mixiユーザー(id:8874161)
2020年07月02日10:50
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風の谷のナウシカ、春を告げる町、精神0
風の谷のナウシカ
劇場で再上映してました。特別料金1100円
テレビでは観たことあったけど、やはり大きなスクリーンで観ると迫力が違う
芸術的な背景の映像、空中戦なども凄かった
防毒マスクしないと肺がやられるなんて、新型コロナウイルスの拡がりのせいで、どこでもマスクが必要な現在の状況がふと頭をよぎりました。開発のために自然を破壊し犠牲にして来た人間の愚かさ。ナウシカは統治者として理想的な姫。清廉潔白、だけど親しみやすく優しくて。彼女が痛め付けられ傷つくシーンは辛かった。最後神話のように昇華するのも納得
感動しました
春を告げる町
東日本大震災の直後、余儀なく避難させられた福島原発から20�劼諒‥膰�双葉郡広野町の人々。インフラの復旧も進み、今は8割の人々が戻ってきている。復興をテーマに演劇を創る学生や、消防隊員の若い家族、赤ちゃんや子どもたち、農家を営む家族、復興のため祭を再開しようとする人々や反対する人々、などの今の暮らしを映したドキュメンタリー。仮設住宅の期限が終わって、かえって仮設住宅の方が便利でご近所との交流もあったと語るおばあちゃんたち。いまだに帰れない地域に残るかつての自宅。震災の記憶を伝えていくことの大切さ、復興とは何か、問われている気がしました。淡々と写し出される人々の表情や言葉が、かえって心に響きました
精神0
想田和弘監督の観察映画シリーズで『精神』に登場した精神科医の山本先生。突然の引退宣言を受けて最後の診察に訪れる患者さんとの診察室でのやり取りから始まり、妻の芳子さんと一緒に監督をもてなす様子、夫婦二人で行くお墓参りにも密着。耳が遠くなっている様子とか、動く度に息切れがして辛そうな様子とか、誰にも訪れる老いの現実をそのまま写し出していました。そんな先生が引退を決意し、患者さんの今後について一人一人と向き合って優しく語りかける場面は感動的。患者さんとの信頼関係、どれだけ重ねてきた歴史があったのか、しっかりと伝わりました。妻の芳子さんとの阿吽の呼吸も。認知症を患ってるらしい芳子さんを労りながらあれこれ作業する先生の姿もまた良かったです。芳子さんも終始ニコニコしていて、和やかで暖かい、だけど人生の終末に向かっていっている哀愁も漂って････。泣きそうになりました
良かったです。
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