東京消防庁と言う日本で最大の消防組織を使うのは
刑事モノ等で警視庁やその管下署が舞台になるのと同様です。
組織が大きく、知名度もあり、人員も多く、装備も多種に渡り、地域も様々。
背景にし易いのです。
しかし、東京消防庁の広報部門がフィクション作品への監修に注力しない、
と言うよりも無関心なので、装備の貸与はしても、内容が荒唐無稽になってます。
その最たる作品が、フジテレビ系での連続ドラマ[HEAT]。
番組発表時には映画化まで公表していたのに、
最低視聴率を叩き出しての途中打ち切り。
東京の多摩地域を舞台にした消防団を扱った作品とは言え、
当然の如く東京消防庁も登場。
しかし、全てが荒唐無稽過ぎて、それが視聴率に反映されました。
当然、映画化も中止になってます。
2006年公開の[日本沈没]もハイパーレスキューに無理矢理女性を加入させたけど、
脚本の悪さも手伝って作品の評価も高くなかったはずです。
め組の大吾をテレビドラマ化した[ファイアーボーイズ・め組の大吾]。
あ、これもフジテレビ系だったんだ。
原作の様な高評価は得られませんでしたし、
フジテレビ流の演出が悪い方向で発揮されていたと思います。
[シン・ゴジラ]は
単に東京消防庁の隊長(小隊長?)役の俳優がアレしちゃっただけです。
この時の東京消防庁広報課長はいろいろと情報をお持ちの方でしたので
作品上では問題ありませんでした。
さて[め組の大吾 救国のオレンジ]は、
実写作品でないから大丈夫だと信じたいのですが・・・
漫画『め組の大吾』21年ぶり新作で復活 新連載『め組の大吾 救国のオレンジ』開始
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=6257370
ログインしてコメントを確認・投稿する