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2020年06月26日21:54

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アメリカに頼らないと北朝鮮と中国に対抗することは出来ないが、アメリカ人も日本人を明らかに見下している



今のような極東の情勢で、北朝鮮と中国の軍事力に対抗するにはアメリカ政府と軍に頼るしかない。アメリカ軍に頼らずに日本だけで強い軍隊を持とうとすると、軍事費がとんでもないことになってしまう。そして、昭和20年までの軍国主義のような国になってしまう。だが、アメリカ人も明らかに日本人を見下しており、「第二次世界大戦で間違ったことをやっていた日本とドイツを打ち負かして、正しい民主主義と自由を与えたのはアメリカである。アメリカに負けたから、日本とドイツは今のような平和で金持ちの国になれたのだ」というふうに、勘違いをしているアメリカ人、それもアメリカ軍人と退役軍人(ベテラン)の中にそういう人がいるのである。

僕が過去に書いた日記から引用しよう。

2019年7月17日の日記。

2014年にフェイスブックを始めた時に、[World War2 Buffs](第二次世界大戦のファンの集まり)というグループで、元連合国側の人間と元枢軸国側の人間が英語で交流をしていた。参加していたのは圧倒的に元連合国側の人間が多く、元枢軸国側で参加していたのは僕以外では日本人は2人くらいで、ドイツ人が数人いたくらいだった。武装SSのリエナクトメントを主宰しているペーターとは、そのグループで交流をしている時に知り合ったのだった。日本人が少なかったというのは、やはり英語が出来る日本人が少なかったからだろう。

それで、2014年の年末に暇だったから僕とアメリカ人の白人たちが第二次世界大戦について「第二次世界大戦のファンの集まり」グループで情報交換をしていると、いつの間にかパドという強硬派のアメリカ人を中心にして僕に対して、「日本側の情報なんてどうでもいい。それよりもお前は第二次世界大戦中に日本が多くの戦争犯罪を犯したことについて、悪いと認めるんだな?」というようなことを書き込むアメリカ白人が、どんどんと増えてきた。「仮に俺が戦争犯罪を謝ると言ったところで何の意味があるんだ?何も変わらないじゃないか?」と僕は正論を言っていたんだが、アメリカ白人たちは「逃げている!お前は日本人なのに過去の日本の犯罪から逃げている!」と言って、どんどんと煽ってきた。

それで、そんなやり取りが何度か続いたのだが、僕の方も堪忍袋の緒が切れて、「うるさいな!俺のような1人の日本人が戦争犯罪を謝っても、何も変わらないと言ってるだろうが!」とキレた反応をすると、10人くらいのアメリカ白人が一斉に「ジャップが遂にキレやがった、面白い!元々、お前をキレさせるためにずっと日本の戦争犯罪を煽っていたのさ!少しは寿司でも食べて冷静になったらどうかね?」という書き込みをして、大喜びをしていた。

当然、僕はすぐにそのグループには近づかなくなったが、そのグループの管理人をしていたドイツ人のペーターから、「お前は『第二次世界大戦のファンの集まり』からは追放になったし、お前をいじめていたアメリ人も追放になった」という知らせがあった。さらに1か月ほど後にはペーターから、「『第二次世界大戦のファンの集まり』グループは解散になった。旧連合国の連中と旧枢軸国の連中がケンカばかりをしているから、とてもまとまりがつかなくなった」という知らせがあった。

それで、フェイスブックのような国際交流サイトだと、「第二次世界大戦グループ」という第二次世界大戦について世界の全ての人が仲良く交流することが建前になっているグループがあるが、実際はアメリカ白人ばかりが書き込みをしていて、日本人、ドイツ人などが書き込むことはあまりない。アメリカ白人というのは、「第二次世界大戦以後、東西冷戦にも勝ったし、世界を“解放”したのは俺たちだ!ナチを倒し、日本のを倒して、日本とドイツを含む世界中を“解放”したのはアメリカ白人だ」ということを、第二次世界大戦グループに書き込むことが大好きである。

