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2020年10月02日12:48

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RIZINに招待されて行ってきました。

RIZINの矢地選手に招待されてRIZIN24を見に行ってきました。

興行の第2試合には船橋にもパーソナルで稽古を受けに来てくれて道場にも呼んでくださった平井道場の良星君も出場。

相手は当院のお客様でもある新日本キックボクシングの世界チャンピオン、高橋勝次選手の同僚、江幡選手。

ツインドラゴンと呼ばれる江幡兄弟の一人、最近、亡くなってしまった三浦春馬さんの親友として少し話題になっていたそう。

ちなみに江幡兄弟の実力はすさまじく、新日本キックボクシングの顔で、後楽園ホールで何度も強さを見ている。

RIZIN常連の矢地君。
RIZIN初参戦の良星君に江幡選手。

格闘技のほとんどがTV中継されない中、唯一といっていいTV中継される興行、RIZINは、その試合に選手を出せただけでもジム、関係者は「やったー!!!!」といった感じだと思います。

試合はまさに勝敗が明暗分けるもの。

今の格闘技のアマチュアとプロの見られ方の違いの一つとして、

アマチュアはいつも一緒に稽古してたりする関係者が応援にきてくれるもの。
プロは不特定多数の知らない人が自分という偶像を応援にしにくるもの。


不特定多数の人がマスコミやオーディエンス自身、時に自分自身がブランディングで造り上げた自分を見に来たオーディエンスは、期待していたものでないと途端に「裏切られた」と感じるような反応をする人もいる。

対して、勝っても負けても、その選手が好きだから応援する、という人もいる。


ただ、RIZINの試合は11試合。
出れる選手は全国でたった22人しかいないのだ。

そこには外国人選手も入る。

そして、もちろん強くなければいけないが、強さだけではその舞台に足を踏み入れることもできない。

一度登っても簡単にはそこに残ることもできない。

なんて厳しい世界。


僕は道場の子達によく言うのが。

「試合に負けてもそこまでに培った技術や精神は何も奪われない、勝っても負けてもその後の振る舞いは堂々としていよう」

ということ。


プロの選手は違う。

試合に負ければあきらかに手からこぼれるものがある。

格闘家としての未来だ。

怪我をさせれば勝ち、という世界。

筋力は努力で保てても、怪我は全て治るものではない。

セラピストをしていて一番に感じる。

例えば、歯が折れれば生えてくることはないのだ。
各関節にある軟骨も同じ。

魔法はないのだ。


選手たちは、格闘家として生きていく夢と人生、そして、選手生命と時には命そのものをかけてリングに登る。

そのための準備を毎日している。


RIZINを終えて、後楽園ホールで試合した勝次選手の結果も聞いた。

実に、感傷的な一日になった。


こんな時にかけるうまい言葉を僕は持っていない。

また、彼らの力になれるときのために、精進していこうと思う。

ただ、一つ言えることは、命を懸けて躍動する彼らは、本当にかっこよく、美しい。

本当に、お疲れ様でした。

今は、ゆっくり休んでね。
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