射��(しゃちょう)英雄伝は香港の金 庸氏の1957年の小説で、過去に何回も映画化・ＴＶ化されているらしい（ほとんど日本未公開）。
「武侠小説」の一つで、舞台は南宋と金が張り合っていた、１３世紀初頭。 ジンギス・カンも主人公の恩人/主として登場します。
出だしのあらすじはウィキに記述がありますが、超簡単に云うと、まだオナカの子のうちに父親を殺された宋人の男の子が、蒙古で育てられ、ジンギス・カンの娘と婚約したのち、中原に戻って仇討ちをする、というお話。
彼は少々鈍いけれど、義にメチャ厚く誠実を画に描いたような好青年。
善人ばかりの好漢・多数に助けられて、次第に強くなっていきます。
また偶然出会った、女の子と恋に落ちるのですが、この女の子は少々ヤンキーだけど、素晴らしくアタマが良く、ある偏屈な達人の一人娘（当然母親は死亡済み）というリーズナブルな設定。
その主人公二人を2017年版では、ヤン・シューウェン(楊旭文)とリー・イートン(李一桐)が演じています。
婚約者がいる身で、様々な妨害を乗り越えて、この恋は成就するでしょうか？というのが最大の見どころです、たぶん。
感想は……主人公が少々マヌケという設定なので、見ていて歯がゆいのが難点。
脇役陣は皆んな魅力的で、スピン・オフ作品もいくつかあるらしい。 ただし、どこか抜けてます＾＾；
最大の問題は……「史実」はいじれない、ということかな……。
というわけで、小生の採点は70点、☆３つ半。
なお射�蟇冤催舛蓮◆崋梨蟷杏�作」の第１話で、第２話は「神��俠侶（邦題：神�蠏�俠）」、第３話は「倚天屠龍記」で、すべて映画・ＴＶ化が多数あります。
また金 庸の作品は徳間書店が版権を持っていて、全て邦訳があるそうです。
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