アメリカ人でも黒人、先住民系のような人々は「第二次世界大戦で俺たちが世界を解放した」ということは全く書き込まず、白人だけがこういうことをネットに書き込んでいる。まあ、第二次世界大戦の時は黒人と先住民などはアメリカ国内では人間扱いをされていなかったから、当たり前のことだろうけど。


2019年8月24日の日記。

数か月ほど前に、ある日本生まれで自称「日本びいき」の退役アメリカ軍将校と交流をしていた。彼はアメリカ軍人の息子で、日本の基地で生まれて日本のプロ野球にも興味があった。

僕がフェイスブックのブログに記事を書いたがその内容は、「日本の城がいつ廃棄されたか」ということで、「明治維新の時に廃藩置県があって、その時に多くの日本の城は廃棄された」と書いた。

するとアメリカ軍将校は「日本のお城は地震、台風で壊れたんだろ?明治維新ではないはずだ」とコメントをした。僕は彼は日本の大工の力を過少評価しすぎだと思った。もし、日本のお城、神社仏閣が台風、地震で壊れるほど軟弱な設計の建物なら、お城だけでなくて法隆寺、清水寺なども何度も潰れているはずだからだ。だが、日本の大工はとても優秀なので地震、台風の脅威くらいは計算に入れていたはずなのである。

だから次に僕の方から、「多くの日本のお城は第二次世界大戦の時のB29の無差別爆撃で破壊された。日本の大工は優秀だから地震と台風の脅威は計算に入れていたが、流石にB29爆撃機の焼夷弾攻撃は計算に入れてなかった。だから、多くの日本のお城はB29の爆撃で破壊されたのだった」ということを書いた。これに対してはフェイスブックで僕が交流しているドイツ人、イタリア人、フィンランド人などの人から「怒り」「悲しい」などの反応があった。

すると退役アメリカ軍人の彼は、いわゆる「逆ギレ」状態でこうコメントを書いた。
「中国で犯罪を行っていた日本人とホロコーストをしていたドイツ人に、無差別爆撃に抗議をする権利はない。日本とドイツが破壊されたのは自業自得だ。それに、戦後にアメリカが日本と西ドイツを助けたから両国とも経済大国になれたのだ。アメリカを責めるのではなくてむしろ感謝するべきだ。日本人は『アメリカ軍に原爆を落とされた、各都市に無差別空襲を受けた』などと文句を言っているが、それくらいの損害で済んだのだからマシなのだ。もし、日本が中国共産党軍かソ連軍に負けていたら、今頃は中国かソ連の属国になっていただろう。だから、日本は俺たちアメリカ軍に負けてラッキーだったと思うべきだ」という「アメリカの正義」をコメントしてきた。当然、僕は彼をすぐに「友達」リストから外した。

やっぱり、アメリカ人と日本人の交流はここで限界になる。例えば、名古屋城を日本人がアメリカ人の友達と見て、「この城はB29の空襲前は木造の天守閣、櫓があったけど、名古屋大空襲で焼失したから、戦後はコンクリート製の天守閣と櫓を急造で建てたんだ。でも、コンクリート製の天守閣なので下の石垣が崩れつつあるから、今、木造で立て直す計画が進んでるんだ」と日本人が説明するとアメリカ人はどう思うだろうか?これは実際に名古屋城を木造で立て直す計画が進んでいる本当の事実だ。大垣城、広島城などの他のお城も同じように空襲と原爆で壊れた後に、戦後に木造で立て直す予算がなかったのでコンクリートで建て直した。


さらに説明を付け加えると、YOUTUBEにはMark Felton(マーク・フェルトン)というアメリカ人白人ユーチューバーがいて、アメリカ軍の歴史に関する100以上の動画を公開していて、76万人の特に多くの白人アメリカ人のフォロワーを獲得している。それだけのフォロワーがいるということは、年収1千万人以上は稼いでいるということだ。でも、100以上ある動画の中には日本軍、ドイツ軍などの枢軸側についても詳しい説明の動画まであるのに、やはり、アメリカ白人には受けないようなベトナム戦争、朝鮮戦争などでのアメリカ軍の失敗した作戦の動画は10くらいしかない。当然ながら、ベトナム戦争と朝鮮戦争での米兵の残虐行為の動画などはない。こんなのは完全に、アメリカ白人のマスターベーションである。下のリンクがそのサイト。(苦笑)

https://www.youtube.com/channel/UCfCKvREB11-fxyotS1ONgww/videos

アメリカでは「男たちのYAMATO」、「永遠のゼロ」などの日本製の戦争映画がヒットしたというが、それは第二次世界大戦というアメリカ軍が勝った戦争でいかに敵のジャップが苦労していたかを描いた映画だから、ヒットしたのは納得できる。同じ理由でドイツ制作の戦争映画「Uボート」、「ヒトラー最期の12日間」もヒットした。

