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2020年08月15日07:22

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狂気で侠気のあの人

このところこれを買っては食べている。

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過日日記にアップしたであろうか。茹でピーナツである。近所の酒屋で税別198円でおやじのおつまみコーナーで並んで売っていてお手軽である。
世間に茹で落花生が出回り始めたのがおよそ四半世紀くらい前だったと思う。第二次独身時代の居酒屋入り浸りの頃に、千葉の市川だか習志野だかに出張に行った飲み仲間のおっさんがみやげに買ってきてくれたのを口にしたのが茹で落花生の初体験だったと思う。以来あれに出くわすたびに喜んで食べていた。

それがかくも身近に手軽に手に入り口に入るのであるからして時代は変わったなあと実感させられた。ほんと、世の中どんどん便利になるけど、しまいにはどうなっちまうんだ?

連日晴天猛暑の猛暑日であり日々エアコンに頼りっぱなしでなんだか疲れてきた。そしたらなぜかひとり懐かしい人のことを思い出した。この日記に幾度も登場し、その狂人ぶりに驚かされるあの学生時代のひとつ先輩であるKさんである。今回本邦初公開で似顔絵を描いてみた。こんなかんじである。

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意味なくいつも嬉しそうなところが怖い。当時は学生の間で喫煙がもてはやされており、Kさんはハイライトを愛煙というかまるでむさぼり食うように喫っていてすごかった。なんでKさんを思い出したかというと実はきっかけがありそれは今は亡きこのお方である。

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悪辣パパラッチどもにより死に追いやられてしまった悲劇の王妃ダイアナさんである。先日何かの番組でちらと彼女が出ていたのだ。このダイアナ王妃とKさんには因縁あることがあった。

ある日授業を皆でサボってクラブの1・2年生で新宿末広亭であったか昼間から寄席に入り浸り落語や演芸を楽しんだ。
演芸のなかの題目で珍芸というのがあり、これはあの「笑点」の大喜利と中身は一緒でまあ噺家集ってのことば遊びである。
その中でちょっとエロな川柳を詠むコーナーがあり、珍芸司会の鈴々舎馬風(れいれいしゃばふう)師匠を狙って詠まれたたいへんバカバカしい一句があった。こちらである。

「馬風のかかあとセ〇〇スすれば 穴がデカくてバフバフだ♡」

場内は大爆笑しており、これを歌われた馬風師匠も怒るフリして笑いをこらえるのに必死だったのでなお可笑しかった。

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寄席を出てそのまま皆で飲みに行った。酒席で僕はKさんの隣席についた。ほどなく酒が回るとKさんが先ほどのエロ川柳になぞらえて急に一句を詠いはじめたのがこちらであった。

「チャールズのかかあとセ〇〇スすれば ガバガバま〇こで大穴(だいあな)だ」

ぎゃははははははははははは!ほんと、すげえなあKさん!この人にかかっちゃあ日英同盟も王室も関係ねえんだなあと呆れつつもその自由度の高さには同じバカの僕も敬服させられたのであった。

あれからほぼ四半世紀が経つ。噂ではKさん卒業後30年以上経過していまだにいちども就業していないというからいったい日々の生活をどうやって成立させているのであろうかと不思議であるが、Kさんと同期の先輩の最新情報によればヘタにKさんに近づくとタカられる懸念があるから遠目で観ているだけの方がよいと言われた。なんか敵陣を視察する斥候の気分にさせられた。

ちなみに学生時代はKさんいちどでも僕にお金を出させたことなくいつもおごってくれる気前の良い人であった。なれどその金の原資が学生相手のサラ金だったと後から知り、胸が痛んだりもしたがつまりは破綻した豪傑だ。まあそんなこんなのKさんである。Kさん、どうぞご無事に(*´ω`*)。

録画しておいたNHK「歴史秘話ヒストリア」で大戦中の幻の潜水艦伊ー400の秘話で悲話を観た。

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これはすごかった。別途整理がついたらまた話したいと思います。今日は終戦記念日か。玉音放送のあの日も暑かったと聞いております。
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