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2020年06月29日21:38

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小江戸巡回バスの新型電気ボンネットバス乗車&川越散策

川越の市内観光向け循環バスの「小江戸巡回バス」に新型の電気ボンネットバスが運行を開始したというので乗りに行ってきました。
このバスは、当初の予定では3月28日に行われる予定だった「小江戸川越春祭り」に合わせて運行開始予定だったそうですが、祭り自体の中止に加えてこのバスもしばらく運休になってしまい、6月19日の運行再開とともに新車も営業運転を開始しました。
行きは東武東上線で来た電車がTJライナーに使われる50090系だったのはいいのですが、側面のオレンジ色の帯がハゲて何だかみすぼらしい状態になっているのが残念でした。この編成は以前は川越特急のPRラッピングになっていたそうですが、剥がし方がまずかったのでしょうか?
いい加減早く直さないと、最近「バイキング」に出演した沿線選出の元議員の豊田真由子に「このハゲ〜!」と言わせることになると思います。
また、幸いにもすぐに再開しましたが、途中で踏切安全確認があって急停止してしまい足止めを食らってしまいました。今朝は山手線でも人身事故があったそうですが、他にも京急での信号故障で都営浅草線など広範囲で遅れが生じたなど、自然災害が起こった訳でもないのに多くの路線で同時多発的に遅れが生じていましたね。
数分で運転再開したので、川越には何とか無事に到着。
イーグルバスが運行する小江戸巡回バスの乗り場は川越駅西口にあり、発車時刻まで若干時間はありましたが、新型の電気バスが早めに到着して手前のほうで待機しているのを見ることができたのでその間に撮影。
フォト

そして、発車5分前くらいにはバス停に横付けされたため乗車しました。
ドアは前扉のみで、うっかり乗車時に払いそうになりましたが、この辺の他の路線バスと同じで後払い方式です。また、イーグルバスは路線バス事業では新規参入組で歴史の浅い会社ということもあり、同社の他の路線も含めて今までICカードが使えなかったのですが、3月からついに使えるようになったとのことです。
入口には1段ステップがありますが、車椅子リフトがついているので車椅子での乗車は可能です。但し、リフトが横に大きく張り出すため歩道が狭い停留所だとリフトを出せないこともあるそうです。
このバスは中国の「揚州亜星客車(ヤーシン/アジアスター)」というメーカーの電気バスで、同社製のバスは八王子にあるオノエンジニアリングという会社が輸入して「オノエンスター」という名称で販売していますが、もしかしたらこれの輸入を手掛けたのも同じ会社かもしれません。
また、ボンネットバスとして完成状態で輸入したのか日本で改造したのかは不明だし、詳しいスペックなども不明ですが、今までのマイクロバス(日産シビリアン)ベースのボンネットバスに比べると明らかに幅は広く、座席は横4列になっていました。
車内は前方にロングシートが片側4席ずつ、後方に2人掛け×2の前向きシートが3列12席あります。
そして、内装は壁などが木目調で落ち着いた雰囲気がいいし、照明もステンドグラス風になっているのが面白いです。
バスは私だけの貸切状態で川越駅を出発。レトロ調の外観に反して電気自動車だけに近未来的な走りで、ほとんど音もなくスムーズに発車。
乗る前に写真を撮っていたことから運転手にそういう趣味の者だというのがバレバレで、「電気バスの乗り心地はいかがですか?」とか色々話しかけられて恥ずかしかったですが、電気バスだけに走行音は静かだけどエンジン付きのバスに慣れている者だとまだちょっとこの操作に慣れないとか、バッテリーが本当に大丈夫か不安になることもあると、マニアックというか現場目線の話まで聞けたのがよかったです。
そして次の停留所の本川越駅前に到着。
誰も乗って来ないだろうと思ったら、ベンチでお茶を飲んでいた戸田恵梨香似の人がいる2人組が乗ってきて、一日券のことについて運転手に聞いていましたが、「初めて来たので分からない」と言っているのが聞こえただけに、ここは何度か歩いたことのある者が「私でよければ」と案内(以下略)
戸田恵梨香似の人が氷川神社の話をしていたので氷川神社まで乗ると思っていたのですが、結局は蔵の街で降りてしまい、その先の氷川神社まではまたしても私だけになりました(涙)。
郭町の交差点から氷川神社までの間は道が狭く、小型のバスでないと通れないというのが実感できました。
そして川越駅から20分ほどで氷川神社に到着。
中国製の車ということで、品質その他色々な面でどうしても変な先入観を持ってしまいがちですが、走行音が静かだったり内装の雰囲気などがよかっただけに意外と快適だったし、最近は中国のBYD製の電気バスが増えていて各地で導入されているのを見ると、日本の市場でも認められ始めているのかと思いますね。
ただ、細かいところを指摘すると、ロングシートと前向き座席の間の仕切り板は木目調で一見すると高級そうに見えるのですが、国産車だとゴム製のパッキンのようなもので囲われているところそれがなく、角がところどころ若干ささくれているのでもしかしたら危ないのではと思ったし、新車のうちはいいけど経年劣化すると木目調のシートが端から剥がれやすくなるのではという心配もありますね。
そして、今のところ輸入車の電気バスは大部分が中国製に頼っているし、日本でメーカー純正の電気バスはなく改造とか試作のみですが、業界のニーズに応えて輸入車ばかりだった連節バスにようやく日野といすゞが参入したように、そろそろ国産のメーカー純正の電気バスも登場してほしい気がします。

