■婚姻・離婚届の「脱ハンコ」検討 法務省、出生届なども
(朝日新聞デジタル - 10月09日 20:50)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6262760
実印・銀行印・認め印のセットがあるし、本物の朱肉も持っている。
しかし、自分は「好み」を語る際に「伝統」を持ち出さない。
すでに捨て去った諸々の慣習をも、包括して擁護したり称揚するつもりがないからである。
自分は月代を剃るつもりがない。
和装でラップトップの打鍵をしたくない。
帰省して気が重い理由の一つは「伝統的なボットン式厠」のせい。
実家には井戸もあるが、水道の方が5億倍便利。
草鞋、草履、下駄しか履けない生活は嫌である。
男尊女卑は意味不明。
移動は徒歩や駕籠より車や列車が好み。
怪我人や死者を出す祭りへの批判へ「伝統だから無くせない」という人に、
「じゃあ、お前明日からちょんまげな」なる揶揄を見たが、
基本的な立場は似ている。
こういう表現がが嫌味なのは承知しているが、
ああした方々は「旧習」「因習」「陋習」という言葉をご存じないのかも知れない。
「偽善」という紋切型で善行を腐す人々が「露悪」を知らないのと同様。
ハンコを廃絶しろとは言わないが、本人の署名の補助的な存在以外ではない。
筆跡の真似は困難だが、ハンコは誰にでも押せる。
好きは好きだから、封蝋や花押的に使うのでもいいんじゃないかな。
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