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2020年09月28日20:50

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関ジャム松田聖子(本編追加アップ済)

上位項目、過去の関ジャム逐次レポ日記リンク集
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1969070542&owner_id=1077509

(番組情報手打ちコピペ)
【松田聖子独占取材!!音楽的スゴさの秘密とは?】

デビュー40周年!日本を代表するアーティスト松田聖子。おの音楽的スゴさは謎に包まれている。松田聖子をよく知る3人のギモンになんとご本人がインタビューで直接回答!

今回は、武部聡志、野崎洋一、西寺郷太をスタジオに招き、松田聖子をよく知る3人ならではのギモンを多数用意!
多忙な中でのレコーディングはどのように行っていた?どのようなディレクションを受けていたのか?さらには、松田聖子の歌唱法の誕生秘話まで‥‥、これらのギモンになんとご本人がインタビューで直接回答!一体、どんな回答が!?
トークゲスト:高橋茂雄(サバンナ)、市川紗椰
(ここまでコピペ)

関ジャム松田聖子

上位項目、過去の関ジャム逐次レポ日記リンク集
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1969070542&owner_id=1077509

(番組情報手打ちコピペ)
【松田聖子独占取材!!音楽的スゴさの秘密とは?】

デビュー40周年!日本を代表するアーティスト松田聖子。その音楽的スゴさは謎に包まれている。松田聖子をよく知る3人のギモンになんとご本人がインタビューで直接回答!

今回は、武部聡志、野崎洋一、西寺郷太をスタジオに招き、松田聖子をよく知る3人ならではのギモンを多数用意!
多忙な中でのレコーディングはどのように行っていた?どのようなディレクションを受けていたのか?さらには、松田聖子の歌唱法の誕生秘話まで‥‥、これらのギモンになんとご本人がインタビューで直接回答!一体、どんな回答が!?

アーティストゲスト:武部聡志、野崎洋一、西寺郷太
トークゲスト:高橋茂雄(サバンナ)、市川紗椰
(ここまでコピペ)

番組前予告

聖子、すごいイメージがあるわけですよ、こういうアレンジで、このコードで‥‥
一歩、今夜は松田聖子本人に音楽的ギモンを直撃!!
武部、すごく貴重なインタビューですよね、初めて見ました!!

OPあけ

一歩、今夜の関ジャムは‥‥!?
(赤いスイートピー1982)
今年でデビュー40周年、日本を代表するアーティスト松田聖子
24曲連続、シングルチャート1位
(風は秋色、チェリーブラッサム、夏の扉、白いパラソル、風立ちぬ、赤いスイートピー、渚のバルコニー、小麦色のマーメイド、野ばらのエチュード、秘密の花園、天国のキッス、ガラスの林檎、瞳はダイアモンド、Rock'n Rouge、時間の国のアリス、ピンクのモーツァルト、ハートのイアリング、天使のウインク、ボーイの季節、DANCING SHOES(Club Mix)、Strawberry Time、Pearl-White Eve、Marrakech〜マラケッシュ〜、旅立ちはフリージア)
<ど真ん中世代だけに前半は見覚え多いが、後半は知らないのばかりだな

自身が作詞作曲した名曲も数多い国民的スターだが
(♪あなたに逢いたくて〜Missing You〜1996)
これまでその歌唱法や、作詞作曲法、レコーディング、プロデュースなど
音楽面はほとんど語られず、ナゾが多い・・・・
そこで今回は彼女をよく知る三人をゲストに迎え

キーボーディスト・アレンジャー:野崎洋一
音楽P:武部聡志
ミュージシャン・音楽P:西寺郷太

ほかにも宮本浩次、本間昭光などからプロ目線のギモンをもとに
松田聖子本人に直接インタビュー

聖子、自分が曲を作ったときはすごいイメージがある。その歌ってみたものをピアノでコードをつけてみたりとか

一歩、一体、どんな衝撃回答が!?

