mixiユーザー(id:20967661)

2020年06月19日03:33

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多分、私はこの世から居なくなっていた。

恐らく、小学生低学年の頃だった。
母の妹さん、おばちゃんに連れられて田舎でも珍しいウルトラマンショーを見に行った。


田舎のスーパーの駐車場の片隅で、まだ始まったばかりの時に今で言うゲリラ雷雨が来た。


会場は野外で人々がパニックになり、蜘蛛の子を散らすよう、一斉に皆が走り出した。


数メートル先も見えない程の雨飛沫と轟音でおばちゃんは自分の子供だけ手を繋いで、恐らく車の方へさっさと行ってしまった。


はぐれた私は雨宿り出来そうな、下にやたらに空間があるトラックを見付けてそこへ潜り込んだ。


多分、2屯のアルミ箱車だったと思うが、車のエンジンをかけた音も聞こえない程の轟音の中…






外でけたたましい、大人の叫び声を聞いた。





見ず知らずの大人が助けてくれた。
多分、「子供が下に入った!エンジン切れ!」とでも言ってトラックが走り出すのを止めてくれたんだろう。


また死なないまでも、五体不満足にはなっていただろうね。



もうこの世に居なかったら、妻とも出会っていないし、子供とも逢えなかった。


あんなに夢中になったゲームすら知らずに…
あんなに楽しかった仲間達にも出会えなかった…




あれ、涙出てきたよヲイ(涙)





皆、自分の子供を他人に預ける時はその人と成りをよく見ようね。





不明3歳児保護の高3に感謝状
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=6125089
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