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2020年06月11日02:15

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小三治の落語「夜叉」

新型コロナの影響で自粛が続く中、柳家三之助師匠が3月末からほぼ毎晩、YouTubeライブを放送してくれています。

ライブと言っても、落語をやるワケじゃなくて、視聴者の皆さんが文字チャットに書き込む内容を読みながら、その場で雑談をしたり、天気予報したり、あるいは、チャットのお客さんを交えて、ゲームしたり、というライブなんです。

ゲームには、「田中ゲーム」「3×3ゲーム」「○○方言検定クイズ」など、他愛のないゲームをやって勝敗を決めるんですが、勝ったからと言って、何かをもらえるとかいうことは全く無くて、唯々みんなで遊ぶ、というのが主眼です。

で、このライブ、YouTubeで配信しているため、ライブが終了すると、画面の右の方にいくつも「おすすめ動画」が並んでるのです。まあ、終了しなくても出てますが。

そんな「おすすめ動画」をいくつか見てたら、柳家小三治の映像が有ったんです。
3時間18分もあるので、何席か連続なんだろうな、と聴き始めたのよ。
https://www.youtube.com/watch?v=0Wjj_NdwmSE

1席目、「縁(えん)」の話題から「縁結び」となったので「厩火事(うまやかじ)」かな?
と思ったら、当たり。

2席目、「山登り」⇒「お詣り」となったので、「大山詣り」かな?
と思ったら、当たり。

3席目、「世界の七不思議」から始まった。なんだろう? ずんずんと聴いて行っても、なんの落語か分からない。

むかし、中国に「セツ」というところに、堅物な男「ネイ」が居た。
その堅物男の家に、とびきり美人の女が居るんだ、しかも昼間だけ。という噂が広まってきて、それの真相を確かめようという町内の物好きで暇な奴が、偵察を始める。
というストーリーが始まる。

はなしの内容を頼りにして、あれこれググったところ、どうやら「夜叉」という噺らしいことまで分かった。

しかし、この「夜叉」という噺は、以下のようなことらしい。

http://rakugo-channel.tsuvasa.com/yasya-kosanji
昭和55年9月10日、NHKのスタジオで録音された音源です。なんとも意味深な下げ­になっていますが、その後、小三治師匠がこの噺を高座にかけた事は聞いてませんし、他­の噺家さんが取り上げたことも聞いておりません。

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