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2020年07月06日01:33

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ファミコンのナムコ名作大集合!「ナムコット コレクション」を遊んだ!

 ファミコン時代のナムコブランド「ナムコット」アーケードゲームの移植に留まらず、ジャンルを問わず様々なゲームを精力的に発売しつづけた魅惑のラインナップが、1タイトル300円のワンコインでスイッチに登場!

 が、配信当日に違うタイトルが誤配信されるという大チョンボもあり、当時はそっちのスキャンダルばかり話題になってしまったが、ゲームそのものは安心と信頼のM2開発により、高い移植度と嬉しいオマケ要素でしっかりカバー。なにより価格の安さにつられてパッケージ版を購入した次第である。そんなナムコレをサクッとレビュー。


●ナムコット コレクション
ハード:ニンテンドーswitch
配信版:0円(ワギャンランド付き、追加タイトルは1つ300円)
パッケージ版:2400円(1弾DLC全部入り)

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パッケージ版を起動すると、まずは怒涛のゲームアンロック画面から。1弾コンテンツ全購入特典の「ファミコン版パックマンチャンピオンシップ」がお出迎え。本作の為だけに作られた完全新作である。

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メニュー画面はゲームの棚からソフトを選ぶ形式。購入したソフトが下の棚に次々と並び、一部の段にお気に入りのソフトだけピックアップしたり、オマケのオブジェを置く事もできる。

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ゲームカタログ。簡単なサムネ動画でどんなゲームなのか確認可能。とはいえ単価が単価だけに最終的には全部買っちゃうだろうな感。

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ゲーム解説は簡単なテキストのほか、説明書をスキャンしたものが閲覧可能。巻末の住所などは削除されているが、見た感じ原文に手はくわえられてない様子(余談だが、メガドライブミニは規制やメーカー事情のためか、説明書の修正が多かった)ページの折り目やホチキスの跡が微笑ましい。

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パッケージアートやソフトもバッチリ閲覧可能。架空のソフト「パックマンチャンピオンシップ」もわざわざそれっぽいものを用意。

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期待の「パックマンチャンピオンシップ」元ネタは360アーケードなどで配信されていたパックマン新作。制限時間内に次々と設置されるエサとフルーツを取り続けるスコアアタックゲーで、逃げの戦略はもちろんだが次々補充されるパワーエサでモンスターを攻め続ける事もできるアグレッシブなゲーム展開が熱い。

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知る人ぞ知るスプラッターハウスの裏技キャラテスト、そして「ゲーム内にない姫様の脱衣絵」1コンと2コンにリセットも混ぜたファミコン特有の高難易度のコマンドだが、ちゃんと仕様として残してくれていることに感謝。個人的にはこの脱ぐ直前のうつろな表情が最高。CERO:Bは伊達じゃない。



 ざっと仕様には触れてみたが現状は概ね満足。定番の画面比率変更、連射ボタン、画面説明のテキストOFF。さらにゲーム中の時間をちょっとだけ戻す「巻き戻し」機能のおかげで根気さえあればクリアは容易だ。良くも悪くもシビアで1プレイが重いレトロゲームを、最新機能でサクサク遊んでもバチは当たるまい。昔気質のプレイヤーは封印して遊べばOK!

 ソフトラインナップは今後も追加発表があるが、リリース順番や定番タイトルに縛られずにバラエティ豊かな選出なのは嬉しいところ。特に無料配信タイトルが「ワギャンランド」なのはかなり強い。マリオ的な横スクアクションにミニゲームボス戦を混ぜた今遊んでも斬新な傑作で、とりあえずDLってのは大アリ。

 ほかの1弾タイトルではキャラの可愛さとBGMが秀逸なパネルアクション「クインティ」や、ちょっと物足りない移植だが代わりにヒロイン大増量の「ドラゴンスピリット」あたりがオススメ。昔カセットだけで買ってよく分からず投げた「スターラスター」もマニュアルのおかげでトレーニングがクリアできたりと、今だからこそ面白さが再発見できるタイトルも多いだろう。

 また、第2弾の全購入特典として「ファミコン版ギャプラス」も発表済み。1弾と併せて次回の特典タイトル予想なんかもいちレトロゲーマーとしては外せないところ。傾向としては「IF移植モノ」の路線は堅いと思うので、個人的な予想をば。

【ファミコン版グロブダー】
渋めのチョイスだが、キャラ流用や簡素なグラフィックからイケるんじゃないかと。

【ファミコン版フォゾン】
オリジナリティーの高さ、記号的なグラフィックからこれもイケそう。

【ファミコン版スプラッターハウス】
倫理観はもちろんだが、多分デカキャラが難しくてコミカルアレンジになった「わんぱくグラフィティ」でなく、あえてハードの限界に挑むオリジナル版をぜひファミコンで。

【ファミコン版源平討魔伝】
これもボドゲじゃなくて当時かなわなかったアーケード版のアクションスタイルで…スプラッターハウス同様、できるかできないかはさておき夢見るリベンジ系移植ネタ。

【ファミコン版ミスタードリラー】
まさかのダウングレード移植。とはいえ初弾が「チャンピオンシップ」だった事もあり、最新ゲームのファミコン化は十分圏内か。

 メガドライブミニの「テトリス」「ダライアス」の前例のおかげで、今後こういうサプライズ移植はメーカーのハードル爆上げになるだろうけど、ユーザーとしてはワクワク感がおさえられないのであった。
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