一方でアメリカ人にとっては第二次世界大戦よりもベトナム戦争のあった60年代の方がケネディ大統領暗殺に始まり、キング牧師暗殺、弟のロバート・ケネディ上院議員暗殺、黒人の公民権運動など、アメリカの社会に大きな変化をもたらしたというのに、今ではこの時代を描いたハリウッド映画はほとんど作られていない。CG技術が満載のくだらないアクション映画ばかり作っている。戦争映画といえば、「地獄の黙示録」、「プラトーン」のようなベトナム戦争映画は作られずに、「フューリー」、「バンド・オブ・ブラザーズ」、「パシフィック」のような第二次世界大戦のアメリカ軍の勇敢な戦いぶりを描いた映画ばかり作っている。

これが、アメリカ白人の正体であり、ハリウッド映画でアメリカ白人の神経を逆なでするような過去のアメリカの失敗を描いた映画は見たくないから、今では作られなくなったのだろう。でも、たまに「ハート・ロッカー」のような、イラクでの対テロリストの戦いに苦労するアメリカ軍将校の映画も作られたりする。それでも、やはり、そういう映画は大ヒットはせずに、「フューリー」のようなデタラメな映画の方がヒットする。あるアメリカでのアンケートの結果だと、なんと、真珠湾攻撃を描いた映画では、アメリカ人の間では「トラ!トラ!トラ!」という史実を忠実に描いた名作よりも、「パールハーバー」という駄作の方が好きだという人がけっこういるらしい!!確かに、「トラ!トラ!トラ!」ではアメリカ軍人がちょっとバカみたいに描かれているから、アメリカではヒットしなかったらしいけど、まさか、「パールハーバー」の方が好きな人が多くいるとはとても信じられない!!(笑)

こういうアメリカ白人の正体を知ってしまうと、「アメリカの戦車、軍艦、軍用機の模型など絶対に作りたくない」とさえ思ってしまうような、そんな気持ちにもなる。(苦笑)「小学生から高校生の頃に、M4シャーマン、その他のアメリカ軍兵器と兵隊フィギュアの模型を作ったけど、もしそれを見たアメリカ白人が、『ジャップなら東條内閣から日本人を解放してくれたアメリカ軍の模型を作って、それに感謝するのが当たり前だ』などと言うかもしれない」
などと考えたら、
「二度とアメリカ軍の模型など作るか。ドイツ戦車が破壊されたアメリカ軍戦車の横を通り過ぎるジオラマしか作らないぞ」
などとも思えてしまう。


何だかとても長いまとまりのない日記になったけど、要するに北朝鮮と中国に対抗するにはアメリカ軍に頼るしかないけど、アメリカ人、特にアメリカ白人は「俺たちがお前ら日本人を軍国主義政府から解放したやったのだ」などと上から目線で見ている人がいるので、アメリカもそんなに日本が頼れる国ではないということだ。アメリカが共産主義の北朝鮮と中国の圧力から日本と韓国を守りたいのは、日本と韓国を失うと東アジアと西太平洋におけるアメリカの権益が大いに損なわれるからだろう。


写真左はマイケル・ムーアの書いた「バカでマヌケなアメリカ白人」という本。しかし、この本を共和党支持のアメリカ軍人の中には、「民主党支持のアメリカ人が書いたウソだらけの本」と言って嫌っている人がいるという。写真右は名作戦争映画の「トラ!トラ!トラ!」。しかし、この映画はアメリカ軍人の失敗を描いているので、アメリカの白人の間ではあまりヒットせず、「パールハーバー」の方が好きだというアメリカ白人までいるらしい。
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