バスを降りた後は氷川神社に行きました。
神社周辺は紫陽花がきれいでしたね。
フォト

そして、川越氷川神社といえば良縁祈願で知られる場所ですが、「あい鯛みくじ」や「一年安鯛みくじ」という鯛を象ったおみくじがあるのが面白いです。
また、毎年7〜9月に縁結び風鈴の祭りが行われるため一応準備はしてありましたが、今年の開催は今のところ未定で情勢を見ながら開催の可否を決めるそうです。それ以外にも様々な祭りやイベントが中止に追い込まれており、7月14〜15日開催予定だった氷川神社内にある八坂神社の例大祭・巡幸祭も中止になってしまいました。
とにかく一日も早く安心して開催できる日が戻って来ることを待ちたいですね。
その後は市役所前を通って蔵の街方面に移動し、途中で東武バスの「小江戸名所めぐりバス」を見かけました。スカイツリーシャトルで使われているバスと同様の天窓付きのバスが走るなど、こちらのほうもボンネットバス同様に乗るだけでも楽しめるバスです。
そして蔵の街は一旦通過して、菓子屋横丁で駄菓子を色々買いました。
昔懐かしいものなど物凄く沢山の種類がありましたが、プリンスティックと苺大福は、ぜひともプリンと苺が○○な某所の篠田麻里子とMay J.を合わせたみたいな人か某劇団の篠田麻里子と玄理を合わせたみたいな人にお土産で買って帰りたかったです。
その後は新河岸川の高沢橋を渡り、工芸品の製造やカフェなどを手掛けるもっこ館に行ったのですが、残念ながら閉店中でした。
以前通ったときは店頭に、ここの店長だというおじさんの人形と大きなウサギの人形が外に出ていたのですが、営業していないので奥の方に引っ込めてありました。
今回は残念でしたが、今度来るときは同じ沿線に住んでいるうさ耳をつけてウサギの格好をするのが好きな横澤夏子みたいな人を連れてきて、ここにいる仲間のもとに置き去り(以下略&嘘)
その後は橋を渡って戻ったところにある六塚稲荷神社に寄ったところ、神社の入口よりさらに奥の方に廃墟があるのが見えました。
屋根は波打っているし壁も穴が開いているなど荒廃していますが、奥にある蔵なんかは窓の形から歴史ある建物だろうし、きちんと手入れしていれば何らかの使い道はあったのではと思えるだけに、何だか勿体無く感じます。
その後は蔵の街に戻って色々散策。
小江戸横丁の隣の龜屋元町店は、店の入口から数メートルだけですがトロッコ(横丁鉄道)のレールが残っていましたが、残念ながら店が開いていなく中までは見ることができませんでした。
横丁鉄道は道路から奥にある蔵まで重い荷物を移動するのに使ったトロッコで、昔ながらの奥行が長い商店で多用されていたそうで、川越だけでもいくつかこうやって残っているそうです。
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そして時の鐘を見てから食事にし、すぐそばにある近江屋長兵衛商店でおぼろ豆腐ご飯を食べました。
ご飯に豆腐のあんかけがかかったものと豚汁、さつま芋煮のセットで、一見すると物足りなそうに見えるのですが、豆腐だけでも満腹になるし、豚汁も具がてんこ盛りだったりでボリュームには文句ないし、豆腐のあんかけは見た感じシンプルながら豆腐自体の味を存分に楽しめるというのもいいですね。
そして鐘の音が聞こえてから気付いたのですがちょうど12時で、時の鐘が鳴らされる時間で、食べながらではあるけど間近で鐘の音を聞くこととなりました。
食後は時の鐘周辺を散策してから中央通りを駅方面に移動。
