ずっと以前に、何らかの手段で見ていて、何だか好きだなぁと思った記憶だけ有り。
3月6日に岡山で映画3本観たのが最後、もう半年近く映画館にもライブハウスにも行けず、スーパーとか銀行用事は二日に1度。
外食、ラーメンもうどんもハンバーガーもお鮨も、さっぱりナッシング。
でも、たまには献立仕事を楽したいし、馴染みのお鮨屋さんサポートでテイクアウト中。
女子高時代にテアトル岡山で観た『婉という女 』状態。
幽閉生活、40年ってのに堪らんなぁ、と思っただけで詳しい事は覚えていないんだけど。
今井正監督、数々の作品を映画バカは学びの姿勢で知っているけれど、実際にリアルタイムで映画館で観たのは女子高時代の『婉という女』と、結婚・出産・4世代同居の荒波をサーフィンしてた頃の『戦争と青春』をSY松竹で観てた事だけ。
半年近く半径10数�劼世韻燃萋亜�岡山県北だけど津山市圏内だからユニクロも無印もイオンモールもある。
ただ、映画上映に膝をただすというか、きっちり対峙してこそ熟れた果実を賞味出来るという基本姿勢なもので(本人がスーダラだから)、寸止めしながら映画を見てる自身を恥かしく勿体ないオバケと思っております。
これはこれで、おっと待って頂戴な、寸止めして景色の詳細を探索する妙味はあるのだが。
映画の看板なんて、もうくっきりと時代と作品と監督とか堪能しちゃう。
『洲崎パラダイス 赤信号』
私が生まれた年の映画、成人になった頃に『泥の河』SY松竹でだったか観た。
映画製作年は違っても、お代を払って観た私は勝手に重ねて尚更嬉しい映画体験。
64才の私、新珠美千代は『細腕繁盛記』なわけで。
もしくは高校時代にオールナイト上映デビューした、SY松竹での『人間の條件』
主人公、梶の妻、美千子。
こんなに軽やかでたくましい新珠美千代と、ダンディな姿しか知らなかった三橋達也と。
なんやかやなんやかや、戦後10年の頃の東京の景色と、どうしようもない男と女。
なんでこんなに心地良く着地するんだろう。
不思議のチャーム。
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