ウォリアーを倒し、反撃で4騎のスクイッグホッパーが倒れる(※)。

※:ここに限らず、攻撃はルールで定められた順番で解決しているが、記述が煩雑になる個所についてはユニット毎にまとめて書いてある。

●3-3ターン(ドワーフ)
スレイヤーがプレーグベアラー(1)に『突撃』。

オルガン・ガンがプレーグドローンへの砲撃を試みるも、ディーモン・オヴ・ケイオスが謀略カード『賄賂(※)』を使用した事で射撃を封じられる。

※:銅貨1枚(50勝利点)を消費する事で、そのフェイズの間、対象のユニットに射撃をできなくさせる。

スレイヤーがプレーグベアラー(1)の2体を倒し、同時攻撃で1体を倒される。『最期の一撃』によるダメージは無し。

3ターン終了時点で、プレーグベアラー(1)が戦場の中央に最も近いので、ディーモン・オヴ・ケイオスが100勝利点を得る。

この時点の勝利点:
グリーンスキン 850
ドワーフ 700
ディーモン・オヴ・ケイオス 400

●4-1ターン(ディーモン・オヴ・ケイオス)
フォト

プレーグドローンがジャイアントに『突撃』。
プレーグベアラー(2)がナイトゴブリン(1)に『突撃』。
グリーンスキンが謀略カード『隠された罠』を使用し、ナーグリングの『行進移動』を封じる(※)。

※:ナーグリングがマングラー・スクイッグ(1)を踏もうとしたため。

『魔力の風判定』の出目は8。ディスペルダイスは6個。
『渾沌の影響力チャート』の結果は『仄暗き皇子の渇き(※)』だが、何も起きず。
ヘラルド・オヴ・ナーグル(2)が『腐敗の刃』をプレーグベアラー(1)に使用するもディスペルされる。。

※:接近戦に入っていないユニットの内、『コーン神のディーモン』と『コーン神の烙印』をもつユニット、及び敵ユニットについてD6を振り、6が出たら3D6で【士気】テストを行い、失敗すると【気】を上回った数だけのダメージを受ける。

ジャイアントの特殊攻撃『頭突きをお見舞いじゃ!(※1)』で1ダメージを受けたプレーグドローンが、反撃で3ダメージを与える(残り【傷】1)。ドワーフが謀略カード『負け犬(※2)』を使用して、銅貨1枚(50勝利点)を得る。
ディーモン・オヴ・ケイオスが謀略カード『ガス爆弾』を使用して、ナイトゴブリン(1)を『隊列崩壊』させる。ナイトゴブリン・ウォーボス(1)がヘラルド・オヴ・ナーグル(2)に1ダメージを与え(残り【傷】2)、ナイトゴブリン・ビッグボス(二刀流・内訳不明)が3体、ビッグボス(グレイトウェポン装備・内訳不明)が1体のプレーグベアラー(2)を倒し、ナイトゴブリン(1)は戦果無し。反撃によるダメージも無し。『ディーモンの不安定化(※3)』によりプレーグベアラー(2)の最後の2体が消滅し、2ダメージを受けたヘラルド・オヴ・ナーグル(2)も消滅。

※1:ジャイアントのランダム攻撃の一つ。敵ユニットの兵一体に1ダメージを与える。対象は、まだ攻撃していなければそのラウンドの攻撃を失い、攻撃済みであれば次のラウンドの攻撃を失う。
※2:最も勝利点が低いプレイヤーが戦闘に勝利した際に、銅貨1枚を得る。
※3ディーモンは『戦意喪失テスト』に失敗した場合、目標値までの差分を追加ダメージとして受ける。成功すると追加ダメージは無し。

●4-2ターン(グリーンスキン)
移動フェイズの敵としてディーモン・オヴ・ケイオスを指定するも、謀略カード『妄想症(※1)』を使用されたためにドワーフに変更。
マングラー・スクイッグ(1)がドワーフ・ロードを通過して2ダメージを与える(残り【傷】3(※2))。
マングラー・スクイッグ(2)がスレイヤーを蹂躙して最後の2体を倒す(※3)。
フェナティック(1)の1体が番外に消える。
フェナティック(2)の1体が移動距離を決める2D6でゾロ目を出し、鎖が絡まって自滅。

※1:自分が『敵プレイヤー』として指名された時にこれを使うと、相手は別のプレイヤーを『敵プレイヤー』と指名しなければならない。
※2:シールドベアラー(大きな盾を担いだ2体のドワーフ)に乗ったロードは【傷】が+2される。
※3:移動距離的にはスレイヤーの先に居るプレーグベアラー(1)に届くが、各フェイズに中立となったプレイヤーのユニットは『移動できない地形』と同様に扱われるのでダメージは発生しない。

ジャイアントの特殊攻撃は『大声でわめきちらす』で、戦闘に敗北したプレーグドローンが『ディーモンの不安定化』により5ダメージを受けて2体が消滅。

●4-3ターン(ドワーフ)
オルガン・ガンがスクイッグホッパーを砲撃して、最後の1体と、合流していたナイトゴブリン・ウォーボス(2)を倒す。
ドワーフ・ロードがフェナティック(2)の1体をピストルで撃つも当たらず。

