全世界を悩ますCOVID-19 徐々にピークアウトしてきたとはいえ、いまだ米国では少なくとも毎日2万人の感染者を出している現状。
そんな苦境の中、スケジュールどおり開幕にこぎつけられそうなことはとてもうれしく、選手や関係者に感謝です。
普段とは違うシーズンになるでしょうが、予想は普段どおりいってみます
いつものようにAFCから
【AFC-East】 ビルズ
ご存知のようにブレイディがTBに移籍し地区内の様相がガラリ一変
これまでは常勝王者NEに時折盾突き痛い目に遭ってきました
ターニングポイントとなる今季、心機一転といきたかったのですが消極的な予想になってしまいました
4チームとも決め手に欠ける印象。そこで消去法でビルズとしました(うーん味気ない)
このチームの強味はディフェンスが安定していること。そしてオフェンスもMINからWRディグスを獲得するなど陣容が揃ってきました。
問題はQB
ジョシュ・アレンは走れますが、パスの精度がまだまだ。そこが唯一最大の不安です。
”フィッツマジック”でプチスタートダッシュしそうなドルフィンズ
ここはビルズとは逆にオフェンスの破壊力がいかんせん足りないかと。
一瞬心も動きましたがさすがに冒険というか無謀だろうということで(ファンの方々スミマセン)
昨季も含めなかば狂信的に推してきたジェッツ
ユニフォームを一新した効果はどうやらなかったようです
QBダーノルドには正直ガッカリさせられました。3年目の今季は勝負の年。最下位のオフェンスを再建できずに結果を出せないと「期待外れ」と言われてしまうでしょう。
ディフェンスもLBモーズリーがオプトアウトで今季も不在、Sアダムズも抜けてチームの強味がなくなってしまいました
誰をQBにするかで注目されましたがニュートンに落ち着きました。
ペイトリオッツ王朝、ベリチックがどう戦うか興味深いです。
ただLBハイタワーやSチャンといった守備の核となる選手がオプトアウト
組織で戦うNEとはいえ強くは推せないかと。
【AFC-North】 スティーラーズ
過大評価かもしれませんが今季もPITで
やはりディフェンスが強く安定しているのは魅力的です
DTヘイワード、LBワット、CBフィッツパトリックら各ユニットに核となる選手がおり穴が少ないことがその要因のように思えます。
”ビッグベン”ことQBロスリスバーガーの復活が最大のポイントであることはもちろんですが、RBコナー、WRスミスシュスター、TEマクドナルドらの奮起も不可欠です。
本来本命にすべきは昨季MVPラマー・ジャクソンを擁するレイヴンズなのでしょう。
ただ私は失礼ながらジャクソンの能力には懐疑的で昨季は上手く行き過ぎた感じがどうしてもしてしまうのです。
同地区ライバルをはじめ相手チームもしっかり研究をしてくるのがNFL
ハーボーHCの采配を考慮しても昨季の再現するのは意外と難しい気がします。
それでもオフェンスは苦労するにしてもここはディフェンスが強いので大崩れはないでしょう。
昨季は当方の予想通り見事に「人気先行」に終わってくれたブラウンズ。
今季は逆に「人気が落ちる」ならねらい目、って書くと短絡的な競馬の予想みたいですね
戦力的に昨季と大きな差はないものの、TEフーパーやTコンクリンといった地道な補強は好感が持てます。
攻守とも人材は揃ってますが、QBメイフィールドに対しても私は「疑念」を持っているので大きくは推せませんでした。
QBジョー・バローを全体1位で指名したベンガルズはさすがに再建のシーズンとなるでしょう。
ただ昨季全休した大好きなAJグリーンが是非とも復活して存在感を示してほしいです
【AFC-South】 テキサンズ
そうです。今季はTENではありません
テキサンズは電撃トレードで大エースWRホプキンスを失いましたがFAでWRクックスを獲得し空中戦に不安はないでしょう。
カギを握るのはホプキンスとの交換でやってきたRBジョンソン
ケガをする前のパフォーマンスに近づければランゲームが非常に楽に展開できるはず。
昨季は意外とスタッツが低調だったディフェンスもDEワット、LBマーシラス、CBリードらを中心に奮起するでしょう。
私との相性の悪さもそろそろおさらばしたい。
QBリバースを迎えたコルツの評価が意外と高い印象
ライクHCのシステムにも精通しているからとも言われてますがいきなりこの地区を制するまではどうでしょう。
ただここはオフェンスラインが安定してますし、RBテイラー、WRキャンベルと楽しみなルーキーも加わり攻撃力は上がったのは間違いなさそう。
セカンダリー陣が弱点のようですがそれをカバーできれば面白いかも
ジャガーズはQBミンシューでいくと決めた心意気は買いたいのですがDEキャンベル、CBボウイなど守備の中心選手が抜け厳しい戦いになりそうです。
正直注目度が低い分狙う妙味はあるチームなのですが、今季はまだ「先物買い」にも満たない気がします。
WRチャークなどはブレイクしそうですが。
まさかマリオタが控えにまわりあのタネヒルがプレーオフへ導くとは!
