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2020年07月21日21:24

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2度目のオンライン購入 (#437)

side A
1. Be Still / Liam Gallagher
2. Body Language / Queen
3. Dancer / Queen
4. Darwin Derby / Vulfpeck feat. Theo Katzman & Antwaun Stanley
5. Disco Ulysses (instrumental) / Vulfpeck

side B
1. Goodbye Innocence / L.E.O.
2. Laser Lights / Rex Orange County
3. 953 / Black Midi
4. Olympik / EOB
5. Segue / Pluralone

bonus
1. Shangri-La / EOB
2. Soft Parade / Vulfpeck
3. Step Inside / The Sherlocks
4. Street Song / The Who
5. We're off You Know / Klaatu
6. You Had Your Soul with You / The National
7. 夢 / Flower Flower
8. Salt the Skies / Tortoise

5月末にいったん東京に戻り、2度目のオンライン購入で入手したのが上記のEOB、Vulfpeck、Queenにはじまる10タイトル弱。
QueenのHot Spaceは数年前から続けている「Queen買い直しプロジェクト」がここまで来た、という形なのですが、このアルバムまではほぼアナログで持って(聴いて)いたんですね。次のThe Worksからが「未知の領域」ということです。
では、大方の当時のQueenファンのように「Hot Spaceで見切りをつけた」のかと言えば、僕の場合はそうではない。むしろブラックミュージック色を徹底した本作A面の音を当時の僕はかなり気に入っていました。B面には中途半端さを感じましたが。
で、The Worksを買うのを止めてしまったのはもっぱらRadio GAGAのせい。世界に捧ぐが大好きなのに冒頭2曲に興味がない私には、ああいうスタジアム・アンセムみたいなのは逆効果でしかないんですよ…。

最近出てるQueen本のディスコグラフィーなんかでもずいぶん酷い扱いを受けているHot Space、確かに売れなかったようではありますが、Body Languageなんていま聴いてもめちゃクールだけどなー。
それに前作のDragon Attackに続き本作のDancerと、ブライアンがDeacon-Mercury組のR&B路線に「身を任せた」曲を提供しているのもおもしろい。ブライアンもロジャーも、後々になるとこの時代の自分を否定し過ぎているような気がするけど、
「それもあってのQueenの栄光」でもあったことは、確かなんだからさあ。

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EOBというのはRadioheadメンバー中最もロックスターらしいルックスを持っているあの人、Ed O'Brienのソロプロジェクトです。
ゼロ年代のある時期、Live in Germanyというブート(とは知らなかったよ、HMVでふつうに売ってるんだから)のジャケに映ったメンバーの写真中、トム・ヨークの次に多くフィーチャーされていたのがエドで、ジョニーが思いのほか少ないことに驚いたことがありましたが、
やはりこのバンドにおける「ルックス担当」の側面はあったのではないかと推察されます。コーラスを取ってる写真が多かったね。

このヒトのバンドに対する音楽的貢献ほどわかりにくいものもなかなかないような気がしていたのですが、
あまり期待していなかったこのアルバムEarthが、思いのほか聴きやすい(特に、トムに比べればずーっと聴きやすい!)いい仕上がりをしていることで、
一気にその霞が晴れたような印象があります。
そう、彼はおそらくRadioheadの(楽曲というより、主に音響上の)コマーシャルさを支えるバランサー的な役割を、果たしていたのでしょう。

立場的にちょっと似ているということで元レッチリ(になってしまった)Josh KlinghofferのソロプロジェクトPluralone(プルーラルワンと読みます)が比較の対象になるかと思いますが、こっちは意外に爬虫類系のヴォーカルと粘っこいメロディーラインが胃もたれ感を感じさせる直情系の作品でした。ほとんどの曲がピアノで作られており、ギタリストとしての彼を十分楽しめないのも残念。
その点EOBは、なかなかウェルメイドですねえ。たぶん作った本人も「思いのほかいいのが作れちゃったよ」と手応えを感じたのではないでしょうか。

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Vulfpeckはドイツ語で「狼の群れ」ということだけど、このスペルで「ヴルフペック」とカナを振るのは、なんか違和感があるなあ。たぶんヴュルフペックが正解、でも英語読みとすればヴァルフペックでもいいのでは?

まあ、長いこと遊びに行けていないバンプシティーですが、
マスターはじめ皆さんに「何かいいのある?」と訊かれたら、これを紹介したいですね。
ホント今どき珍しいんじゃないかってくらいバンド感たっぷりの半vo半インストバンドで、すっごいミニマムなプロダクションなんですが、それゆえかえってグルーヴそのものを存分に楽しむことができる。そんなバンドです。

アルバムの構成は前半がゲストvoを招いての歌モノ、後半がインストという感じですが、日本盤ボートラには歌モノのインストver.も収められており、
これらのインスト曲がまた「メロディーなし、バックトラックのみ」という感じの作りのものが多いんですね。
これでレコード出せるんなら楽じゃ! という感想もあり得るとは思いますが、
この条件下で「グルーヴそのものを存分に」表現できるためには相当な実力が必要、というものでもあります。

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今日はウォーク前に歯医者に行ったりして、風呂に入ることができないので最近の中ではそんなに軽い方ではないんですが、
それでも73.2kg! お葬式→さくらんぼ業務と続いてまた2キロほど痩せちゃったのです。
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