4ターン終了時点で、プレーグベアラー(1)が戦場の中央に最も近いので、ディーモン・オヴ・ケイオスが100勝利点を得る。

この時点の勝利点:
グリーンスキン 1,700
ドワーフ 1,000
ディーモン・オヴ・ケイオス 550

●5-1ターン(ディーモン・オヴ・ケイオス)
フォト

移動フェイズの開始時、どちらを敵として指定するか迷うJさん(ディーモン・オヴ・ケイオス)に冬寂(ドワーフ)が、「グリーンスキンを指定するなら謀略カード『狡猾な計略(※)』を譲渡する」と提案、Jさんがこれを呑む。
ナーグリングがフェナティック(2)の1体を踏み潰し、6ダメージを受けて1群が消滅。

※:対象となったユニットの【敏】を+1する。

ディーモン・オヴ・ケイオスがプレーグドローンに『狡猾な計略』を使用。プレーグドローンがジャイアントに1ダメージを与えて倒し、同時攻撃の『頭突きをお見舞いじゃ!』で1ダメージを受け、ジャイアントの『転倒(※)』に巻き込まれるもダメージは無し。

※:ジャイアントは全ての【傷】を失うとランダムな方向に倒れ、下敷きになった兵(敵味方問わず)に【攻】6、『猛烈な一撃(D3)』の自動ヒットを与える。

●5-2ターン(ドワーフ)
ドワーフ・ロードがナーグリングの側面に『突撃』。
ドワーフ・ウォリアーがプレーグドローンの側面に『突撃』。

オルガン・ガンがマングラー・スクイッグ(1)を砲撃して3ダメージを与えて倒す。

ドワーフ・ロードがナーグリングに1ダメージを与えて1群を倒し、シールドベアラーによるダメージは無し。反撃によるダメージも無し。ナーグリングが『ディーモンの不安定化』により3ダメージを受ける。
ドワーフ・ウォリアーがプレーグドローンに2ダメージを与えて最後の1体を倒し、反撃で2体が倒れる。ウォリアーは『猛進』。

●5-3ターン(グリーンスキン)
ナイトゴブリン(2)が『内輪もめ判定(※1)』に失敗。チャートの結果は『目にもの見せてやらあ!(※2)』でプレーグベアラー(1)に向かって移動してから『突撃』するも届かず。

※1:自軍ターンの始まりに、『内輪もめ』のルールをもつユニットはD6を振り、出目が1であれば失敗。さらにD6を振って『内輪もめチャート』に従う。
※2:可能な限り、視界内の最も近い敵に向くように旋回して移動した後『突撃』する。視界内に敵が居なければ、向きを変えずに直進する。

5ターン終了時点で、プレーグベアラー(1)が戦場の中央に最も近いので、ディーモン・オヴ・ケイオスが100勝利点を得る。

この時点の勝利点:
グリーンスキン 1,700
ドワーフ 1,450
ディーモン・オヴ・ケイオス 950

時間制限により、ここでゲーム終了。
フォト


結果:グリーンスキンの勝利
アイアンブレイカーとスレイヤーをマングラー・スクイッグに喰われたのが大きかった。
スレイヤーの分のポイントは、グリーンスキンに奪われるよりはディーモン・オヴ・ケイオスに献上しようと思ったのだが、こういう時に限って生き残ってしまうとは、ままならないものだ。
なお、5-2ターンまで全員が、ナーグル・ディーモンの特殊能力により、接近戦において敵のヒットロールの出目を-1できる事を忘れていた。これを適用していれば、もっと接戦になったと思われる。


雑感:
今回はとにかくマングラースクィッグにしてやられた、というのが一番の感想。破格の攻撃力をもちながら編成上65ポイントしか消費しないのは、ひとえに『1回攻撃した後は移動方向がランダムになる』という不確実性を加味してのものと思われるが、それがこちらで最も硬いエリート部隊を3ターン(※)連続で攻撃し続ける、となると洒落にならない。更に、『謀略大全』のルールでは開始時点の彼我の距離が近いので、通常のゲームよりも対応の余裕が無い。

※:取り残されたロードへの攻撃も加えると4ターン。

対策と言えば撃つか踏むか、だが、損害の規模が読めない(しかも、敵としては失っても大して痛くない)標的に貴重な1ラウンドを費やすのにはどうしても躊躇いがあるし、高コストなドワーフの歩兵で踏むのは論外である。結局、どのアーミーにも一種類ぐらい居たり居なかったりする、やり過ぎユニットと割り切って、損を承知で対処するしかないか。

『謀略大全』のゲームとしては、敵指名を回避する系のカードと、射撃を妨害する系のカードを一枚も引けないのが辛かった。因みに後者は使用するのではなく、手札から出さずにほかのプレイヤーに使わせない様にする(基本的ボドゲ脳)。

初期配置エリアについては、今回のやり方で概ね正解ではないかと思う。ドワーフが中央に初期配置をした上、1ターン目の最初に順番が回ってきて、最初に前進したために、他の両陣営も中央寄りの動きになったが、目標物の確保を視野に入れつつ、もう少し引き気味にして相手の動きを誘えば、早い内から3勢力が入り乱れる展開になったかもしれない(し、ならなかったかも)。
どうせ『謀略大全』を使うのは身内のゲームのみなので、今後はこれで行ってみよう。
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