2019年3月からスペインの排水サンプルで発見されたコロナウイルスゲノム、科学者が明らかに

ニュース 2020年6月27日
2019年3月からスペインの排水サンプルで発見されたコロナウイルスゲノム、
科学者が明らかに「バルセロナは中国人が頻繁に訪れる都市です。

スペインの科学者たちは、2019年3月にさかのぼる下水サンプル中のコロナウイルスの痕跡を発見し、現在のパンデミックを引き起こした新しいウイルスが、中国共同体党が以前に認めたよりもはるかに早く中国から出現したことを示唆している。
ロイターによると、バルセロナ大学は金曜日、科学者が2019年3月にバルセロナで収集された排水サンプルでCOVID-19ゲノムの一部を発見したことを明らかにしました。

COVID-19の流行がヨーロッパに到達した後、大学の科学者は、おそらく新しい流行を特定するために排水に関する研究を行い始めました。彼らはまた、2018年1月から2019年12月の間に収集された古い水サンプルをテストすることにしました。2019年3月のサンプルのみがCOVID-19の陽性をテストしました。

「SARS-CoV-2のレベルは低かったが、肯定的だった」と研究リーダーのアルバート・ボッシュはロイターが伝えた。

ニューヨーク・タイムズとのインタビューで、ボッシュは「バルセロナは中国人、観光、ビジネスで頻繁に訪れる都市なので、おそらくこれは他の場所でも起こったのだろう、そしておそらく同時に起こった」と説明した。

2019年3月から単一のサンプルで発見されたウイルスについて、ボッシュは「呼吸器ウイルスは通常、この時期にピークを迎える」ため理にかなっていると述べた。

スペイン公衆衛生衛生局協会のジョーン・ラモン・ビジャルビ博士はロイターに対し、この研究は「間違いなく興味深い、示唆的だ」と語った。

イタリアの科学者はまた、ウイルスがイタリア北部を世界的なCOVID-19ホットスポットに変える数ヶ月前に、下水に存在するCOVID-19遺伝物質を発見したと述べている。

中国は、2019年12月下旬にウイルスに気付いただけだと主張している。