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2020年10月16日11:05

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●「たのしい万葉集」

●「たのしい万葉集」
★たのしい万葉集: 万葉集の入門サイトです - ART TAGS
https://art-tags.net/manyo/
豊かな自然 nature. 自然、草花、四季、生き物などがたくさん万葉集に詠まれています。万葉の時代の豊かな自然と暮らした人々の歌をたのしみましょう。 万葉の人々 people. 万葉集には、天皇から庶民までの多くの人々の歌が載っています。

★たのしい万葉集インデックス - Goo ブログ   2020-10-10
https://blog.goo.ne.jp/manyo21
今回は季節外れの更新ですみませんが、
[生き物を詠んだ歌 Animals ] の
https://art-tags.net/manyo/animal/index.html
[鶯(うぐいす) Uguisu(Japanese bush warbler) ]
https://art-tags.net/manyo/animal/uguisu.html
を更新しました。
3221: 冬こもり春さり来れば朝には白露置き.......(長歌)
https://art-tags.net/manyo/thirteen/m3221.html
原文の一部、「汗瑞能振」がどう読むかがはっきりとしていないのが残念ですが、春の到来を感じるです。
今週も たのしい万葉集 をよろしくお願いいたします。

とかく堅苦しく思われがちな「万葉集」を気軽にたのしみましょう、という目的で作っている万葉集の入門ページです。


よろしくお願いいたします。  きょう

★たのしい万葉集 海原に霞たなびき鶴が音の・・・  2019-11-23
https://blog.goo.ne.jp/manyo21/e/81538c85534c84c54d97268a54f8f466
[ 生き物を詠んだ歌 ] の
https://art-tags.net/manyo/animal/index.html
[ 鳥を詠んだ歌 ]の
https://art-tags.net/manyo/animal/birds.html
[ 鶴(たづ) ]を更新しました。
https://art-tags.net/manyo/animal/tsuru.html

★鶴は歌語で「たづ」と読むことを知ったのですが、「たず」と表記してあるものも見かけました。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11205127336
万葉集では『多頭』(324・2138)、『多豆』(1160)などと書かれ、『頭』も『豆』も「づ」を表す万葉仮名ですから、歴史的仮名遣いとしては『たづ』と書くのが正しく、『たず』は現代仮名遣いの表記ですね。
なお万葉仮名では『豆』の字は「つ」にも使われますが、『頭』は万葉集では「づ」の音にしか使われないこと、類聚名義抄の声点(画像参照)ではツに濁音を示す声点が付いていることから、タツではなくタヅと発音されたものと思います。

★[語誌]「万葉集」には鳥の「つる」の用例は見られないが、助動詞「つ」の連体形「つる」に「鶴」の字をあてている例がある。したがって、歌語としてはもっぱら「たづ」が用いられ、「つる」は俗称であったと思われる。
出典 精選版 日本国語大辞典

★鶴(たづ) - 万葉の生きものたち - バイオウェザーサービス
https://www.bioweather.net/column/ikimono/manyo/m0512_2.htm
和歌の浦に潮が満ちて来ると干潟が無くなるので、葦のほとりを目ざして鶴の群れが鳴き渡ることよ。
万葉集には、ツル類の古名である「たづ」が使われた歌が46首あります。
そのうち「鶴」の文字を使っているのは21首で、残りは「多豆」「多頭」「多津」「多都」などの文字が使われています。なおこの時代、「たづ」と呼ばれるものには、コウノトリやハクチョウなどの白い大きな水鳥も含まれていたようです。

◆万葉集の成り立ち◆
万葉集は、日本でもっとも古い歌集で、奈良時代の終わり頃にできたと考えられています。全部で20巻、およそ4,540首あり、平城(へいぜい)天皇の勅撰(ちょくせん)とも、大伴家持(おおとものやかもち)の私撰(しせん)ともいわれています。でも、誰が・何のために・どのようにして編纂(へんさん)したかは、はっきりとはしていません。

万葉集は最初から20巻あったのではなくて、もともと巻1と巻2の内容があって、これらにいろいろな歌集や歌の資料をもとに増えていったと考えられています。

歌は舒明(じょめい)天皇(600年くらい)から大伴家持(759年)までのものが収録されています。第一巻の最初の歌は、雄略(ゆうりゃく)天皇の歌と言われています。


万葉集 第一巻
第一巻は雑歌として天皇の時代ごとに歌が整理されています。また、額田王や柿本人麻呂などの有名な歌が沢山あります。
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第一巻 : 籠もよみ籠持ち掘串もよ
原文:籠毛與 美籠母乳 布久思毛與 美夫君志持 此岳尓 菜採須兒 家吉閑名 告紗根 虚見津 山跡乃國者 押奈戸手 吾許曽居 師吉名倍手 吾己曽座 我許背齒 告目 家呼毛名雄母

作者: 雄略天皇(ゆうりゃくてんのう)

よみ:籠(こ)もよ、み籠持ち、掘串(ふくし)もよ、み掘串持ち、この岳(をか)に菜(な)摘(つ)ます兒(こ)、家聞かな、告(の)らさね、そらみつ大和の国は、おしなべてわれこそ居(を)れ、しきなべてわれこそ座(ま)せ、われにこそは告らめ、家をも名をも

意味: 良いかごを持って、良い串を持って、この丘で菜(な)を摘むお嬢さん。君の家はどこかな、教えてくれないかな。私は大和の国を治めているものです。だから私には教えてくれるでしょうね、君の家も君の名前も。

