７月２２日の日記　の雑感

・１３年　山本太郎、参院選初当選
参院選で議員初当選した山本太郎が、万歳三唱することなく「当選することよりも、当選して何をするのかが大事」「支援してくれた人を裏切って、その人たちに殺されるのが怖い」と発言。

もちろん、普通に考えたら「ジョークを混じえつつ、自らを戒めた発言」と解釈するべきなのだけれども、当時山本を応援した団体の中には、かつてテロ事件や内ゲバをおこし、今現在も公安から監視されている、いわゆる「中核派」も混じっていたため、正直シャレになっていなかったという話。


山本は今年の都知事選挙に立候補して、それなりの存在を示すことが出来た。しかし、野党票を宇都宮健児に集結させようというリベラル勢力の流れからは逸脱したものだっただけに、一部の人間からは　かなりの反感を買った。

都知事選後、れいわ所属の人物が「命の選別」を容認するような発言して問題になった。結局、その人物は令和から除籍されたのだけれども、その処分が遅れたことに対して、党首である山本の責任を問う声が　リベラル層を中心に強かった。山本を長年支援してきた国会議員という人も、「れいわは解党的出直しをするべき」とか言い出したらしい。これなんかも、もし山本が都知事選で揉め事を起こしていなかったとしたら、もっと違った反応になったのではないだろうか。

※山本太郎の国会活動を支えてきた人物「解党的出直ししかあり得ない」
https://blogos.com/article/470719/

１３年当時も決して笑えなかった「支援してくれた人を裏切って、その人たちに殺されるのが怖い」だけれども、今現在はますますもって笑えないなと。