結果は大当たりだったのですが、そのプロセスは大ハズレ
昨季思う存分に楽しませてくれたタイタンズですが今季はあっさり見切りをつけます
根拠はお察しのとおりQBタネヒルです。
昨季は出来過ぎです(そんなに言い切って大丈夫なのか?
)
おそらくRBヘンリーに負担がかかるシーズンになるのではないでしょうか。
ディフェンスもDEケイシーやLBウッドヤードらユニットの中心だったベテラン2人が去ったのが意外と大きい気がします。
なので、タネヒルから次のQBに変わるまでTENを地区VそしてWCにも予想することはないでしょう
(ちょっと文脈がおかしいけど、いいか
)
【AFC-West】 チーフス
QBマホームズがここまでスーパーな存在になるとは、予想以上でした。
若くして大舞台で見事に重圧を跳ね除け頂点を極めたことに素直に敬意を表します。
今やリーグの宝ですからケガだけは大いに注意を払ってほしいものです。
そのチーフスは昨季ディフェンスの底上げに成功し、今季もドラフトでRBエドワーズハライレ(発音が違うかも)という楽しみなルーキーを獲得。攻撃にも幅が出そうです。
ただでさえ、WRヒル、TEケルシー、WRワトキンスらがいるのに、恐ろしい。
QBが変わる割りに今季も評価が低くないチャージャーズ
WRアレン、DEボサ、とりわけセカンダリー陣はヘイワードにジェイムズ、さらに移籍してくるハリスが加わり自慢のユニットに
QB以外の陣容は魅力的に映りルーキーのホバートが大ブレイクすれば…
ですが、今年はこのような状況下でルーキーQBにはNFLレベルに順応するには厳しい環境、ふたたび無印で
QBロック次第ですがブロンコスはダークホースになりえます。
RBリンゼィーが復活し移籍してきたRBゴードンと安定した地上戦を展開できれば
ミラーとチャブの両LBのラッシュを基調に補強したDEケイシー、CBボウイらでディフェンスが息を吹き返すのではないでしょうか。
ラスベガスに移ったレイダーズ
QBカーは奮闘してますし、RBジェイコブスも今後が楽しみ
ただやはり攻守に再建すべきユニット、ポジションが多く
他の3チームが補強も含め強力なので、ホームスタジアムに慣れることも含めて今季は見送り
【ワイルドカード】 レイヴンズ、ブロンコス、コルツ
ああ、今季から3チーム「も」WCに入れる。レギュラーシーズンの存在意義とのバランスがもうちょっと問題になってもいいと思うのですが、彼らが決めたこと納得はしませんが仕方ないですね。
そしてスーパーボウル進出は
チーフス
スティーラーズと迷いましたが手堅くいってみます
※NFCは”鋭意執筆中”ですので今しばらくお待ちください
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