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2020年08月18日06:40

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真面目な人よ

昨日のニュースで知り驚いたのがこちらである。

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我が住まう神奈川県の隣県である静岡県浜松市で41.1℃の国内最高気温のタイ記録が起きたとありマジでビビった。浜松といえば浜名湖から由来するうなぎの産地や宇都宮と双肩の餃子のメッカであることぐらいは知っていたが、まさか最高気温が来るとは思わなかった。四半世紀前の名作漫画「勇午(ゆうご)」によれば西アジアの砂漠の辺境地パキスタンのカラチというとこでは真夏に50℃にまで気温が上がり、市民は朝から晩まで水を張った甕(かめ)に浸かり切りと読んだことがあった。日本もそうなるのか?

先週土曜日の紙面からこちらの訃報である。

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渡哲也さんだ。昭和41年男の僕には「大都会」やそこから派生した「西部警察」でおなじみであり石原裕次郎さん亡き後の石原軍団を支えた屋台骨の人である。
以前より人工肛門装着など病弱であったと聞いていたので、78歳というお歳はちと早い気がするもののご本人にとっては頑張られたのではないかと思うし、愛弟の渡瀬さんが呼んでいたのかもしれない。

紙面評伝では「生真面目」が軍団を支えたとあった。その実直誠心誠意さで信頼を得てきたということであろう。
僕が渡さんのことでほほうと唸らされた話は過日事務所後輩の舘ひろしさんが徹子の部屋で語っていた渡さんの逸話からであった。

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舘さんいまでこそダンディなおじ様であるが若き頃あらくれバンドのクールスを率いてそれはもう手のつけがたいやんちゃであったそうだ。
どうした縁かその暴れん坊ぶりが石原プロの目にかなったらしく、ある日舘さんは石原プロの面接に赴いた。無頼を気取って遅れて待ち合わせに行きしかもチャラついて行ったところ、待ち合わせ場所にいたのが渡さんであった。

どうせ俺が石原プロを今日は代表して来たんだ俺の話を聞けくらいのこと言われんだろうなあかったりいなあくらいのことを考えていた若き舘さんに対して、それまで椅子に鎮座していた渡さんがすっくと立ちあがり、直立不動から舘さんに向かってなんと敬礼をして、

「渡哲也と申します。はじめまして!」

と来たものだから、自分のようなヨタ者をかように厚遇してくれた渡さんに舘さんいたく感動感激して、その日から石原軍団のファンになり舎弟になったのだそうだ。舘さんその日までの自分を深く恥じたそうであり、その日が原点となっての今日だそうだ。
渡さんの誠意を感じるすてきな逸話だと思った。

真面目と書いてまじめ。こういう話を聞くと真面目って美点だと思ってしまう。だが僕の経験則からすると真面目というのは必ずしも美点美徳ばかりではないと思っている。
そも真面目ってなんだ?例えば仕事に対して真面目とかいうが、僕はそれってどういう意味なのかいまひとつわからない。たとえば一所懸命とか一意専心とか誠心誠意ならわかる。ああ、頑張って仕事しているなあ、と。だけど真面目にやっているというのがちとよくわからないのである。

以前会社員の物流センター勤務時代のことだ。本社から研修で来ていた新入社員の男の子がいた。いかにも几帳面な感じで堅物を思わせる子だった。帰りの電車で彼と偶然居合わせたので話をした。
彼の口から自分の長所を語らせたところ、こう回答を得た。

「自分は真面目で頑固です」。

なので僕は彼にこう訊いた。真面目ってなに?それ長所?そしたら彼は回答に窮した。そしてその瞬間僕はちと意地悪になっていたのであろう彼にこうも訊いた。

「頑固って美点なのか?」

これにも彼は答えに困っていた。なので僕は彼にこう言った。

頑固は長所でも美点でもなくおおかたは短所だ。頑固とは頑な(かたくな)で意固地のことを詰めて頑固と言う。つまり融通無碍の利かぬ応用動作ができない石つぶて野郎のことだ。君には頑固というと男の一途や一本気を連想させるかっこよさを感じるのかもしれないが、一途や一本気と頑固は違うから気をつけるが良い。

こう彼にいみじくも説教したところ、彼はぽかんと口を開けて後ははあと吐いていたのでああこいつダメだと思わされた。彼はいまどうしているであろうか。

とまあ僕の考える真面目観というのはそんなところである。ただ全面否定はしない。上記の渡さんのように真面目さでひとの心に訴え響かせて信頼を得るということもあるので、それは素晴らしいことだと思うからだ。

なんか話にまとまりがないなあ俺(-_-;)。よし、今日はこのあと真面目についてまじめに考えてみるとするか!なに言ってんだ俺(>_<)。

ものすんごく嬉しい贈り物を昨日ちょうだいした。

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関東北部の避暑地の名産のベイクトチーズケーキである。某SNSで懇意にさせていただいているご友人から頂戴した。過日ちょこっとだけお届け物をしたのを気にかけてくださっていたのであろうかありがたいことである。
家内が帰ったらさそく切り分けて皆でごちそうになろうと思っていたところ、一昨日にこしらえたヨーグルトゼリーを昨日中に食べきらねばいけないことを思い出し、昨日はそちらをデザートとしたのでチーズケーキはおあずけとなってしまった。
ひと切れだけでいいから切って♡と家内にお願いしたところ、だ〜め!と言われて凹んだ(-_-;)。

早く夕方にならないかなあ(>_<)。なにぶんこちらを贈ってくださった〇〇さん、ほんとうにありがとうございました♡。今夜が楽しみです。
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