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2020年07月06日10:07

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大地2020

作・演出…三谷幸喜

出演…大泉洋、山本耕史、竜星涼、栗原英雄、藤井隆、濱田龍臣、小澤雄太
まりゑ、相島一之、浅野和之、辻萬長


さて。このコロナ禍、いかがお過ごしでしょうか。
アテクシは舞台、ミュージカル、落語…ありとあらゆる鑑賞の機会を奪われ、部屋のすみっこで体育座りをして(怒りと悲しさで)震えておりましたよ。

こんな外に行くのが大好きな?アテクシが緊急事態宣言〜しばらくまで。
家に閉じこもっていたとは。みんな口々に「家にいるの? YOUが!?」
と驚かれたし「電話が繋がるわ」と喜ばれたものです。
しかも緊急事態宣言が明けても、しばらくはおとなしくして。
(ミュージカルも舞台もやっないから)

一時期は意外と早く再開するだろうと思っていた落語なども軒並み中止。
もう心が折れる中、一度は取り上げられたチケットを片手に、舞台のためだけにしか行かない渋谷へ行ってきました。

渋谷パルコ。3日の観劇の前日。渋谷パルコでは従業員の方に陽性反応が出て、夕方に一斉休業、消毒が行われました。
正直、もう迷いに迷いましたが。

予備マスク。消毒液をもって。
まず足元の消毒。特殊なマットの上を歩き、検温。消毒。
パンフレットは買いましたがおつりはもらわない。
席もギリギリに入りました。
一席ずつ空いた座席。万が一にも席をしないように飴を含みました。
劇場内で水も販売しており、水とお茶に限り飲んでもいいみたいでした。
咳するくらいなら…ってことでしょう。

そうしていよいよ5か月ぶりに見る舞台「大地」
コロナ禍の中でとても考えさせられる一作でした。

印象に残ったのは浅野さんのパントマイム?
最初の銃で撃たれるやつ。すごいツボにハマッてしまい、あれだけ永遠に見ていられると思いました。すごい。

ところどころ、三谷さんらしいセリフや笑いがあり、とても楽しかったです。
ただ5か月という間にハードルが上がってしまったのか…。
大泉さんの後半の演技は「ドレッサー」にも似ていて、話の流れとしても少々がっかり。


マルティン・ルター
「たとえ明日世界が滅亡しようとも、今日私はリンゴの木を植える」

この格言がとても響きました。
この舞台のテーマといっもいいのではないでしょうか。
俳優にとってもそうですが、お客にとってもそうです。
私は舞台が落語があるなら、明日世界が終ろうとも見に行きたいと思います。

ちなみに。
毎年恒例の志の輔らくご「牡丹灯籠」は中止となりました。
アテクシを殺す気ですか?










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