mixiユーザー(id:648158)

2020年08月29日20:33

121 view

【政治】首相辞任「月曜に一人で判断」【備忘録】

【詳報】安倍首相、辞任「月曜日に自分一人で判断した」
2020年08月28日 14:22 朝日新聞デジタル


7年半におよぶ長期政権を築いた安倍晋三首相の突然の決断――。辞任の意向を固めた安倍首相は28日午後5時から、首相官邸で記者会見を開きました。永田町などの動きをタイムラインで詳報・解説するとともに、会見の様子を動画でお届けします。

■力抜けた感じの会見 自身の「疑惑」はうやむやのまま[寸評=三輪さち子記者]

 時折、沈黙し、声はかすれた。「反省する」という言葉を何度も口にした。28日午後5時から首相官邸で開かれた安倍晋三首相の記者会見。第1次政権に続き、再び任期途中で政権の座を降りる無念さがにじむ会見だった。

 ただ、森友・加計学園の問題、桜を見る会の問題など、首相自身や妻の昭恵氏をめぐる疑惑について、最後まで真摯(しんし)な説明はなかった。「説明ぶりに反省すべき点はあるかもしれないが、(政権を)私物化したことはない」。そう答える様子は、繰り返される質問に対してうんざりするような表情にも見えた。

 異例の長期政権の「負の遺産」として、公文書改ざん問題や官僚たちの過剰な忖度(そんたく)が指摘されてきた。この日の会見でも、財務省の公文書改ざんをめぐって十分な説明責任を果たしたのかを問う質問が、記者団からあった。首相は「国会で長時間、答弁した。十分かどうかは国民が判断するのだろう」と語るにとどめた。

 「負の遺産」とされる部分が次の政権に引き継がれることのないよう、首相にはもう少し真正面から受け止め、答えてほしかった。政権の重圧から放たれて力の抜けた感じの記者会見で、外交・安全保障や憲法改正など様々な質問に答えた首相だったが、肝心の「疑惑」に対しては最後までうやむやなままだったように思える。

■茂木氏「今日の今日ですからね」 ポスト安倍への意欲を問われ[19:25]

 自民党竹下派の茂木敏充外相は外務省を出る際、「ポスト安倍」への意欲を記者団に問われ、「今日の今日ですからね。コロナもある中で、今、今日、どうっていう感覚にはなれない。みんなでよく話し合いたい」と述べるにとどめた。

 安倍晋三首相の辞任について、茂木氏は「安倍首相の下で一緒に仕事をしてきて本当によかった。道半ばということで残念な思いでいっぱいだ」と語った。「日米同盟は安倍首相の下で強化されたし、『地球儀を俯瞰(ふかん)する外交』も積極的に展開された。こういった功績をみんなでしっかり引き継いでいかなければ」とも述べた。

■首相、私邸に戻る 軽い足取りで「お疲れさん」[19:05]

 安倍晋三首相は記者会見を終え、都内の私邸に戻った。自宅前で記者団が「お疲れ様でした」と声をかけると、首相は右手を上げながら「お疲れさん」。足取りは軽かった。

■アベノミクスは、コロナは、次の政権は? 疑問は払拭できず[寸評=斉藤太郎記者]

 (寸評=斉藤太郎記者) 体調が持たないとなれば、辞任も仕方がないだろう。ましてや大きな責任を背負う一国の首相だ。

 「病気と治療を抱え、大切な政治判断を誤ってはならない」「任期途中なので批判は甘んじて受けなければならない」――。28日午後5時から開かれた安倍晋三首相の記者会見の様子をみていて、気の毒に思えた。

 一方で、「自分勝手な投げ出し」との批判も逃れられないのではないか、とも感じた。看板政策「アベノミクス」による金融緩和策の「出口戦略」はどうなるのか。新型コロナウイルス対策はどうするのか。そして、それら国民の生活を左右する重要政策を担い、次の政権を率いていく政治家たちはそもそも育っているのか。

 記者会見では、そうした疑問が払拭(ふっしょく)できなかった。

 首相は在任中、民主党政権を「悪夢のよう」と批判しながら、自らの経済政策の成果を誇るばかりだった。副総理、官房長官、幹事長といった権力の中枢は限られた側近やベテランに担わせ続け、「後継者は育てるものではなくて育ってくるものだ」と言い切ったこともあった。

 7年半を超す戦後最長の政権を担った宰相だけに、後継を育成する時間はあったはずだ。「次」に向けた責任感がもう少し、あってもよかった。後任の政権運営が混乱すれば、首相自身に「元凶」として批判の矛先が向けられることは免れられないかもしれない。

■細田派「団結を確認」 ポスト安倍の人物像は…[18:40]

 安倍晋三首相の出身派閥である自民党細田派。同派所属の参院議員たちは国会近くのホテルに集まった。首相側近の世耕弘成・参院幹事長は会合後、「一糸乱れぬ行動を団結してとっていくことを確認した。全く異論は出なかった」と記者団に強調した。