村、さあ本日スタジオはこちらの3名にお越しいただきました。よろしくお願いします。
古田さん、ついに来ましたよ、この回が。
古田(すっきり刈り上げ)、聖子さんに音楽の話を聞く、というのは、そもそもどうなんですか?
村、今回スタッフがインタビューにお伺いして「40年でこんなに音楽のこと聞かれたの初めてです」って言われたそうで。
武部、でも音楽的にも語りがいのあるアーティストですよ
村、いままで仕事場で音楽の話はされてますよね?
武部(瑠璃色の地球、などアレンジ多数担当)、自分の曲をアレンジするとき、こういうサウンドに、とかのオーダーはもらってます。
村、突っ込んだ音楽の話とかは
武部、それはないですよ、さすがに
茂雄、え、関ジャムと松田聖子さん、どうなるの?
村、よくぞ受けてくださったというね

まずは近年、ツアーのキーボーディスト、アレンジも多数手がける野崎のギモン
<デビュー当時のレコーディングについて>
‥‥‥'80/4裸足の季節、でデビューから3ヶ月おきに新譜をリリース
アイドル時代、多忙のため、全く知らない新曲を、スタジオで初めて聴いてそのままレコーディングをしたという話をききました。本当ですか?

村、レコーディング、てスケジュールだけでスタジオに入ってた?
丸、楽譜を読んで、なのか、デモを聴いて、なのかどっち?
野崎、いろいろ噂が流れているので・・・・
西寺、ファイルの送信、とかない時代ですからね

インタビュースタジオに入ってくる松田聖子、黒レースのシックなワンピース
セットは白基調、ハレーション起こしそうな強烈照明で(鈴木その子(死語)仕様?!)
「座らせていただいて?」
「お願いします」スタッフ(以下S表記)、ソーシャルディスタンスで二人
S関ジャムって番組はご存じでしたか?
聖子、もちろんです(盛大におどろくスタジオ村上)スゴいなっていつも楽しく拝見しています。
S今日は音楽的な質問ばかりをさせていただきますが
聖子、あまりないですね。音楽のことをお話しする機会は。

一歩、まずは多忙なアイドル時代のレコーディングについて、のギモンから
松田聖子のリリース、1980−1985の五年間でシングル22枚、アルバム12枚を!
Sまったく知らない新曲を、スタジオで初めて聴いてそのままレコーディングされた、というのは本当ですか?
聖子、そうですね(スタジオ、驚愕)
あのころは本当に忙しくて、3ヶ月に1枚くらいシングルを出していた。常にレコーディングをしているという感じ。1枚のレコーディングが終わってやっと覚えて、テレビで歌い始めたら、もうすぐ次を!!という感じでした。毎回スタジオに行って初めて「はい、これが次のシングルです」っていただいて「わあ、今回こんな歌詞なんだぁ、と歌詞をはめていって、それをまず40分から1時間くらいをレコーディングの前に。私の場合、そんなにテイクを何回も何回も録るわけではないので、バーンと瞬発力で4つ5つ歌うと「はい!OK!」みたいな感じでした。1つの曲を何日も、とか、何時間もって感じでは無かったです。
S部分的に録り直したりは?
聖子、やっぱりその、感情が切れちゃうんですよ。パート録りをしていくと。いろんな録り方があるとは思うんですが、私の場合は最初から通しで録りおえることが多かったです。
S歌っていて、テイクはこれがよい、みたいのはあるんですか?
聖子、80年代の私は全くそんなじゃない。歌ったら、あとはもう全部お任せ。私自身は、たとえば、このチャンネルがよかった、あのチャンネルがよかった、そういうことも全然なかった。

一歩、実際のレコーディングではどんな指示を受け、どうやって曲の雰囲気やメッセージを表現していたのか?
当時、ディレクションをつとめていたのは、主に2人
CBSソニープロデューサー:若松宗雄
作詞担当:松本隆
たとえば1983年「セイシェルの夕陽」作詞:松本隆、作編曲:大村雅朗、の場合

