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2020年09月25日20:10

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二敗の直接対決で正代が一歩リード、星一つ貴景勝に先行で臨む明日の翔猿。

■先場所優勝の照ノ富士が休場 十両以上の休場13人に
(朝日新聞デジタル - 09月25日 14:47)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6244686
大相撲九月場所十三日目、賜杯レースを先導する二敗グループのうち、新入幕の東前頭十四枚目翔猿が西前頭筆頭隆の勝に押し込まれながら土俵際左に開いて送り出しに退け、西大関貴景勝と東関脇正代の二敗同士の直接対決は正代が突き落としに仕留めて二敗に残り、賜杯レースは二敗の正代、翔猿を三連敗から勝ち続けて二桁に乗せた大関朝乃山、不戦勝の前頭八枚目若隆景、西前頭五枚目宝富士を寄り切りで制した西前頭九枚目阿武咲が三敗で追走する展開となりました。
貴景勝と正代の結び前の一番、正代が貴景勝の低い当たりを受け止め、左右に往なして左押っつけから身体を回り込ませ、土俵の真ん中で這わせての突き落としで勝負あり。取組後のNHKのインタビューでは「できるだけ相手より先に踏み込みたかった。内容的にも当たり負けしなかったんで、よかったと思います」とした上で、一月場所であと一歩のところで徳勝龍に奪われた初優勝については「まだ何とも。不思議なくらい意識できないですね」とコメントしたとか。明日は関脇御嶽海を左から抱えて上手投げで一蹴して三敗を守った大関朝乃山と対戦します。
一方、いつもは立ち合い先に手を下ろす貴景勝ですが、今日は貴景勝が躊躇したのか正代が先に手を下ろす立ち合い。第52代横綱北の富士曰く「踏ん切りが悪かった」とのことですが、立ち合いから攻めに迷いがあったのか、一気に押し込めず「自分の攻めってのができなかった」とか。明日は本来の御嶽海ではなく埼玉栄高の4学年先輩に当たる新入幕翔猿との「割崩し」が組まれましたが、最終盤に崩れた一月場所の"二の舞"を感じさせる三敗目であり、モチベーションの維持の具合が気になるところです。
一方、新入幕翔猿の対戦相手は西前頭筆頭の隆の勝。この一番、翔猿はふわりとした立ち合いで隆の勝の当たりを立ち腰で受け、土俵際に押し込まれるや咄嗟に切り替え本領発揮、隆の勝をひらりと躱して後に回って勝負あり、正代共々11番に乗せました。両者とも「待ったと思った」とのことですが、勘違いで墓穴を掘ったかと思われた一番も咄嗟の判断力と相撲勘でものにするなど、賜杯レースの先頭に立つ力士の手のつけられないような勢いを感じた一番ともなり、明日星一つ先んじて臨む大関貴景勝との結びの一番に注目が集まると思います。
さて、今日も幕内力士に休場者が出ました。先場所の覇者で東前頭筆頭の照ノ富士が日本相撲協会に「左変形性膝関節症で3週間の安静加療を要する見込み」との診断書を提出し、今日から休場。昨日の阿武咲戦で寄り倒された際に両脚を強打して古傷の左太腿から脛にかけてを負傷し、強い痛みを訴えたとのことで、対戦相手の西前頭八枚目若隆景が不戦勝で三敗キープ。一方、東前頭十一枚目の千代大龍も日本相撲協会に「左腓腹筋筋膜炎、右足関節症で約3週間の安静加療を要する見込み」との診断書を提出して今日から休場。対戦相手の東前頭八枚目徳勝龍が不戦勝となりました。照ノ富士について、師匠の伊勢ケ濱親方(第63代横綱旭富士)は「どうしても我慢できないということだった。膝が入ってしまうので。今までも入っていたが今回は多い。炎症が起きて、四股を踏んでも痛みが出ている」と説明したそうですが、負傷した両膝に"爆弾を抱えた"照ノ富士であり、その不調がまた襲ったと言えるかもしれません。
さて、今日十三日目は幕下以下各段の優勝が決まる日ですが、各段すべて決定戦にならずにすんなりと7勝0敗で決まりました。幕下は東42枚目寺沢(25歳、高砂部屋)が同年齢の栃清龍(春日野部屋)を叩き込みで制して優勝決定。大関朝乃山の付け人で、先場所、干していた廻しがアマ時代から欠かさず忍ばせていたと言う最愛のペットだったウサギの「ラルキー」の遺骨が入ったお守りとともに盗難に遭い、いまだに返ってきていないとか。新潟は佐渡の出身で、御嶽海、若隆景が先輩にいる東洋大学から高砂部屋に入門。初めて番付に載った一昨年の五月場所で腰を痛めて途中休場し、場所後に椎間板ヘルニアの手術で番付外まで落ちる苦難を乗り越えての幕下優勝でした。
また、三段目は東20枚目の北天海(21歳、尾上部屋。モンゴル出身で元前頭二枚目貴ノ岩の甥)が埼玉栄高の1年後輩の二本柳(阿武松部屋)を引き落としに退けて優勝。序二段は西14枚目の北青鵬(18歳、宮城野部屋)が生田目(二子山部屋)を寄り倒しに仕留め、先場所の序ノ口に続いての各段優勝を果たし、序ノ口は西5枚目の久之虎(31歳、出羽海部屋)が、西28枚目秋良(阿武松部屋)を叩き込みで下して自身三度目の序ノ口優勝。最高位は東幕下16枚目だが、左目の網膜剥離で3場所連続での休場を経ての優勝でした。
また、今日は第54代横綱輪島の大学時代からの好敵手として知られていた元小結豊山で先代の湊親方(長浜広光氏)が19日に死去したことが明らかになったとのこと。新潟県の新発田農高で高校横綱となり東京農業大学に進学。日本大学の輪島としのぎを削り、時津風部屋に入門して昭和45年三月場所に初土俵、昭和46年十一月場所で新入幕。右四つの力士で突っ張りを武器に幕内通算51場所を務め、殊勲賞1回、敢闘賞2回、金星8回。昭和56年五月場所限りで引退し、翌年時津風部屋から独立して湊部屋を創設。湊富士(元前頭三枚目、現:湊親方)らを育てた。協会では審判部が長く、監事も務めて平成24年に定年退職。約1年前から膵臓癌を患っていたようで、手術は受けなかったとか。テレビ正面解説の第52代横綱北の富士も対戦があったようで、初顔合わせはうっちゃりで敗れたとか。「輪島は胸板が薄かったから入門当時は長浜の方がものになると見られていた」と語っていました。享年72。合掌。
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