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2020年08月18日15:23

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あおり運転について批判を浴びるかもしれませんが、あえて言いたいことがあります。

あおり運転は、昨年だったか若者が運転していた車を止めさせて
中年男性が殴り掛かった映像をきっかけに、大きな社会問題に
なりましたね。

それ以降、あおり運転は厳罰化の方向になっているようですね。

ただ、厳罰化は良いのですが、行き過ぎると、犯人ではないのに
犯人扱いされ、捕まる恐れも出てきていることに気づくべきです。

つまり、まさか自分が加害者ではないはずなのに、加害者として
捕まってしまうという感じです。

というのは、あおり運転で捕まった人の多くは、自分は被害者だと
言っているケースが目立ちます。
彼らは先に自分が相手にあおられたから、負けないように仕返しを
してしまった、という主張です。
もちろん、中には嘘をついてそのように言っている人もいるとは
思いますが、必ず嘘ばかりだとも言い切れません。

なぜかと言うと、皆さん、車を運転した経験がある人はなんとなく
分かると思いますが、運転中は気分が高揚します。
高速道路上ではなおさらその傾向が増します。
よくあるのが、普段おとなしい人が運転するを気が荒くなるという
のもそのたぐいですね。

普段おとなしい女の子でも運転すると「前の車、遅い!どけー!」
とか、人が変わったように叫ぶ人もいますね。

車という大きな機械を操作して、しかもスピードが出ると人は
多少なりと普段とは違った自分になってしまうのかもしれません。

そうなると、意外にもおとなしい人が、そのつもりはなくても
実際には、相手に対して、先にけしかけていた、ということも
あり得なくないです。
もちろん、本人はけしかけたつもりはなくても、乱暴な運転に
なるので、相手は恐怖心を抱くわけです。
そして、その様子を見て、相手は自分がけしかけたれたと怒り、
逆に仕返しのためのあおり運転につながっていくわけです。

お互い、車同士だと運転者が見えないため、ある意味、相手は
怖い人で自分を攻撃してきている、と思い込み、恐怖感から
さらにエスカレートします。

その結果、あおり運転の事件へと発展するという流れです。

もちろん、単なるうさ晴らしの常習犯もいるとは思います。
でもごく普通の人も、気づけばあおり運転の加害者になって
しまっている、という可能性もあるようにも思います。

ですので、あおり運転の厳罰化は良いのですが、罰則の内容に
よっては、ある日、自分が加害者として捕まるという行き過ぎを
助長させてしまう危険もあると思ったほうが良いかもしれません。

それを避けるためには、厳罰化するにしても、単に厳罰化
すればOKではなく、その内容をしっかり把握して、行き過ぎ
であれば、修正を求めていく必要があるのではないでしょうか。



あおり運転厳罰化後初の逮捕へ
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=6198362
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