聖子、当時のディレクターさんも松本隆さんも、「これはブルーな感じだね」
「これはもうちょっと風が吹いたほうがいい」といってくれて、
「こういう風に歌って」「ああいう風に歌ってください」より
「セイシェルの海を感じて歌って」とか
「マイアミ午前5時」は「マイアミの午前5時の爽やかな青い海の」
そういう感じで歌って、が多かったんです。
「これもうちょっと風が吹いたほうが」とか「もう少し波は高いかもね」とか
そうすると私も直感的に「ああああ、わかりました。もう少し波が高いイメージですね」
みたいに歌うという。音符がこう、とか、そういうのは無かったんです。
(村、抽象的・・・・市川しかめ面)

一歩、直感的とはどんな状態で歌っていたのか聴いてみると
聖子、景色が見えるって言うか、ここって風が吹いているな、この崖のところのギリギリに立って夕陽を見ているんだろうな、とかそういう感じになって歌うんです。
S、入り込むってことでしょうか?
聖子、入り込むのとはちょっと違うのかもしれない。その詞の世界に立っている。そんな感じなんですよ、感覚的には。
S、僕らにはわかるような、わからないような‥‥誰かを演じているわけではない?
聖子、違うと思います。すいませんうまく答えられてなくて。

一歩、当時の松田聖子は多くの大物アーティストから楽曲提供を受けていたが
1981シングル5枚目「夏の扉」作詞:三浦徳子、作曲:財津和夫
1981シングル7枚目「風立ちぬ」作詞:松本隆、作曲:大瀧詠一
1983シングル14枚目「ガラスの林檎」作詞:松本隆、作曲:細野晴臣
呉田軽穂という別名義で多くの楽曲を作曲提供していた松任谷由実
「赤いスイートピー」「渚のバルコニー」「小麦色のマーメイド」「瞳はダイアモンド」など

聖子、松任谷由実さん、わたしのレコーディングの時にいらしてくださったことがあるんですけど、何にもお話ができなくて、カチコチに緊張してて、歌について語り合うとか、そういう立場ではなかったですし
S、私はこう思います、とかいうのも?
聖子、全然ないです、ないです、ないです。

一歩そんな中、レコーディングでとりわけ印象が強かったというのが大瀧詠一
 大瀧詠一:はっぴいえんどのボーカル・ギター、シンガーソングライター、音楽Pなど多才
聖子、風立ちぬ、のアルバムの時、大瀧詠一さんにプロデュースをしていただいた時には、ずっとそばに居てくださって、つきっきりで、その時だけは「大瀧さんについて行きます」という状態で、その場でメロディーを変えられたりするんで「ちょっと待って、ここ変えてみようかな」瞬時にパッパッパッパッって変わっても、とにかくついて行く、という。スゴい勉強になりました。

★デビュー当時のレコーディングについて★まとめ
・新曲はスタジオで初見
・40分〜1時間で覚えて歌う
・歌のテイクはお任せ
・ディレクションはイメージで伝えられる
・曲の詞の世界に立っているイメージで歌う

(スタジオに戻る)
村、どうですか、今まで語られてこなかったそうですけど
野崎、まず第一に、記憶力がめちゃめちゃ良いですね、単純に
茂雄、これ今までにない試み、聖子さんに無邪気にガンガン聞くって、よう聞いたけど
武部、スゴく貴重なインタビューですよ。音楽のこととか、曲を提供してくれたアーティストに対して、思いとかを話されてるのは初めて聞きました。
横、あんな抽象的なディレクションされてさ、わかりました、って言える?違う、って言われたときの恐ろしさないもんなあ
茂雄、全然、吹いてないよ、風、とかな
横、めっちゃ怖いやん


