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2020年10月16日17:04

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母と娘と台所

10月14日(水)晴れ
友人Yの場合
夫と自営業。
Yの父上が痴呆症で徘徊やら大変になり、母上が介護鬱に。
父上を施設に入れて、母上を彼女が自宅に呼んで同居する。
ゆっくりしたい母上と、自宅が事務所ゆえにバタバタ忙しくして自分たちのペースに母上を合わさせたことをいま後悔していると言う。
料理好きなYなので台所を渡すわけでもなく、母上は部屋に閉じこもりがちに。
5年ほど同居した後、母上は今、県外に住むYの兄上と同居。
自分のペースで、なおかつ兄上の食事などのお世話をしながら楽しく暮らしているようだと、少し寂しげにYが言う。

友人Y美さんの場合
前夫の借金を背負わせられ、実家に出戻り。
二人の子供を育てながら朝早くから働いていた。
子供達は就職し、息子君と連帯ローンを組み実家を建て直した。
家事はおばあちゃん任せで、仕事から帰ってくるとご飯できてて幸せ〜

友人Mの場合
ニュージーランド人の夫と二人で英会話教室を主宰。
実母と同居。
その昔、「笑っていいとも!」のマナーの先生で近藤先生という着物をお召しになられた厳し目の方を覚えてません?
その方にそっくりな母上で、喋り方もそっくりで、厳しい。
みんなで遊んでて、少し帰りが遅くなった時「母に電話しなきゃ!」と電話して、その喋り方が「すみません、遅くなります。ご飯はうちで食べます・・・はい。・・・すみません・・・はい。」
誰と喋ってるの???と思うような丁寧な口調で、車の中のメンバー、しーーんとなった。(十分いい歳、40過ぎてた)
Y美んち同様、仕事から帰ったらご飯ができてる状態。

なぜこんな話をするか・・・
ワタクシの実家に今、居候中で、老母としては娘と仲良く料理を作ったりしたそうだが、ワタクシ、基本的に「おつう」なので、誰からも見られず料理をしたい。
決してのぞいてはなりませぬ。
欲を言えば配膳くらいしてもらえれば助かります、という感じ。
料理道具も、じわじわと母のものを捨てて、自分の調理グッズを広げていこうと目論んでいる。
母はお料理好きだったが、父が入院して一人になったことや、自分自身老いたこと、歯がだいぶガタがきたことなどから、何かと面倒くさがる。
「お惣菜買ってきた!」とワタクシの料理計画を無駄にするような行動に出たりもしてイラッとする。(助かる時もあるが・・・)
おっそろしく汚い(表面はそうでもないが流し台の下や引き出し等)キッチンをなんとか使えるようにしたという思いもあって、またここを汚されたくないと思ってしまう。
母は昔、「料理が終わった時に、調理用具も片付け終わっているのよ!」と得意げに言っていた。
が、ワタクシに言わせると洗い方が雑!!!
スピーディがいいとは限らないと、のろまな亀は思っている。
さすがに母の仕事を全部取ってしまうとボケるかも!という思いは常に持っているので、
「お母さん!お煮しめ作って!」とか「魚はお母さん担当ね!」と割り当ててはいるが、おそらく老母は欲求不満状態だろう。
友人は「nが仕事探して働いて、帰ってきたらご飯ができてて幸せ〜ってなるようにしたらいいのよ!」と言う。
が、ワタクシ、もう外で働ける体力もスキルもメンタルの強さも何もかもがない。

料理をする人が買い物もするべきで、というのも、母もワタクシもスーパーが好きだ。
そして、もうすでにワタクシ、近所のスーパーで「半額さん」と陰で呼ばれているかもしれないくらい安物が好きだ。
半額シールの貼られた賞味期限ギリギリのものを買ってきては、いかにそれを料理するか考えるのが好きだ。
同じく安くなったものを買ってきた母が「◯◯買ってきたよ」と言っても、あまり記憶に残らなかったりして冷蔵庫の野菜室の奥で傷んでいるのを見つけてガッカリ。
余談だが、ここのうちの冷蔵庫、野菜室が深すぎる。冷凍庫も深すぎる。
チョー使いづらい。
東京に置いてきたワタクシのお気に入りだった冷蔵庫が懐かしい。
牛乳パックで野菜を立ててみたりするがどうにも使いづらい。
冷凍庫に野菜を入れてしまったのが、母なのか自分なのか、双方とも自信が無く、双方とも自分じゃないと思ったりしている。
解凍してどろりとなった野菜を見つめる。

母は母で「あなたたちがずっとここにいてくれると言うなら流し台を新調したりするけど、どうせ出て行くならこのままで我慢して」と言う。
ここにずっと住む気は無いし、区画整理に引っかかっているのでリフォームするのも悩みどころだ。
せっかく百万単位でお金かけて、5年後くらいに壊しますと言うのもなあ〜と思うと、まさににっちもさっち状態。
5年後なのか10年後なのかもはっきりしないこの生殺し状態。

少し話が飛躍しすぎた。本日は「母と娘の台所」について書きたかったのだ。
結局のところ、昔から言われる「台所に主婦は二人いらない」と言うことなのだなあ。
これが嫁姑バトルの最たるものなのだろう。実の娘でさえこうなのだから。
全く「終のすみか」探しが進展しない今、まだまだ居候生活は続くわけで、母とワタクシ、双方がストレスを溜めないような台所の使い方を思案している。
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