19020821　NO4137 日本人被殺傷事件の損害賠償案に対する面談要請

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009_0010_0310　駐韓日本公使館記録 9巻 一. 本邦人被害に関する件 参•四 (31) [日本人被殺傷事件の損害賠償案に対する面談要請]
文書題目 (31) [日本人被殺傷事件の損害賠償案に対する面談要請]
文書番号 公文第一二七号
発信日 明治三十五年八月二十一日 ( 1902年 08月 21日 )
発信者 公使 林 （＊在韓 特命全権公使 林権助）
受信者 署理外相 崔 （＊韓国外部大臣署理・崔栄夏）

(31) [日本人被殺傷事件の損害賠償案に対する面談要請]
公文第一二七号
書簡を以って啓上いたします。去る明治二十九年中貴国内地に起った暴徒のため帝国臣民の生命を失い財産の損害を被った事件に関する損害賠償案は、その当時提起に及んで以来昨年及び本年に引き続き度々御督促に及びましたが、今にいたるもなんらの御回答に接しておりませんので、本件に関する貴政府の御考えを承知致したく存じまして貴署理大臣閣下と会見を遂げたく存じますので、御都合の時日をなるべく至急御示し頂きますよう致したくこの件照会致します。 敬具
明治三十五年八月二十一日
林 公使
崔 署理外相 閣下