続いては、プロが選んだ松田聖子の名曲、そして
聖子、歌ってみたものにピアノでちょっとコードをつけてみたりとか
CM


<プロが選んだ松田聖子の名曲>

まずは初期の作品から

野崎推薦、1980年、松田聖子衝撃のデビュー曲
「裸足の季節」1980、作詞:三浦徳子、作曲:小田裕一郎、編曲信田かずお
♪エクボのひみつあげたーいーわぁもぎたてぇのーあおいーかぜー
デビュー時のキャッチフレーズ「抱きしめたい!ミスソニー」
野崎コメント、演奏がすべて無くなって、無音から始まる歌い出し。緊張するし音程も難しいのに、これをデビュー曲でやってのけた聖子さんはスゴいと思う。

無音からの歌い出し
フォト

(このあと関ジャムレポ極力きゃぷちゃしない方針に転じたので本レポ1枚のみです)

大ファン宮本浩次推薦、1980宮本が恋に落ちたセカンドシングル
「青い珊瑚礁」1980、作詞:三浦徳子、作曲:小田裕一郎、編曲:大村雅朗、
紅白歌合戦初出場を果たした曲。
宮本コメント、声を張った時の可愛らしさ、爽快さ、力強さ、美しさ。当時中学生だった私は、今までにない感情に心を揺さぶられました。それは正直、恋と言っていい感情です。

宮本推薦、1982宮本もカバーしたあの名曲
「赤いスイートピー」1982、作詞:松本隆、作曲:呉田軽穂、編曲:松任谷正隆
8枚目シングル、松任谷由実(別名義で)の初提供曲
宮本コメント、それまでの曲と違って物静かな印象を受けた私でしたが、この歌を聴くたび聖子さんの歌唱がより深まり繊細になったことに気づかされたものでした。

(GQ以降の楽曲、山籠もり期間につき未知ばかり)

野崎、西寺推薦、1982歌のリズム感の良さが際立つシティポップサウンド
「小麦色のマーメイド」1982、作詞:松本隆、作曲:呉田軽穂、編曲:松任谷正隆
10枚目シングル、松任谷正隆によるシンプルなアレンジ
西寺コメント、聖子さんを含め、作詞・作曲・演奏家と当時の日本のトップクラスが集まって作った1曲、今のミュージシャンが聞いてもめちゃくちゃ勉強になる。

本間推薦、1983松田聖子を支えたアレンジャー初作曲作品
「セイシェルの夕陽」1983、作詞:松本隆、作・編曲:大村雅朗
大村雅朗、青い珊瑚礁、夏の扉などの編曲を担当
本間コメント、大村さんのこの楽曲は跳躍も多くとても難しいメロディー。それを完璧に歌い上げる聖子さんに、今聞いても感動します。

武部推薦、1983もともとレコードのB面、ファン人気が高い1曲
「SWEER MEMORIES」1983,作詞:松本隆、作・編曲:大村雅朗
CM(これは知ってる)起用で人気になり、2ヶ月後両A面シングルとして再リリース
武部、サウンド志向の大村楽曲、当時「誰の作曲?」と話題に。

武部推薦、ありそうでなかった歌い出し、松田聖子独特の歌唱法も絶妙な1曲
「瞳はダイアモンド」1983、作詞:松本隆、作曲:呉田軽穂、編曲:松任谷正隆
武部コメント、サビのメロディーで始まる曲は多いが、この曲はAメロ後半のメロディーで始まる。ありそうでなかった意表をついた構成。
サビのポイント、語尾を上げるように歌う独特な歌唱法>本人に後ほど直撃

スタジオ(22分)
村、名曲の数々でしたけど
安、80年代、ですよね?歌声がね、今、ぽいんですよ、ずっと松田聖子さんの声、って変わらんな、ていう感じです
村、あの当時、デビュー当時と今と
安、心を鷲掴みにされてる、状態、でした、聴いてて

一歩、そして武部は「瞳はダイアモンド」サビに関して
武部、コード進行が抜群にキレイな曲で
G、D/F#、F6、E7、Am
このE7が切ないんですよ。このコード進行で、あの伸びやかな声で歌われたら、やっぱたまんないですよね

さらに、サビの歌い方についてもギモンが
♪ひとみはぁ!(語尾をヒュっと上げる聖子節がある)

武部から聴きたいこと
語尾を上げるような独特の歌い方はどうやって生まれたの?

