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2020年09月26日20:56

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一歩後退の翔猿だが、明日の正代戦で"奇跡"に近づけられるか。

■翔猿、1世紀ぶり快挙なるか 前回は「厭味ない兄さん」
(朝日新聞デジタル - 09月26日 13:12)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6245878
大相撲九月場所十四日目、二敗で賜杯レースの先頭を走る新入幕の前頭十四枚目翔猿と三敗の大関貴景勝の対戦となった結びの一番は大関貴景勝が叩き込みで翔猿を退け、同じ二敗の関脇正代は三敗の大関朝乃山を押し倒しで制し、三敗グループを形成していた前頭八枚目の若隆景は東洋大学の先輩でもある関脇御嶽海の下手投げに、前頭九枚目阿武咲は前頭筆頭隆の勝の叩き込みにそれぞれ屈して四敗となり、今場所の優勝争いは二敗の正代と三敗の貴景勝、翔猿の3人に絞られ、千秋楽を迎えることになりました。
さて、注目の結びの一番、立ち合いはまっすぐ前に当たった翔猿に対して貴景勝は踏み込まずに見ながら立ち、突っ張り合いから往なし、果敢に直進する翔猿が回り込んだところを貴景勝が叩いて勝負あり。取組後、貴景勝は「いつも通りあまり変わらず、自分の体の反応に任せてやった」と冷静にコメントしたようですが、埼玉栄高校の4年先輩相手とは言え、大関の貫禄を106年ぶりの新入幕優勝を目指す勢いある翔猿に示した一番となりました。敗れた翔猿について、協会の八角理事長(第61代横綱北勝海)は「新入幕でここまで立派です。何とか往なしたいと思っても、前に出る力不足で見られてしまった。明日は思い切っていくしかないでしょう」と、明日の正代戦への期待を込めてコメントしていましたが、明日発表される三賞ではどれをゲットするか、楽しみです。
一方、二敗の関脇正代は結び前でこれまで二連敗中だった大関朝乃山との対戦。立ち合い、正代が鋭い踏み込みと出足から朝乃山の身体を浮かせて横向きにし、左上手を取って休まず前に出て、大関に相撲を取らせず押し倒しで一蹴、勝負あり。翔猿が敗れたため正代ただ1人が二敗を維持、千秋楽は二敗の正代と三敗の新入幕翔猿との割が組まれ、結びの朝乃山と三敗の貴景勝の大関同士の対戦へと続きます。「最近負けている相手なんで、思い切りいった。休まず前に出ることを意識した。当たり勝ったんで、止まったらまわしをとられるので、そのまま出ました」とは取組後の正代のコメントですが、2学年下ながら優勝も大関昇進も先を越された朝乃山の活躍に「同じ学生相撲出身で悔しい思いはある」と語る正代としては、この一番はその力士人生を変えるきっかけをもたらすのではとも思えます。場所後の大関昇進の是非について高田川審判部副部長(元関脇安芸乃島)は「明日の相撲を見ての判断」とその結果如何での大関昇進の可能性に含みを残しましたが、一方で八角理事長は「横綱2人が休場しているので」と慎重な見方を示していて、賜杯レースの決着含め、千秋楽の土俵に注目が集まると思います。
その他。十両では一敗の西11枚目で帰り十両の千代の国が若元春を突き落としに退け、先場所の幕下優勝に続いて自身3度目の十両優勝。立ち合いで右にずれた若元春の動きに動ぜず、体勢を立て直せない相手を左からの突き落としで優勝を決めました。また、西幕下4枚目で第48代横綱大鵬の孫にして元関脇貴闘力の三男である納谷が初めて十両の土俵に立ち、西十両12枚目で幕内に昇進したことがある大翔鵬を立ち合いから一方的に押し出して5勝2敗としました。
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