★有職読み - Wikipedia   https://ja.wikipedia.org/wiki/有職読み
有職読み(ゆうそくよみ)は、漢字で書かれた語を伝統的かつ特別な読み方で読むこと。
故実読み(こじつよみ)、名目(みょうもく)、名目読み、読み癖とも呼ばれる。
1980年以降、しばしば人名を音読みする慣習のみを示す俗語として用いられ、2006年にフリー百科事典ウィキペディア日本語版に立項されたことでこの誤用が広まった。
「有職読み」という用語の調査を行った三浦直人によれば、「有職読み」という語の初出は1893年5月発行の『史学普及雑誌』9号であり、神祇官を「カンツカサ」、太政官を「オホヒマツリコトノツカサ」と読むようなものであるとした上で、このように読むのは「間ぬるき話なれば」、「ジンギクワン」「ダイジヤウクワン」と読むべきとしている。
1945年までの使用例8件はすべて「読み癖」「故実読み」と同一視したものであり、1980年代までも同様である。
山田俊雄は「故実読み」を「一般の字音・字訓の慣用によって推理すると、かえって誤読となるような、伝統的な読み方をすること」であると解説している。
ただし、歌人など一部の人名が伝統的に音読みされることもこの例の中に含まれる。
山田は「故実読み」も「読み癖」も「かなり新らしい用語」であるとしており、有職読みも明治以降の言葉であると見られている。

◆歌の読み仮名などの研究◆
万葉集は、万葉仮名(まんようがな)で書かれていますが、平安時代にはもう何と読んだら良いかわかりにくくなってしまっていたようです。そのため、万葉集をどう読むかをいろいろな人が研究し、訓点(くんてん=読みがな、のこと)をつけました。

•古点 : 天暦5年(951)に村上天皇の命令でつけられた訓点
•次点 : 平安時代から鎌倉時代にかけて藤原道長らがつけた訓点
•新点 : 鎌倉時代に,仙覚(せんがく)がつけた訓点。この時にすべての歌にかながつけられました。

★万葉仮名(まんようがな)  https://ja.wikipedia.org/wiki/万葉仮名
万葉仮名(まんようがな)は、主として上代に日本語を表記するために漢字の音を借用して用いられた文字のことである。
『萬葉集』(万葉集)での表記に代表されるため、この名前がある。
真仮名(まがな)、真名仮名(まながな)、男仮名、借字ともいう。仮借の一種。
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万葉集の原文は、漢字だらけ、というか漢字だけです。初めて見たときは、一体なんなんだこれは、と思いますよね。これは、万葉仮名(まんようがな)とよばれているものです。

万葉集では、歌を漢字の音や訓を使って表現しています。それらの中は元々の漢字の表わす意味とは関係のない使われ方をしているものも沢山あります。この万葉仮名が、後にひらがな・カタカナに発展していったと考えられます。

なお、万葉仮名は、古事記・日本書紀にも使われています。
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補足: 拗促音(ようそくおん)などについて

奈良時代には、「きゃ・きゅ・きょ、だっ・かっ」などの「拗促音(ようそくおん)」は無かったようです(まったく無かったかどうかはわかりません)。ちょっと、驚きですね。「たって」とか、「すわって」とかの音は、平安時代あたりから中国語の影響で、かなりはっきりとしてきたようです。

奈良時代には、ふぁ・ふぃ・ふぅ・ふぇ・ふぉという音があったようですが、これらの音は室町時代あたりからなくなってきて、今では、「は・ひ・ふ・へ・ほ」だけが残っています。

「ふぁ・ふぃ・ふぅ・ふぇ・ふぉ」という発音は、沖縄の方に残っています。

★万葉集 | たのしい万葉集: 万葉集の入門サイトです
flavormill.flavorplate.com › wemomyk1297
しかし、『古今集』に次ぐ勅撰集『後撰集』の撰者である 源順 ( みなもとのしたこう )らの 梨壷 ( なしつぽ )の五人は、この万葉集の解読に着手した。

★たのしい万葉集:万葉集なんでもリンク:万葉集
https://art-tags.net/manyo/manyolink/manyoshu.html
万葉集に関連するサイト
万葉集を話題にしたサイトを中心に掲載しています。「たのしい万葉集」でお世話になっているサイトもここに掲載しています。

★たのしい万葉集: 万葉集の入門サイトです - ART TAGS
https://art-tags.net/manyo/
豊かな自然 nature. 自然、草花、四季、生き物などがたくさん万葉集に詠まれています。万葉の時代の豊かな自然と暮らした人々の歌をたのしみましょう。 万葉の人々 people. 万葉集には、天皇から庶民までの多くの人々の歌が載っています。
 
 
戦争の話で、恐縮ですが、
学徒出陣のとき、
本を一冊だけ持っていけるといわれて
万葉集を持っていく人が最も多かったと言われています。

手紙など、検閲されますが、万葉集の何番、と書いて、
戦地から内地へ、内地から戦地へ、思いと伝えた、と言われています。

皆さんも一度覗いてみてはどうかな。
ネットでは楽しめます。
 
 

★令和 - Wikipedia    https://ja.wikipedia.org/wiki/令和
令和 ( れいわ ) は、は、日本の元号の一つ。
平成の後。大化以降248番目の元号。徳仁(第126代天皇)が即位した2019年(令和元年)5月1日から現在に至る。名称は、日本に現存している和歌集の中で最古の万葉集から引用された。
ここでは日本史の時代区分における令和時代(れいわじだい)についても記述する。
なお以下の西暦は、ただし書きのない場合はすべてグレゴリオ暦である。


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