18990121 NO4004 李�沛飴甍豺圓遼榾�へ帰住に関する件
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駐韓日本公使館記録 8巻 六. 李�沛梓愀現駑�•巨済島借入交渉一部 (35) 李�沛飴甍豺圓遼榾�へ帰住に関する件
文書題目 (35) 李�沛飴甍豺圓遼榾�ヘ帰住に関する件
文書番号 機密送第三号
発信日 明治三十二年一月二十一日 ( 1899年 01月 21日 )
発信者 外務大臣 子爵 青木周蔵
受信者 在韓 特命全権公使 加藤増雄
(35) 李�沛飴甍豺圓遼榾�へ帰住に関する件
機密送第三号
かねてイギリス滞在中の李�沛飴甍豺圓遼榾�へ帰住の件について、イギリス駐在・加藤公使から来電の趣旨は昨年十一月二十六日「電信第七十号」で申し進みましたので既に御承悉の事と存じますが、なお同公使より「別紙抜粋」の通り稟申がありましたので御承知頂くため同封いたします。
この「機密信」によると同氏は遠からず本邦へ来着することと存じます。しかしながら同氏滞在費に関しては、昨年中数度貴官より督促を加えられましたにも拘わらず、かつて本省（＊外務省）において一時立て替えた金額すら今もって償却の運びに至っていない始末なので、同氏の本邦帰着後なお従来の通り送金遅滞となるときは直ちに困難に陥るのは必然のことであり、さりとてこの上際限なく帝国政府より補助を与えますことは到底行われ難いことですので、同氏帰着の上果して本邦滞在を望み韓廷においても同様の希望でありますならば、既に再三申し進みました通り、帝国政府の繰替金を償却することはもちろん、今後は予め滞在費の金額を一定し、時機を失わず送金するよう致されたく、もち万一送金遅延に及んでそのために困難を来たしますようなことがありましたら、やむを得ず同氏を帰韓致させるほかありませんので、先に述べた趣旨で李載冕（イジェミョン ＊大院君の長男）などじっくり御協議なさり、もしまた李載冕などだけでは以上の協議が調ふことは難しいとの御見込みでありましたら、皇帝へ謁見の折、帝国政府が従来同氏一行のため保護を与えてきた顛末と将来に対する懸念などを詳細に奏上なさり、先に述べた事由をもってこの際何分の義確定されたい旨御懇請頂き、そしてその結果は早便御報告頂きたく存じます。 敬具
明治三十二年一月二十一日
外務大臣 子爵 青木周蔵印
在韓 特命全権公使 加藤増雄 殿
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