サプライズはいつだって突然に。昨今ブームのミニシリーズに、セガのアーケードゲームが殴り込み!
【アストロシティミニ】
●2020年12月発売予定
●12800円(税別)
【アストロシティミニコントロールパッド】
●2780円(税別)
昨年のメガドライブミニで「んー!」と唸らせ、こないだのゲームギアミクロで「ん?」と不信になり、今度はまさかの筐体指定での登場。単独可動するところから外付けパッド用意するまでまんまネオジオミニだけど、まさかセガがこれをやるとは! という衝撃。
発表タイトルは全36本中10本と、昨年のメガドラミニでさんざん盛り上がった段階式。現状だとしれっと初完全移植の「バーチャファイター」か、これまた初移植の「ダークエッジ」「ゴールデンアックス デスアダーの復讐」あたりでもう取れ高十分。ガワがアストロシティってだけで、システム基板は何でもアリ!?
セガのアーケード移植って原則「スペハリ」やら「アウトラン」とか、売れ線のメジャータイトルからじょじょに刻むイメージだったので、いつまでたってもマイナー寄りのタイトルの移植チャンスが回ってこない(PS2のセガエイジスで「トランキライザーガン」とかあったが、案の定続かなかった)印象だったが、3D復刻やらswitchセガエイジスと重ねてきて、ここにきて「ダークエッジ」でガツンと殴り込みですよ奥様。疑似3D格ゲーにして5ボタンゲー。このための6ボタン!
もっとも、ダークエッジの為だけに6ボタン仕様にしたのはさすがに贅沢すぎるので、他にも6ボタンゲーがあるんじゃないかと推理。全編アニメ絵だけどセンスがちょっと残念な「バーニングライバル」とか、ベルスクだったのに突如サムスピ化して唖然となった「ゴールデンアックス・ザ・デュエル」とか…。
ただネオジオミニもだったが、本体での直接操作はあくまでオマケ程度だと思うので、きちんと遊ぶなら別売りのパッドは必須かと。そしてネオジオミニがまずパッド争奪戦であったように、後から買い足す…のであれば最初からセット注文した方が吉か。
昨今のミニ系と比べるとさすがに値は張るが、今回もメガドラミニ同様に「貴重なタイトルがいっぱい遊べる」という点で食指がガッとわいたので、気が付けばAmazonをポチっとしていたとさ。ミニ系というと転売被害を身構えてしまうが、メガドラミニはなんだかんだで十分数を用意してくれてたし、ミクロも完売後にしれっと予約復活してたので、しばらくは様子見もアリか。
ともあれ、初報としてはなかなか幸先の良いハードだと思うので、今後も残りタイトルの発表とともに購入を検討されてみてはいかがだろうか。個人的には「DDクルー」とか「ソニックブーム」とか、こういう時でもないと移植されなさそうなタイトルをがっつり遊びたいと願うのであった。
●「アストロシティミニ」公式サイト
https://sega.jp/astrocitymini/
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