スタジオ武部、語尾がひっくり返るような歌い方、どこから生まれた、誰かに言われてやったのか?自分で自然にやり始めたのか?聴いてみたかったんですよ。

さらに、西寺からも歌唱についてのギモンが
デビュー当時、前例のないボーカルスタイルで革命をもたらした聖子さんですが、ご自身の歌を個性的だと思っていましたか?

スタジオ西寺、たとえば70年代、天地真理さんの歌い方(裏声のような歌い方)、とか、キャンディーズ、の歌い方があったりとか、ワンパクなヤンチャな感じでのひっくり返り方はあったけど、聖子さんの女性的なひっくり返り、は革命だったと‥‥

Sご自身の歌い方は個性的だと思っていましたか?
聖子、全然、意識していなかったです。なんかもう、頂いた曲を、とにかく一生懸命夢中で歌ってる、って感じで。80年代は、そんなこと、考える余裕が無かったんです。自分の音域がこう、とか、音質がこう、とかっていうよりも、頂く歌を、ほんとにもう、無我夢中で歌う、って感じで、そういうこと、何も考えていなかったですね。
一歩、では語尾を上げる歌い方は意識していたのか?
聖子、♪瞳は‥‥、あ、そうですか。全然、意識したことなかったです。
(盛大にずっこける武部)
なんかもう、そういう歌い方、だったんですよね。そういう歌い方を作り出したとかそういうことではなくて、歌ったらああなっちゃった、みたいな。どなたかに、それを言われて、指摘されて、あ、そういえばそうだな、っていう感じで。でもまた意識しないで歌うと、そうなっているんだ、ね、って感じで。「そういう風に歌おう!」という感じじゃない。

一歩、さらに本間から「歌唱のテクニック、ビブラートについて」
「あなたに逢いたくて」1996♪あなたに〜、あいたくて〜、あいたくて〜
本間、♪に〜、て〜、て〜。ビブラートの微妙なかけ方の違いで感情表現をしている?
Sビブラートのかけ方ってご自身で意識されてることありますか?
聖子、だからそれも‥‥(スタジオ全員、やめてよ〜〜)‥‥ないんですよね。逆にそれ、ってどうなのかな、って思いますよねw。そこで、「そうなんです、私、すごく意識しているんです」って言えたらいいんですけど全然そうじゃなくて、なんかその時の感じですね、歌い始めてそうなっちゃうんですよ、自然に。

一歩、テクニックを意識して歌うのではなく、そのときの感覚で歌ってきたという松田聖子だが、「歌うのが難しかった曲」は無かったのだろうか?
聖子、たとえば「渚のバルコニー」とか、♪右手に缶コーラ‥‥ってすごく低いところから高いところまで。私の曲って、すごい低いところから高いところまで音域がすごく広いんですよね

楽譜、かんこーらー、ひだりてにはー しろいさんだーるー
ト音記号で五線の下の補助線でシラソラソー、ソソララシラ、ラララシレシーラー

サビ、なぎさーの バルコニでー待っててー、やーがてあさが
ト音記号五線内で、レソファソソラソファソー、シーミミー、ドードシシソラ
>>1オクターブ半

「小麦色のマーメイド」も♪涼しげなデッキチェアー(五線下ラ)って低くて、でも、どんどん高くなって(五線内ド)いくから、ああすごい、低いところから高いところまで歌わなくっちゃ、って、そういうのはあったと思います。
意外に「赤いスイートピー」すごく難しくて、歌い始めて、ずーっと息を継げないんですね。呼吸が出来なくてAメロから♪春色の汽車に‥‥からずっと♪I will follow youずっと繋がっていくんですよ。だから難しいかな。