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そして、時の鐘入口の信号の近くでもう1軒の横丁鉄道を発見。
陶器などを売っている「陶舗やまわ」という店で、カフェも併設していてその名も「陶路子(トロッコ)」です。
表通りに面したレールは撤去されていますが、店内から裏口の蔵の前までのレールが残されていて、終点には雑巾干しの台にされてしまっていますがトロッコの車両も残っていました。
現役時代はこれに重い荷物を載せて表通りからここまで手押しで運んでいたのですね。
その後は隣の長喜院、雪塚稲荷神社を見てから表通りを南下。
この周辺の古い建物は和風建築が多い中、緑色の丸屋根が特徴的な数少ない洋風建築が見えてきて、これは埼玉りそな銀行の旧・川越支店です。
1918年(大正7年)築なので築100年を超える建物で、最近まで店舗業務も行なっていたそうですが、今は支店機能は別の場所に移転し片隅のATMコーナーだけが残されています。
国の登録有形文化財なので解体することはしないはずですが、今後も何らかの形で活用してほしいですね。
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そして近くに2階建ての古い和洋折衷の長屋風の建物が3棟並んでいて、一番奥にトルコ雑貨の店がありました。
1階の雑貨も見どころがあったほか、2階にはカラフルなトルコモザイクランプが沢山並んでいて、これがまた圧巻でした。
その後は大通り沿いでレトロなバスを発見と思ったら、昔のシトロエンのワンボックス「Hバン」が置かれたカフェでした。あくまで置物なので動かないと思いますが、小江戸巡回バスのボンネットバスとの並びを撮りたくなります。
また、苺関係のメニューが充実していただけに、今度苺が○○な某劇団の篠田麻里子と玄理を合わせたみたいな人と(以下略)
次いで蓮馨寺に立ち寄りました。以前にここで開催されている「かわごえ国際交流フェスタ」に行ったことがあり、毎年11月頃に開催されていますが、今年は無事開催できるのでしょうか?
その後は、蓮馨寺のすぐ隣にあるも一般住宅の敷地内にあるように見えて入ってはいけなそうな雰囲気があった本阿弥稲荷神社に寄りました。
本阿弥稲荷の名前は、かつてこの場所で「本阿弥陀仏」という名前の遊行の出家者が鉦を打ちながら念仏を唱えていたことに由来するそうで、この辺一帯も元々は蓮馨寺の境内だったそうです。
最後は駅前商店街のクレアモール内にある丸広百貨店に立ち寄りました。
丸広百貨店といえば全国で数少なくなった屋上遊園地があり、名物の小型観覧車などで親しまれていたのですが、残念ながら昨年に閉園となってしまい、今は屋上に立ち入ることはできません。
川越では例年だとこれからも祭りやイベントが盛り沢山なはずですが、今年はいつになったら安心して開催できるようになるのでしょうね。一日も早く安心して観光や祭りなどを楽しめる日が戻ることを祈るばかりです。

今回の日記、その他写真は、こちらにもアップしております。
(1)http://blog.livedoor.jp/silkroad_vx/archives/6348578.html
(2)http://blog.livedoor.jp/silkroad_vx/archives/6348735.html
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