■抗体陽性者、全員に免疫機能=新型コロナで国内初確認―厚労省
(時事通信社 - 07月14日 15:00)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=6157200
いつも読んでいる経済系メルマガより。
日本がアジアの中ではコロナ対策が下位レベルだと改めて納得。
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●西村康稔経済再生担当相は14日午前の記者会見で、東京都内を中心に新型コロナウイルスの新規感染者が増加していることから、バーやクラブなど接待を伴う飲食店のうち業界団体が示したガイドライン(指針)を順守しない店舗に対し、特措法第24条9項に基づく都道府県知事による休業要請などを実施すべき段階に来ているとの認識を明らかにした。
西村氏は接待を伴う飲食店には指針を順守するよう求めるほか、守らない店舗には休業要請も行う「段階に来ているとの認識を持っている」と語った。
ブルームバーグ 7月14日
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★上記の記事の中に3つの間違いがあることに、あなたはお気づきでしょうか。1つは大臣の肩書です。この話は経済再生担当相としてではなく新型コロナ対策担当大臣としてのものです。
残る2つは大臣の発言内容です。
「バーやクラブなど接待を伴う飲食店」とか、「夜の街」と名指しして非難する大臣や知事が多いのが昨今です。意図はともかく「接待を伴う飲食店」「夜の街」連呼は、結果的に感染者を急拡大させてしまいます。
現在、感染の恐れがある人や感染者は、病院に行くことや、感染確認されても自ら、隔離したり、周りの人に事実を伝えることを徹底的に隠そうとします。日常生活を変えようとはしません。
事実を伝えれば、非常識に夜の街で遊んで病気になった自業自得と見られ、軽蔑され仲間外れにされるますから。青森県で新規確認者が出ていませんが、これも同じ理由でしょう。
https://bit.ly/2CziGU8 https://bit.ly/2C85MNa
この結果、感染の疑いが強い人も、自分の社会的立場を守るために、医者にも行かず隔離もせずに感染を広めます。
「接待を伴う飲食店」「夜の街」連呼は、感染拡大を積極的に推進していることなのです。
また、業界団体が示したガイドラインは、これもまたお粗末なしろものです。現在のガイドラインは全て、エアロゾル感染対策がありません。
3月に中国の論文で「飲食店の冷房による空気循環で感染した」事例を示したものがでて、エアコンが室内にエアロゾルを広くまき散らすことが分かってきました。
欧州が感染終息に向かったのに米国が拡大傾向なのは、欧州では店外座席で飲食する人が多い一方、米国では密閉された店内でエアコンを利かせた空調で飲食する人が多いという違いもあります。
WHOはこの事実を否定し続け、ようやく先週エアロゾル感染を認めました。
しかし、日本のガイドラインはこうしたリスクに対して頬かむりのままです。ガイドラインそのものが機能するか疑わしいのに、それを変えないことも誤りなのです。
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