★歌唱法について★まとめ
・80年代は無我夢中で歌っていた
・歌い方、ビブラートテクニックは意識していない
・音程の高低差のある曲は難しい
・「赤いスイートピー」は息継ぎが難しい

村、無我夢中で歌ってたら、あれが生まれてた、と
武部、でもなんか、そういう自分だけのオリジナルな歌い方って自然に身についてるのは羨ましいですよね。それがみんな魅力的だったわけだし。
古田、若干、長嶋茂雄、を感じたねw理論、とか、じゃなくて‥‥
村、天才肌、のね
西寺、途中からは(作曲側が)たぶんピアノとか弾きながら、ここで聖子さんのあの感じ入る、とか、わかってたんちゃうかな
村、作り手側が。古田、作り手がね。
西寺、この音域でこういったら、こうなる、ってわかってたんちゃうかな、って作家が

続いても
<プロが選んだ松田聖子の名曲>


武部選
1986 壮大な歌詞が特徴的な母になる直前の1曲
「瑠璃色の地球」作詞:松本隆、作曲:平井夏美、編曲:武部聡志
上白石萌音や広瀬すずなど人気女優もカバー
武部コメント、松本隆さんの「ひとつしかない 私たちの星を守りたい」という歌詞を見た時に感動して震えた記憶がある。それまではアイドルらしい切り口で歌を歌っていた彼女に人類愛みたいな大きな愛を歌わせようとした隆さんの力は大きいと思う。

西寺選
1988 世界一のプロデューサー デイヴィッド・フォスターが手がけた海外仕様の1曲
「Marrakech〜マラケッシュ〜」作詞:松本隆、作曲・編曲:Steve Kipner・Paul Blis、編曲:David Foster
デイヴィッド・フォスター:セリーヌ・ディオンやマイケル・ジャクソンをプロデュースしたカナダの音楽プロデューサー
西寺コメント、デイヴィッド・フォスターのプロデュース、だけでも凄いが、大人の女性になっても母親になっても一線でスターであり続けるということを叶えたのはやはり聖子さんの凄さだと思う。

一歩、以下は、松田聖子自身が手がけている名曲

西寺選
1993 本人主演のドラマ「あたしってブスだったの?」主題歌
「大切なあなた」作詞:Seiko Matsuda、作曲:Seiko Matsuda, Ryo Ogura、編曲:Yuji Toriyama
34thシングル、上昇志向の強い女性の役を熱演。
西寺コメント、自身で曲を作り、ヒットを生み出した90年代。海外での活動も経験して、聴く人の心にどうしたら届くのかというプロデューサー的目線が培われたんだと思う。

本間選
1996松田聖子最大のヒット曲
「あなたに逢いたくて〜Missing You〜」作詞:Seiko Matsuda、作曲:Seiko Matsuda, Ryo Ogura、編曲:Yuji Toriyama
オリコン1位を獲得。約110万枚の売り上げを記録。
本間コメント、楽曲の素晴らしさはもちろんの事、何よりスゴいのがデビュー17年目にキャリアハイの結果を残すこと。聖子さんクラスになると以前の曲がどれも名曲揃いなので結果の上塗りが難しい状況においては驚異的な作品。

野崎選
1983松田聖子初作曲作品
「Canary」作詞:松本隆、作曲:SEIKO、編曲:大村雅朗
8枚目のアルバム「Canary」収録。
野崎コメント、メロディーがとても美しく、処女作にして既に完成されています。Bメロとサビで同じメロディーが出てくる曲の構成も斬新。

野崎選
2020松田聖子作詞、財津和夫作曲<この2人のタッグは37年ぶり
「風に向かう一輪の花」作詞:松田聖子、作曲:財津和夫、編曲:野崎洋一
この曲で18年ぶりに10月2日のミュージックステーションSPに出演

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