 細田派から自民党総裁選に候補者を擁立するかについて、世耕氏は「まだ議論していない」と述べるにとどめた。ただ、「ポスト安倍」の人物像をめぐり「今はコロナ禍の緊急事態なので、切れ目なく政策を実行していける人が何よりも重要ではないか」と指摘した。

■下村博文氏も意欲「同志と相談したい」[18:15]

 安倍晋三首相に近く、首相の出身派閥の自民党細田派に所属する下村博文・党選対委員長も「ポスト安倍」に意欲を示した。都内で記者団に次の党総裁選に立候補する意思があるかを問われ、「同志と相談したい」と述べた。

 下村氏は「安倍首相は『後継指名はしない』『それぞれ(総裁選に)出ればいい』ということなので、それは清和研(細田派)でも同じではないか」と指摘。「来週月曜に清和研の総会を開くと決まったので、そこでまた議論が出てくると思う」と語った。

■岸田派が会合 岸田氏「次を担うべく努力」と総裁選へ意欲[18:10]

 自民党の岸田文雄政調会長は、自らが率いる派閥の議員らを国会近くの全国町村会館に集め、「ポスト安倍」に向けた対応を協議。会合を終えると、岸田氏は「今まで通り、『次』を担うべくしっかり努力をしていく。その気持ちは変わっていない」と記者団に述べ、党総裁選への立候補に意欲を示した。

 岸田氏は「先ほど(安倍)総裁が無念の思いで退陣を表明された。その直後なので、まずは敬意と感謝を申し上げることが先ではないか」とも強調。総裁選に向け、より踏み込んだ発言をすることは避けた。

■石破氏、総裁選出馬「逃げない。遅くない時期に判断」[18:05]

 安倍晋三首相が辞意を正式表明し、自民党内の「ポスト安倍」政局が一気に動き出した。

 首相と距離のある石破茂・元幹事長は自身が率いる石破派のメンバーら約10人と国会内で首相の辞任表明会見をテレビで観た。その後、石破氏は記者団の取材に応じ、次期総裁選について「逃げるということがあってはならない。それは自民党員、国民に対して果たすべき責任だ」と述べ、立候補に意欲を示した。

 石破氏は「(総裁選出馬に必要な)20人の推薦があったとすれば、やらねばならないということではないか。世論がどのような形になるか、自民党の仲間がどう判断されるかを見極め、そう遅くない時期に判断したい」と強調した。

■安倍首相の会見終わる[18:01]

 安倍晋三首相の記者会見が終わった。約1時間かけて、従来に比べて多くの質問を受け付けた。首相は「どうもありがとうございました」と頭を下げ、会見を締めくくった。

■岡田克也氏「野党を敵としてしか見なかった」[18:00]

 岡田克也衆院議員(三重3区)は28日午後6時、三重県川越町の事務所で記者会見し、「野党第1党への敬意がなく、敵としてしか見ない対応だった。次の総理には、野党に協力を求める政治姿勢を見せてほしい」と述べた。

 会見の冒頭、岡田氏は安倍晋三首相に対し、「まずはお疲れ様でしたと申し上げたい。ぜひ、体力の回復に努めてほしい」と配慮を見せた。

 一方、岡田氏が旧民主党代表だった2015年、安倍政権が集団的自衛権の行使を容認する安全保障関連法を成立させたことについて、「今でも違憲の疑いが強いと思っている」。森友・加計問題は「公文書を改ざんし、説明のつじつまも合わなかった。きわめて問題だった」と批判した。安倍首相との国会論戦も「かみ合わない総理だった。準備をしていっても、まともに答弁せず徒労感があった」と振り返った。

 衆院解散・総選挙など今後の影響については「新しい総理になれば、国会を解散すると思う。野党も新党結成に向けて話が進んでいる。早くしっかりとした党として、国民の皆さんに認識していただけるように動き出さないといけない」と述べた。

■村山富市氏「総理は激務、万全でないと続けられない」[18:00]

 村山富市元首相は28日午後6時過ぎ、社民党大分県連合を通じて「安倍総理の突然の辞任に驚いている。国のトップである総理は、心身ともに激務で、体調が万全でないと続けられない。辞任が病気による体調不良ということなので、治療に専念して欲しい」とのコメントを発表した。

■森喜朗氏「ずっと二人三脚。五輪開会式、一緒にみたい」[18:00]

 東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長は28日、安倍晋三首相の辞意表明を受けて、朝日新聞の取材に応じ、「ずっと二人三脚でやってきた。一緒にゴールを切ることができず残念だ」と話した。また、「(1年後の)開会式ではどんな形かは分からないけれど、一緒に見て頂きたいと思っている」と語った。

