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2020年09月07日10:01

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おひっこし

9月5日(土)曇り、、、嵐の前の静けさ
今回の引越しを振り返ってみる。
7月末に見積もり取ってからは早かった。
日時の決定に、箱詰め、処分する粗大ゴミの手配。
ただただ気になるのが、夫の所轄する部分。
本関係にパソコン関係、カメラにオーディオ、懐かしアイボ君も連れ帰ると言う。
引越しが近くなると、娘が数回、見に来る(決して手伝いではない)
来るたびに「え〜〜〜っ!?まだこんな感じなの?間に合うの?」
妻も、事あるごとに「大丈夫?間に合う?」
で、引越し当日・・・
2時から4時の間に来ますとのことだったので、午前中ラストスパートをかけ、なんとか終了。
引越し業者さんから少し遅れますとの連絡が入り、4時過ぎに引越し開始。
リーダーと高校生バイトっぽい男の子が箱を運び始める。
驚いたのがこのバイトっぽい男の子。
柄本時生君っぽい地味目で華奢な男の子だ。
だが、おっそろしく重い箱を二個重ねてじゃんじゃん運ぶのだ。
普段滅多に感情を表に出さない夫がギョッとした顔で見てるのがおかしかった。
と言うのも・・・本を箱詰めする時、まだ入るのに封をしようとしてるので「なんで?引越しの業者さん達って想像した以上に力持ちだよ。箱の個数が増えるより少々重くても運ぶ回数が少ないほうがいいんじゃない?」と言うと
「俺が持ち上げられないから」と言っていたのだ。
夫は全く華奢じゃないし、まあまあ力持ちだと思っている。
その彼が、やっと持てるギリギリの重さの箱を、二個重ねで軽々運んでいるのだ、柄本君は。
君、陸上部で黙々と長距離走ってるでしょ。それとも野球部で黙々と外野守ってる?
「黙々」と言う言葉がぴったりだわ〜
バイト何してる?と聞いて「家庭教師です」っていわれると「ふ〜ん」と少し鼻じらむが「引越し屋のバイトしてます」と言われるとそれだけで「いいこ」認定をあげたいくらいだ(偏見)
夫が「この調子じゃ、あっという間に終わるな」

しかし・・・
それから延々と搬出は続く。
やはり我が家は『貧乏人の物沢山』だった。
今回大物は冷蔵庫も洗濯機も食器棚もない。
大物はテレビと本棚二つくらいだ。
だが、何だかんだ歪な形のものや、パソコンやオーディオ等の精密機器類など時間がかかるかかる。
途中で人がどんどん増えて来る。
おそらく「こりゃ二人じゃ終わらんぞ」と本部にSOSを出したのだろう。
女の子も加わり、この子も箱は二個重ね持ちする。
ここのバイトは面接時に「箱の二個持ち」試験があるのではないだろうか。
3時間くらい経過した頃「小休憩取らせていただきます」「どうぞどうぞ」
結局4時間かかって終了。
リーダー曰く「一台に乗りきらなかったので、とりあえずマンションのエントランスまで全部運んで、後から来るもう一台に載せます。」
「ガラクタが多かったものね〜ごめんなさいね」と言うと「いいえ!お見積もりどおりですから!うちの方こそ時間がかかってしまって申し訳ありません。」
さすがな対応!!!

やっと何も無くなった部屋で、疲れ切った中年夫婦が大きくため息をつく。
お腹すいたね〜もう8時過ぎたよぉ〜と言いながら「あっ!時計外すの忘れた!」
これは娘夫婦に託そう。
東京最後の夜は、タンメンやさんでタンメンと餃子とビール。
有線でCHARAの「あいのうた」が流れる。
東京最後の夜聴くにふさわしい歌だなあとしみじみする。
帰宅して「あ〜疲れたぁ〜寝ようっと!あっ!あたしの枕、送り忘れてる!」
娘夫婦の家に来た時用に布団二組はおいておくねとは言っていたのだが、私の枕を布団袋に入れ忘れている。
作家たちがこぞって褒めちぎるから買った通販生活の枕だ。
全然口ほどにもないぞと悪態つきながらも使っている。
何かのついでに娘に送ってもらおう。

でも一番「あっ!」と思ったのが、洗濯機だ。
リーダーが「洗濯機は?」
夫「ありません」
リーダー「え?」
その会話を聞きながら「あっ!」
引越し業者さんに粗大ゴミの処分をお願いした時に、家電リサイクル法に指定されているものだけ承りますと言う話だった。
で洗濯機を頼んだのに、その後、ソファとか電子ピアノとか食器棚の処分を頼んだリサイクル業者さんに洗濯機も処分してもらっていた。
ケチな中年夫婦にしては痛恨のミスである。とはいえ、この分はしっかり値段から引いてくれるとこがさすが大手だ。

で、今度は鹿児島での搬入作業。
こちらは、リーダーと、茶髪のガタイのいいにいちゃんと、運転手っぽいおじいさんの3人。
リーダーとはいえまだ若そうだし、眉を剃ったようなヤンキー上がりっぽい。
が、彼がものすごく細やかで驚く。
一応我が実家には仏壇があるのだが、形だけでじいちゃんもばあちゃんも入ってないので、ワタクシの中では単なるオブジェ(?)の感覚。
ほとんど普段使ってない部屋だから、ここに箱を詰め込んでおこうということになっていた。
リーダーは仏壇の前は開けておきましょうとか、箱の間に通路を設けたりと、後で大変助かるような配置にしてくれる。
「神棚」と書いてある箱も、「こちらはテーブルの上に置いておきますね!」
そもそもなぜ神棚があるかというと、結婚式を霧島神宮で挙げたので、もれなくいただくシステムだったというだけの話で、
もう何年も榊もお神酒も備お供えしてない、これまた忘れられたオブジェになっていたのだ。
やはり、こういう繊細なものは大事に扱うべしというマニュアルがあるのかもしれないが、彼はとても自然にそういうことをしてる感じだった。
搬入はスムーズに終了。
引越し業者さん、ありがとうございました。
最高レベルの評価をつけてはがきを送りますね(サービス向上のためにと、評価するはがきをもらっているのだ)
 
今日の一枚は・・・
昨日見に行った疎水溝近くの田んぼ。
台風で倒れてしまわないかしら。
無事に何事も無く台風が過ぎてくれますように。
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