藤井 聡
巨星堕つ・・・
香港を「獲得」した中国は、これから21世紀中盤にかけて確実に台湾を「獲得」せんと圧力を高めることは必至です。
そしてその魔の手を尖閣、沖縄、そして、日本国全体に延ばしてくることもまた確実です。
つまり、我が国日本にとって、台湾、そして、台湾海峡は中国との対立の「最前線」なのです。
台湾で生まれ我が国日本の京都(帝国)大学で学び、その後紆余曲折を経て初の民選総統にもなり、台湾海峡という「最前線」にてそんな中国からの圧力と戦い続けた李登輝氏....
そもそも李登輝氏が従事し続けた「大陸・中国からの圧力と戦い続ける」という姿勢は、我が国日本が日本で有り続ける為に絶対に求め続けられなければならないもの。日本が始めて中国を中心とした「冊封体制」から独立を果たした「日いずる国の太子」聖徳太子の頃から、その構図は実は何も変わってはいないのです・・・
だからこそ、その李登輝氏遺志は、台湾人のみならず、我々日本人も引き継がねばならないのです。
李登輝氏.のご冥福を、心よりお祈り申し上げます。
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