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2020年09月03日17:23

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とろとろ日記246「珍世界」

「づぼらや」の名物看板が撤去
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=6217890

「馴染みのあるあの看板がなくなったあとにはいったいどんな看板があがるんだろうね?」
「たぶん『絵に描いた餅』か『まだ捕ったことのない狸』の看板があがるんじゃないかな」
「なんでそう思うの?」
「商売も最近はなにがどうなるか予想がつかないし、先だってまったく読めないからなあ」


今日も海外ドキュメントの「テロの街の天使たち」をやってる
観るのは3回目だ
6歳の子供たちが神の存在と不在について議論している
(もちろん子供らしい言葉のやりとりだが)
振り返ってどんなに身近な現実的不都合についても何も考えず見て見ぬふりを決め込む自分たちの社会の精神性に寒々としたものを感じる


ツール5日目

今日は下り基調で大きな山はなく後半に短い4級山岳が二つあるだけのやさしく楽なコース。ただ風が強く吹きやすい地形らしいので横風が吹いたりすると一気に緊張が走るかもしれない。フィニッシュは上り勾配なので最後のスプリント争いは熾烈になりそうだ。

実況はサッシャさん。一時はコロナにかかってたみたいだけど元気そう。アスグリーンとデヘントが飛び出しを見せたがすぐに吸収された、今日は珍しく逃げが出ず選手たちは大きな集団のまま山を下っていく。
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逃げる選手がいないレース展開は非常に珍しいそうだ。そろそろ残り135キロのスプリントポイントに差し掛かり、サム・ベネットと同ポイントで首位に並んでいるサガンが前の方に出てきた。集団のスピードはゆっくりしたままだ。やがて動きが激しくなりスプリンターたちがポイント地点に殺到する。
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制したのはサム・ベネットで20点を上積みしサガンは4位通過。山間の丘陵地帯を貫くゆったりとうねった道をプロトンが流れるように淡々と進んでいく。


残り100キロ、切り立った山崖のふもとをプロトンが下っていく。
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隊列に変化はない。ドゥクーニンクの二人が先頭に立ち、バーレーンとモビスターンのチームが続く。スピードもあまり出ていないし心配された横風も強くはないようなので選手たちはリラックスムード。お互いに話をしながら笑顔の選手もいる。マイイ・ジョーヌを着たアラフィリップもカメラに向かって微笑み返すサービスショット。
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残り75キロ、少し風が出てきたようだが周りにはブドウ畑やオリーブ畑が広がり、道沿いには並木が植わってる場所もあって直接の影響はないようだ。風向きも真横からではないので隊列の分断も無かったがちょっとした緊張感があった。この辺は黒オリーブの名産地らしい。オリーブの味が味わえるのは歳をとってからということらしいがオリーブを口にすることなどめったにない自分には縁遠い話だ。通過する村や町には古くからの教会やお城や修道院やシタデルの建物や遺構などがあってツールならではの観光気分が味わえて楽しい。
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残り45キロ。だいぶ平地に降りてきたが戦いはまだ始まりそうにない。最初の4日間の疲れを癒すかのようにこの地点でもまだピリピリムードはない。コフィディス、エフデジなどが積極的にメイン集団を引っ張る。途中でイネオスが分断を狙ってアタックをかけたが無理だとわかってその作戦も終息した。4級山岳はふたつとも山岳賞ジャージを着ているコヌフロワが手に入れた。30キロ付近でユンボのセップ・クスが落車したが無事復帰。イネオスやユンボ、CCCあたりが交互に集団を引っ張る。今日の勝利を狙う有力選手らも前方に出てきていよいよ戦いが始まった。
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残り20キロ、道幅も広くなって集団は道幅一杯に7列ほどに各チームのトレインができる。ユンボ、イネオス、UAE、ロット、サンウェブ、モビスター、バーレーンなどが前方にいる。やや上りの最終ゴールに向けてスプリンターやパンチャー、そのアシストメンバーがぐんぐんスピードを上げる。途中の難しいロータリーも左右に分かれながらうまく乗り切った。残り3キロまではイネオスが渾身の引きで危険回避のポジションをとる。それからは各チームが今日の勝利を目指す選手のために懸命の位置取り。ゴール前では各選手入り乱れたスプリント合戦になった。サンウェブやボーラの選手が前方に踊り出る中、すぐその後にいたユンボのファン・アールトが切れ味鋭い差し足を発揮して一気にゴールを突き抜けた。
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サンウェブのボルが2位、ベネットとサガンが3位と4位で続いた。勝利者インタビューでファン・アールトが「今日は楽な一日だった」と語ったようにレースは単調で盛り上がりに欠けた。そんな日があるのも仕方がない。アラフィリップも上位でゴールしたが補給違反で20秒マイナスのペナルティを課せられトップから滑り落ちた。変わってマイヨジョーヌはA・イエーツが獲得。ポイント賞もサガンからベネットに移った。山岳賞はコヌフロワ、新人賞はポガチャルで変わらず。

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