mixiユーザー(id:21986709)

2020年10月11日13:48

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西日本新聞の発行部数

やっと今年の発行部数などのデータが新聞社から出てきた。
https://www.nishinippon-adv.jp/download/mediaguide.pdf

 その前のはさっさと削除していたが、過去ページを残してくれるところから見られる。
https://web.archive.org/web/20200320082946/https://www.nishinippon-adv.jp/download/mediaguide.pdf

 見比べてみると惨憺たる状況と言える。2年で8万部、15%減ったのではあと5年持つかも怪しい。その他の新聞各社も軒並み減っている。押し紙があるだろうから、実際の配達部数は40万部位ではないだろうか。1部の新聞を読む人も2.5人としていたのを2.2人にしているから100万人を切るのも時間の問題。世帯普及率も20%を切っているから5世帯に1世帯。こうなると「新聞にこう書いてあった」と話題にもなりにくくなるだろう。

 3ページ目の「読者プロフィル」だがツッコミどころだらけである。
 年代構成を見ると、2018年版では60代までしかなかったが、2020年版では60〜74歳で集計している。これで倍近くになっているということは、2018年版の60代とは60代より上を含んでいなかったことになる。つまり2020年版でも75歳以上は含んでいないのだろう。しかし読者投稿欄を見ると投稿しているのは80代ばかりだから、これに75歳以上を入れたら、それなりの割合になるのではないだろうか。
 60〜74歳が4割なの職業構成では無職、年金が10%以下なのはヘンだ。そして平均世帯年収が2018年版の700万から2020年版では800万になり、金融資産額に至っては400万も増えた、また住居形態も一戸建てが8割近いのだが、福岡の人口の半分は集合住宅に住んでいるそうだ。
 こうなると新聞を読んでいる人等が世相を表しているとは言いがたく、そこが行う世論調査とやらも、実際の世論を表しているとは思えない。その辺が新聞の論調と選挙結果が乖離している一因であるようだ。
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