■安倍首相「政権の私物化をしたことはない」[18:00]

 この日の安倍晋三首相の記者会見。質問の機会を得た西日本新聞の記者が森友・加計学園問題や桜を見る会問題といった首相をめぐる疑惑について取り上げ、「政権の私物化」という批判が国民の間にある、と指摘した。

 これに対し、首相は「私は私物化したというつもりはまったくない」と否定。「説明ぶりについては反省すべき点もあるかもしれない。誤解を受けたのであれば反省したいと思うが、私物化したことはない」と重ねて強調した。

■江川紹子さん、IT化の遅れの原因を追及[17:55]

 安倍晋三首相の記者会見では、フリージャーナリストの江川紹子さんが質問した。江川さんは今年2月の首相会見で、司会者によって質問が打ち切られるなか、「まだ質問があります」と声を上げた。

 この日、江川さんは政府の新型コロナウイルス対策について取り上げた。一連の対応の中で露呈した、政府や自治体のIT化の遅れの原因を追及。これに対して、首相は「IT分野の問題点、課題が明らかになった。反省点だ」と認め、次の首相に期待するとした。

■辞任は月曜日に「自分一人で判断した」[17:50]

 安倍晋三首相は記者会見で、辞任を決断後、表明会見が今日に至った経緯と理由について明らかにした。首相は「月曜日にそういう(辞任の)判断をした。秋から冬に向けてのコロナ対策のとりまとめをしなければならない。そして実行のめどを立てる、それが今日の日となった」と説明した。

 首相の言う「月曜日」とは、今月2度目となった慶応大病院通院の日だ。それから4日後の今日、政権幹部らに辞意を伝え、記者会見して正式表明した。

 では、この間、辞任について誰かに相談したのだろうか。この点を問われた首相は、こう答えた。「これは私自身、自分一人で判断をした」

■野田聖子氏、総裁選に「手挙げて以来、一日たりとも変わっていない」[17:50]

 自民党の野田聖子元総務相が党総裁選について「(過去の総裁選で)手を挙げて以来、一日たりとも変わっていない」と記者団に述べ、立候補に意欲を示した。総裁選の方法については「きちんとした正当なやり方で、新しい時代の顔を私たちが選んでいかなければならない」と述べ、党員投票も実施すべきだとの考えを示した。

■憲法改正「残念ながら世論が十分に盛り上がらなかった」[17:40]

 異例の長期政権を実現した安倍晋三首相だが、悲願の憲法改正は実現できなかった。記者会見でこのことについて問われた首相は、次のように述べて悔しさをにじませた。

 「残念ながら、まだ国民的な世論が十分に盛り上がらなかったのは事実であり、それなしには(改憲は)進めることが出来ないのだろうと改めて痛感している」

 そのうえで、首相は「国会議員も国会でお互いに案をぶつあって議論しなければ、どうしても国民的な議論は広がらない。国会議員としてその責(せき)を果たすように、私も一議員としてこれからがんばっていきたい」と発言。首相の座を降りた後、国会議員として憲法改正に引き続き取り組んでいくことへの意欲を示した。

■「コロナ対応の中でも休めばよかったのでは」との質問も[17:40]

 安倍晋三首相は記者会見で、新型コロナウイルス感染症への対応の中でも休めばよかったという反省はあるかと問われ、「自分自身の健康管理も首相の責任。十分にできなかった反省はある」と語った。「見えない敵と悪戦苦闘する中において、全力を尽くさなきゃいけないということで仕事をしたつもりだ」とも述べ、新型コロナへの対応の重圧が大きかったことをうかがわせた。

■アベノマスク「厳しい批判もあった。受け止めなければ」[17:35]

 政府の新型コロナウイルス対策は成果を出しているのか、反省点はないのか。記者会見で問われた安倍晋三首相は、「アベノマスク」と揶揄(やゆ)された布製マスクの全戸配布問題に言及した。

 「マスクについても様々なご批判もいただいたが、マスクの配布を始めることによって、需要と供給の関係から、相当供給も出てきた。ネットでも価格も大きく変わってきた」と強調。その上で、首相は「ただ国民の皆様から厳しい批判もあった。そうしたものは受け止めなければならない」と述べた。
---------------------------------------------------------------------------------------
久々の会見だったので、どんな内容なのかと思ったら、辞意表明だったとは。
まずは、「お疲れさまでした」と。
潰瘍性大腸炎は完治しないらしいし、
コロナをはじめ内外の問題の対処でストレスも結構溜まっていたんじゃないかなぁ。
147日間連続勤務とか異常としか思えないし。
まぁ、今後も病気と付き合っていくしかないみたいだけど。
そして、問題は「ポスト安倍」。
誰が適任かなぁ。
「トランプと上手くやれて、中韓に強気で出れる人」がいいんだろうけど・・・。
いるかな?
0 5

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2020年08月>
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031